暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

こだわりのキッチングッズを今こそ使おう

2014年11月10日 19時10分55秒 | 片付け

 この家に引っ越してきて2年半がたちましたが、これまではいろいろな用事を片付けるのに忙しくていつも何かに追いかけられているような気がしていました。収納も取りあえず出しっ放しをなくして物の指定席を決めるだけで精一杯でしたが、やっと精神的に落ち着いて「今家にある物」をもっと使い勝手よく有効に使うために収納を見直すゆとりが産まれました。

これまでに自分の生活レベルから考えると少し高級な食器、高価なリネンのキッチンクロス、高機能鍋などを家計をやりくりしながらコツコツと買い集めてきました。それらこだわりのキッチングッズを使うのが勿体なくて、ただコレクションしているだけで満足していた感がありました。でも所詮道具なのだから使わないと意味がないし、徐々に残り少なくなっていく自分の人生を考えると、今使わなくてこの先いつ使うのだろうという気持ちになってきました。

まだ若かったころに憧れだったお菓子作り用の深いステンレスボールは、お金を貯めた後に入れ子になるように5個をセットにして買いましたが、その頃はもう滅多にケーキを焼く事もなくなりいつのまにか収納の奥の方に仕舞い込んでいました。ふとこの事を思い出して先日使い易い場所に収納し直しました。

口の広がりが少ないコンパクトなボールなので収納場所を圧迫しないのも有難く、「今家にある物は何でも使おう」の精神でどんどん使おうと思っています。反対にこれまで使っていた浅くて口が広い方は天袋に仕舞いましたが、これで何か困る事があるかどうか、しばらく様子を見る事にしました。ただ、これを収納していた大型シール容器だけは大き過ぎて天袋に入りませんでした。いくら30年以上前から使って来て充分に元が取れた物で最近はほとんど出番がないと言っても、必要なくなったらすぐに捨てるというのも抵抗があって何か他の使い道はないかと考えていました。

ところで私が他の何よりも恐れるG(ゴキ)は水や食品だけでなく紙で出来た物も好きらしいと聞いたので、物置にはいつまでも段ボールや古新聞などを置かないようにこまめに処分しています。でも、庭仕事の細々した道具や材料をまとめて仕舞うのに適当な容器がなくて仕方なく紙箱に入れていたのですが、これをGが寄り付かないプラ容器に変えれば安心です。それで台所に置けなくなったあのシール容器を料理用から庭仕事用に下す事に決め、外の物置の棚に置く事にしました。

おかげで台所からは大型の嵩張る容器が姿を消して新たにスペースが産まれ、気持ちもスッキリしました。これを契機に大事に仕舞い込んでいた様々なマイコレクションは仕舞い込まずに普段の暮らしの中で贅沢に丁寧に使って日々の生活をレベルアップしようと思っています。

そして使いながら自然に傷んでくる物と徐々にお別れして、少しずつ身軽になっていこうと思います。

 

 

 


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