13日、大相撲10日目中盤戦が終わって、横綱白鵬、大関照ノ富士が10勝目で三役陣が今一振るわない中このまま千秋楽に進みそうな気配。前頭琴の若が勝ち越して唯一2敗で追う展開に。TJ応援の隆の勝関は4連敗した後、5連勝し10日目は黒星で5分に落ち着いた。
壊れて急遽買ったレンジ。単機能だがボタンの組み合わせ次第でTJの必要には十分な機能であり満足。口コミで不満の出ていた騒音もないしむしろ静音設計ではないかと思う位静か。
13日は凡そ10か月ぶりの宝塚宙組の観劇。一番心配だったチケット代わりのQRコード事前取り出しも知人のサポートで無事出来て入場。やっぱり宝塚専用の大劇場で見るのはイイですね。
最初の『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』はミュージカル風、活劇風で推理劇とは思えなかった。作演出者の生田大和さんは新進気鋭と言う事ですがコナンドイルの原作も読んでないTJにはチト不可解な部分があり、何だかよく判らないうちに終わってアレレ?
イイと思ったのは19世紀末のロンドン風景を模した装置と衣装。それと群集劇風な動きとダンス。更にナマオケ復活の迫力。主演の真風涼帆さんのシャーロックは見た目イギリス紳士の名探偵にピッタリ。
新娘役トップの潤花(じゅん はな)さんはまだ若いのに謎めいた女の雰囲気がよく出ていたと思う。2番手男役芹香斗亜さんはシャーロックと対極の黒い役でがっちり真風さんと対峙し風格が出て来たね。
宙組は2019年11月以来の観劇なので随分出演者が変わり桜木みなと、和希そらさんが主要な役を固め、注目していた飛龍つかささんが大分目立ってきた。何しろ175㎝台がワンさといて壮観でした。
例年なら4月に初舞台生が出演するのだがコロナのせいで今年は7月。その初舞台生を含む総員100名近くが出る、野口幸作さん作演出のショー『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』は圧巻の出来。
矢張り大きな舞台には大人数で大仕掛けな装置がふさわしい。宝塚の歴史を飾ってきたシャンソンが全編に流れ、それに有名なシャンソンもアレンジされてあっと言う間に60分が過ぎた。しっとり聞かせる場面があればなおグー。
テーマは甘ーいスイーツ。色遣いも夫々に甘く美しい衣装に装置。それに客席ではマスク越しのお喋りも厳禁の劇場アナウンスなのに演出は手拍子、マカロン風のペンライト振りかざしOK。
圧巻は男役の芹香斗亜さんがデカいワッカドレス姿のマリーアントワネットでフェルゼン役の真風さんと絡み、最後がおみ足まで出してのサービス。初舞台生のラインダンスも秀逸、溌剌であっと言う間にフィナーレ。
以下公式HP参照
ポスターです
Musical 『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~ 作・演出/生田 大和
稀代の名探偵、シャーロック。その宿敵となるジェームズ・モリアーティ教授。ただ一人、シャーロックの心を動かした「あの女」、アイリーン・アドラー「罪を追う者」。 「罪に生きる者」。 そして、「罪を背負う者」・・・
「罪」によって分かち難く結ばれた三人のキャラクターの描き出す幾何学模様(トライアングル・インフェルノ)!「人」とは? 「罪」とは? そして「愛」とは?
霧と煙に包まれた都・ロンドンを舞台に、数多の難事件を解決してきた名探偵の挑む冒険活劇。なお、この公演は、新トップコンビ、真風涼帆・潤花の大劇場お披露目公演となります。
シャーロックホームズ 真風涼帆さん
ジェームズ・モリアーティ教授。 芹香斗亜さん
アイリーン・アドラー 潤 花さん
「罪を追う者」。「罪に生きる者」。 そして「罪を背負う者」
タカラヅカ・スペクタキュラー 『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
作・演出/野口 幸作
いつの世も人々を魅了する“スウィーツ”をテーマにした、絢爛華麗なパリ・レヴュー。
真夜中のパリの街で道に迷いお腹をすかせた美少女ラ・フルールが古びたパティスリー(洋菓子店)に足を踏み入れると、甘い香りと共に美男子パティシエ、ル・ヴォンが登場。
真風涼帆と潤花の新トップコンビを中心とした宙組がお届けする、スウィーツのように甘美な夢のひと時をお楽しみください。なお、この作品の宝塚大劇場公演において、第107期生が初舞台を踏みます。



