カメラマサムネ

スピッツ・草野マサムネさんの詞からみつけた花・夕焼け・風・人・ぬけ道 撮ってみました

心を灯しつづける

2010-04-19 22:32:50 | yuccooのつぶやき

「好き」という感情は、一筋縄ではいかない。

もっと知りたい。もっと触れていたい。。。もっともっとがいつの間にか加速する。

いつの間にか「好き」から得るエネルギーと苦しさとが同じくらいの量になっていたりする。
会えない不安、独占したい気持ち。。。



だから、何かを好きだと思った時にはちょっと距離を置く。

必要以上に苦しまなくて済むように。「好き」の甘くてわくわくするいい所取りをしたいから。



今回もそうなのかも。

「他の人は今頃ライヴに行ってるんだろな~」そう思うと居たたまれなくなっていた頃もあった。

あのライヴの、ライヴでしか味わえない楽しみを知っている分
それを今楽しんでいる人への羨望ったら半端じゃなかったね。「なんで今私はその場にいないの?!」って。


でも。なぜか。
今回のライヴはそうゆう感じが少ない。また会える、それが分かっているからかな?


思い出すと、こころをほっこり温めてくれる

行けたことの幸せを、しみじみとこころに刻み込んでいる


あ~ラクチン(笑)
「恋は夕暮れ」の歌詞のような恋は、もう、したくないんだなあ。



話し変わって。昨日遊んだ中学時代からの友だち(♀2名)に「キムヨナっぽい」と言われる
キムヨナーーーー
「妖艶なのに涼しい顔でピストル撃つ仕草とかしちゃう感じ」だそうで。なんだそりゃ(笑)

人と会うたびに自分の立ち位置が変わって面白いね
昨日の3人の中では「フォワード」そして「長女」のような存在みたい。
それは男子にどう思われようとモノともせず斬り込みそして斬り捨てていたからだね

「マサムネさんはSな女性が好きだ」というのは、今も健在な説なんでしょか?その辺が気になるな~


「忘れてもいいよ」

2010-04-19 16:01:52 | 本本本(★★★★☆~)
その日の前に 重松清著 ★★★★☆

短編集からなる。かすかにリンクしている・・・と思ったら、最後に素敵に素敵にリンク。

短編を、一日ひとつづつ読んだ。
日が経つごとに涙の量が増えて、泣けてしょうがなかった。こんなに泣いた本は久しぶり。
私はどうも妻を送る夫視点の題材に弱いらしい。

誰にも必ず「その日」は来る。
その日の前にどんなことができるかな。
その日が来るまでどんな生き方ができるかな。

なるべく心がけている事を、強く強く意識した。
明日死ぬかもしれない。そう思って今日を生きるんだ。精一杯!!こころをこめて。

主人公たちのリアルな心情の描写に心えぐられる想いをしながら、自分たちの未来にも想いを馳せる。
思わず感情移入してしまう。そんな誠実な強さが、ある。

ありがちな設定だけれど、重松清が描くと本物の感動を味わえる。
あらためてスゴイ作家さんだ!!!!

家族、友だち、その間に必ずやってくる別れの時に想像を巡らせてみたいひと。
失恋ではない要素で思いっきり泣きたい人。
愛のある家族の、温かなそしてギリギリの心の交流を垣間見たい人にオススメです。