Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

兄貴面萌え。

2007-04-09 00:53:20 | 日々
昨日はSMILE&舞台挨拶を観に、夜の川崎まで行ってきました。途中恵比寿を通過する際、電車の中から「ごめんよ、ユアソン・・・」とひそかにつぶやいたり、川崎駅の地下街を散策して、いちばんチッタに近いコインロッカーの位置を確認したりしつつ。

SMILEを上映するスクリーン(というかチネチッタ自体?)はステージ上に上がれる構造ではなかったため、舞台挨拶は最前列前のスペースを使って行われました。しかも、我々が出入りする入場口から普通に登場する加藤さん&マッキー監督。なんですかこの近さは、私は3列めの席でしたが、最前列だったらどうしていいかわからなくなるんじゃないかと思いました。

司会役の女性とお二方、という形式での舞台挨拶(というかトークショー?)は、約20分たっぷりと。笑いあり、ディープな話題ありのかなり濃い内容で、とても話の全部は覚えていないのですが。印象的だったのは、ひとりで10人のステージ上に乗り込む形となったマッキー監督を、加藤さんがいろんな形でサポートした、的な話。マッキー監督は、いちばん年の近い加藤さんに助けてもらい兄のように感じたと言い、加藤さんはかつて自分がスカパラに加入したときのいろんな体験があったからこそ、それをやれたと語る。その2人の空気が、なんとも言えずいい感じでした。普段は末っ子的立場の加藤さんしか観る機会がないだけに、すごく新鮮でしたし。

と言いつつも、「ナンバーワーン!」という自虐ネタを客席に向かってかましたり、ところどころにぬかりなく笑いを入れる面などは、やはり加藤ファンとして非常にツボでした。あと、落ち着きある低いトーンでしゃべる加藤さんの声はとても良いですね。映画館という音響の良い場所で、あの声を長時間にわたって聞けたというのは、すごくいい体験でした。

でもって映画のほうはというと。私は試写会で観て以来2度目の鑑賞となったのですが。最初に観たときには「なんでこんな編集?なんでいまこのシーン?」と首をかしげた場面のほとんどに関して「あああ!そういうことか!」と納得できたのには、我ながら驚きました。私の感じたことが、本当に監督やメンバーの真意と一致しているのかどうかはわからないけど、「ここは考えてほしいシーンなんだな」と意図がわかっただけでも、すごくすっきりしましたよ。

というわけで、SMILEをまだ観てないor1回観てあとはDVD化待ち、という方がいらっしゃったら、ぜひ2回以上観に行かれることをおススメします。1回観ただけじゃわからない、というのが果たして映画としてあるべき形なのかどうかはともかく、映画に込められたメッセージには、ぐんと歩み寄れるはず。それに、やっぱり10人ひとりひとりの細かな言動の面白さは、1回観ただけじゃとても拾いきれませんし(笑)。

私も間違いなくあと1回は観に行きます。さいアリで買った前売り券がまだそのまま残っているのです。次はお客の入りの悪そうな日に、いちばんど真ん中の見やすい席狙いで行ってみたいですわ。

コメント (2)
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