新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

悔しい銀メダル、嬉しい銅メダル

2021年08月07日 | 日記
東京オリンピックを観ていて思いますが、金メダルを獲得は全ての選手が嬉しいと思います。
しかし銀メダルや銅メダルは悲喜こもごもに感じます。
嬉しい銅メダルもあれば、銅メダルより上位の銀メダルは競技によっては悔しいことも多いです。特にトーナメント戦で勝ち上がる競技(柔道・レスリング・空手形・野球など)での銀メダルは、最後の試合である決勝戦で負けることになるので悔しいケースが多いです。
逆に審判員が点数を付ける競技(体操・スケボー・アーティスティックスイミングなど)は、(もちろん選手によって違いますが)笑顔の銀メダルのケースが見られますね。
女子スポーツクライミングの野中・野口両選手の銀メダル・銅メダルは嬉しそうに見えました。


前日の当ブログでは女子スケートボードの記事を書きましたが、同日に行なわれていた女子バスケットボールの準々決勝も観ていて感動しました。
日本は193㎝のエース・渡嘉敷来夢選手が右膝じん帯断裂で東京オリンピックには出場していません。「ちょっと厳しいなぁ」と思いながら、女子バスケットボールの準々決勝を観戦していました。日本の世界ランクは10位で、対戦相手のベルギーは8位で格上の上に、選手の平均身長差も大差です。

後半途中から観戦したのですが、後半4Qの途中で10点くらいビハインドでした。「これは負けるだろうな」と思って観ていたら、日本の得意技である3ポイントシュートをポンポンと決めて、ディフェンスもリバウンドを拾って耐えていると、残り1分位で4~5点差位に迫りました。
そして一進一退の展開が続きながらじりじりと点差を詰めて、2点ビハインドで残り16秒を切った時に、放った3ポイントシュートを見事に決めて逆転。そのまま1点差を守り抜いて逃げ切りました。
これは興奮しました。

「エース・渡嘉敷来夢選手が不在」、「相手は格上で身長差も大きい」、「最終4Qで10点くらい負けている」、「日本の女子バスケットボール史で準々決勝戦で勝ったことがない」などを考えると負けそうな要素が一杯で、素人目には「負けるだろうな」と思って観ていたので、それを大逆転したのは凄かったです。

日本経済新聞より。


その勢いもあってか、8月6日(金)の準決勝でのフランス戦。フランスも格上の世界ランク6位で身長差も大きいのですが、一時25点以上の差をつけて快勝。初の決勝進出です。
ちなみにプロ野球・楽天イーグルスのオコエ瑠偉選手に妹が日本代表選手で出場しています。兄妹ともに身体能力が高いです。
個人的には町田瑠唯選手が可愛いと思っています。身長162㎝とバスケットボール選手としてはかなり小柄ですが、3ポイントシュートもしっかりと決めるし視野が広くてアシストも多く、テクニシャンで運動量が大きい選手です。町田選手が一押しですが、どの選手も頑張って決勝戦を勝って欲しいです。


8日の決勝の相手は、世界ランク1位で超強豪のアメリカです。
決勝戦で仮に負けても、日本女子バスケットボール界としては歴史的快挙だと思いますが、選手や監督などスタッフはそう思っていないでしょう。やはり決勝戦で負けて嬉しい銀メダルはありませんよね。身長差を埋める日本得意の3ポイントシュートをガンガン決めて、強豪・アメリカに一泡吹かせて欲しいです。
コメント
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