始めにお断り アラスカへ初めて行った頃はバカチョンカメラを1台しか持っていなかった。当時のフィルムカメラは発色がまだ悪かった。スライドで撮った方が色彩も鮮やかだったのでほぼ交互に撮っていました。30年後位に気付いたのはスライドは殆どが色抜けしてしまい鑑賞に堪えなくなっていた。アラスカだけでなく登った山々や花の画像もスライド撮りのは全部アウト。であちこちで画像が無いところがあるがどうかご容赦ください。ペコリ。
8月11日7時起床。どうやら雨模様でうすら寒い。今日は12日からのアラスカ湾コロンビア大氷河目指してのクルージングのため南部の漁港バルディーズへ移動。途中アラスカでは比較的温暖だと言われるマタヌスカへ寄り、地上に流れているマタヌスカ氷河見学。ここで問題発生、一行の若者二人が側に行き氷河に上がるなとキツイ注意を無視して登り現地係員ともめました。
当時まだ日本では見られなかったトイレ付きの静かな大型バスで大原野をゆったりと走り、ワーシントン氷河、マタヌスカ渓谷、ゴールドラッシュ時代の名残があるレストイン、アラスカ山脈の雄大な眺めを観つつ夕刻霧の立ち込めるバルディーズ港の宿舎ワイアットハウスに到着。
8月12日は霧と小雨で視界不良の中コロンビア大氷河目指して出航。広大なアラスカ湾でも落ち口の幅が一番広いと言われるこのコロンビア氷河のある湾の狭い入口を入ると目の前に海に流れ落ちる氷河が。近寄り汽笛を大きく鳴らすとその音に反応して氷河が崩れ始め最後は大音響で雪崩落ちると船は大きく揺れ間一髪で逃れると言うパフォーマンスを見せてくれた。
最近はクルーズも増え温暖化で氷河が後退したとかで2回目の時このショーはありませんでした。クルーズ中は雨も小やみで小満足。ただアラスカ湾から仰ぎ見ることの出来ると言う5000m級のアラスカ山脈の雄姿を見ることが1回目も2回目も出来なかったのが心残りです。ウイッティア港からはポーテージ氷河まで短い間ですがアラスカ鉄道にバスごと乗車する経験をした。
ポーテージ氷河を見物しスキーリゾートのアリエスカに寄り後は一路アンカレッジ市内へ。ここで嬉しいお誘いが。マッキンリーへのフライトで同乗した美人の元CAさんが、夜はツアーから離れて港近くの釣り人相手のバーレストランでサーモンを食べに行きませんかと。願ってもない事なので即OK.CAさんはどこで調べたのかタクシーで1時間余走って小さな船着き場のバーに到着。
出て来たのはシンプルかつデカ盛りの一皿とビールだけ。この時それまでは切り身の塩鮭しか知らなかったジジ、生まれて初めてぶつ切りにされた鮭が丸いって知りました。この特大サケ一切れとデッカイジャガイモ1個にバターがタップリだけ。ビールはキンキンに冷えた薄いグラスに並々と注がれて下戸のジジもこんなに美味しいビールはハジメテで全部飲んでフラフラ真っ赤になりハズカシ。
バーは寡黙な夫婦二人だけでやっていてカウンターの数しか客を取らないとか。本当に初海外旅行でこんな貴重な経験が出来て元CAさんにただただ感謝。フライトでチップを惜しんだ旦那さんも今回は気にいったのかチップに苦情は出ませんでした。
この味が忘れられず以後カナダや北米、2度目のアラスカと何度も試しましたが、最初のデカくて丸いキングサーモンには2度とお目にかかることは叶わなかった。元CAさん、後日近くの路上でバッタリ。偶然のご近所さんでした。
バルディーズのパンフ
ワイアットハウス
霧と小雨のバルディーズ港
夏なので寒々しいアラスカ湾風景
コロンビア氷河が見えてきた
段々近づく
近くで見ればマサニ氷の壁
段々大きく近く
まさに崩落する氷河
帰途に見た風景
アザラシはノンビーリと
ポーテージ氷河
アリエスカの冬景色パンフより
12日夜はアンカレッジ宿泊 キャプテンクックホテルは2回目にも泊まった。
2回目の氷河クルーズ(2008年)
1回目より天気は良く少し雄大な山と氷河が観られた
ただ アラン写真館からは、
読者登録数の制限のため
登録を差し上げることが出来ません。
代わりに、アラン・グループkkk6345
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よろしくお願いします。
少し お時間ください。