緑と美味しいものと笑顔があれば…☆

旦那サマ(プー)との山登り、お菓子作りを楽しみつつ、毎日を丁寧に暮らしていきたいな♪

2008_0822 富士山 頂上&下山編

2008-08-31 23:30:34 | 山-富士・御坂

午前2時、浅い眠りから覚め

支度を始めました

 

スキー用の防止、手袋などを身につけて

外にでてみると

寝る前と変わらない雲海

楽しみにしていた星空も見えず、

ご来光への期待もしぼんでしまいました

ただ気温はそれほど低くなく

着こんでいれば寒くない

 

ご来光は見えなくても、ここまで来たのだから

ピークを踏みたい

山頂を散策できるだけでもと思い

ゆっくり登り始めました

 

歩き始めの頃は、天気もおだやかで

少し登っては休憩を繰り返し

順調でした

下界の夜景が見えたり、下から登ってくる人たちの

ヘッドライトが蛍みたいにみえて

それなりに楽しめました

 

しかーし、だんだん高度をあげるにつれ

風が強くなり、休憩のとき止まると寒いっ

 

風は強い、寒い、あたりは真っ暗、、、

だんだん心細い心境になりました

下ってくる方がいたので

「下りるのですか?」と尋ねると

「山頂は寒いよー」との答え

 

でもでも、山頂に着いて

陽が昇れば、明るくなって、あたたかくなって、、、

山頂散策できるのでは、、、という

かすかな望みだけで

登っていました

 

ようやく山頂へ、、、でもやはり

真っ暗で、風は冷たく、私は

「寒いっ寒いっ

「手も足も、指先の感覚がないよー

と早く暖をとりたくて落ち着かず

 

とりあえずご来光まで30分ほど

何かの小屋(暗くて正体分からず)の壁面でできるだけ風をしのいで

待つことにしました

 

ここで、お楽しみがひとつ

バーナーでお湯をわかして

あたたかい物を飲むことにしていたのです

選ぶ楽しみがあったほうがいいなと

味噌汁、コーンポタージュ、抹茶ミルク

ココア、カフェオレなどなど

色々持ってきていました

でも、3人とも味噌汁を選択

やっぱり日本人やなぁ

体力を奪われそうな状況の中で

味噌汁の塩気がいい感じで美味しかった

 

ようやくご来光の時刻まで待ち終わり

もう少し登って、ご来光が見えるかもしれない場所まで

移動しました

しかーし天候・眺望ともに変わらず

むしろ風は強くなり、時々アラレも降ってきました

山頂を散策したかったけれど

この状況でこれ以上行動するのは危険

頭痛や体力消耗など何かあってからでは遅く

しかもここは高度3700mの何があってもおかしくない自然界なんだと思い

そのまま下山することにしました

 

とりあえず御殿場口の前で記念撮影

また絶対来るからね

 

下山し始めて、少し高度が下がるだけで

風も気温も身体にやさしくなり

やっぱり日本一の高さを

甘くみてはいけないのねっと痛感

 

小屋に戻り、朝食をいただきまーす

あたたかい味噌汁が身体にしみる

さて、頑張って下りましょ

登ってくる人と下りる人が同じ道なので

すれ違い待ちや渋滞がありました

それでも、サクサクと2時間ほどで降りて

お疲れ様でした

 

ご来光も、山頂も残念だったけれど

登りのあの青空を見れただけでも

良かったね

またリベンジしようぜいということで

温泉にはいって、帰ってきました

 

こちらは、その温泉の源泉でゆでたという

ゆで卵

温泉につかっていると、館内放送で

「源泉でゆでたゆで卵ができあがりました

おひとつ40円です」などと聞こえてきます

気になる

食べてみると、本当に美味しい

この温泉も次回、是非来よう