「パケット」とは日本語にすると「小包」になります。インターネットを流れる情報には、文字データ、画像情データなど、様々なデータがありますが、これらのデータを、そのまま送るのではなく、小さく分割して送ります。
このとき小さく分割された一つ一つを「パケット」と呼び、それぞれの「パケット」には、ちょうど小包のように宛先が付いています。携帯で良く聞く「パケット料金」のパケットも、この意味です。
■パケット通信
データを小さな単位の「パケット」に分割して送受信する通信方式は、「パケット通信」と呼ばれます。パケット通信とは、小包(packet)を配送する仕組みに似ている通信モデルです。
ネットワークに送るデータを、パケットと呼ぶ小さなデータに分割し、それぞれのパケットに宛先を付けてネットワーク上に送り出します。
パケットは、宛先との間にあるコンピュータからコンピュータへと順に送られ、最終的な目的地まで届けられ、受け取ったコンピュータで、パケットを集めて、元のデータを復元します。
■携帯の料金と通信方式
携帯料金は大きく分けると、通話料金とデータ通信料金とに分けて考えられます。データ通信料金はメール、インターネットなどの通信にかかる料金です。なお、携帯でのデータ通信は”パケット通信”です。なお、課金の方法はいかになっています。
通話料金 ・・・使う時間によって課金される
データ通信料金・・・送受信されたデータ量(パケット数)で課金
(注)データ通信料金=”パケット料金”
通常の音声通話は、電話をかけた時には空きの通信回線を探し、その回線を占有して使います。そのため、「音声通話は通話時間」で料金が決まります。
しかし、メール、インターネットなどのデータ通信は、パケット通信で、データを小さく分割し、複数の人が一つの回線を利用します。そのため、「データ通信は、通話時間ではなく、やり取りしたデータ量」、つまり、送られたパケットの個数に応じた料金がかかります。
なお文字情報はデータ量は少ないですが、音楽、画像関係はデータ量が多く、その分パケット料金も高くなるので注意が必要です。
■
■ 携帯電話のパケット通信料金の高額利用の防止策(総務省(報道資料))
■
総務省が、パケット通信料金が高額となる原因をあげ、思いがけず高額な請求を受けることにならないよう、注意を呼びかけています。なかなか良く纏まった内容なので、パケット通信料金に不安な方、関心のある方は、ぜひ参照下さい。
参考情報:2008.5.30
携帯電話のパケット通信料金の高額利用の防止策(総務省(報道資料))
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080530_16.html
なお、この総務省の内容から、「パケット通信料金が思いがけず高額となる理由」のところを、少し説明を加え、以下に紹介します。
■ パケット通信料金が思いがけず高額となる理由について
(1) データ量が大きいサービスの利用や、パソコンのホームページの閲覧
インターネット利用等のパケット通信サービスには、通信時間単位ではなく、情報量(パケットの数)で課金。データ量が大きい音楽や動画、ゲームソフト等をダウンロードしたり、パソコン向けのホームページを閲覧した場合には、パケット通信量が多くなり、パケット通信料金が思いがけず高額になる可能性がある。
(2) パケット通信料金の定額制の対象外となるインターネット接続などの利用
パケット通信料金を定額制にしていても、パソコン等に携帯電話端末を接続してインターネット接続を行う場合、また海外で利用する場合などパケット通信料金については、定額制の対象外となるものがあります。
(3) 通信速度が速いサービス・端末の利用
携帯電話端末の高度化によって、より高速な通信が可能となっています。このことより、一定時間に多くのデータをやり取りすることが可能になり、思いがけず高額になるので注意が必要です。時間当たりのパケット通信量は多くなり、短時間の利用でもパケット通信料金が高額となります。
このとき小さく分割された一つ一つを「パケット」と呼び、それぞれの「パケット」には、ちょうど小包のように宛先が付いています。携帯で良く聞く「パケット料金」のパケットも、この意味です。
■パケット通信
データを小さな単位の「パケット」に分割して送受信する通信方式は、「パケット通信」と呼ばれます。パケット通信とは、小包(packet)を配送する仕組みに似ている通信モデルです。
ネットワークに送るデータを、パケットと呼ぶ小さなデータに分割し、それぞれのパケットに宛先を付けてネットワーク上に送り出します。
パケットは、宛先との間にあるコンピュータからコンピュータへと順に送られ、最終的な目的地まで届けられ、受け取ったコンピュータで、パケットを集めて、元のデータを復元します。
■携帯の料金と通信方式
携帯料金は大きく分けると、通話料金とデータ通信料金とに分けて考えられます。データ通信料金はメール、インターネットなどの通信にかかる料金です。なお、携帯でのデータ通信は”パケット通信”です。なお、課金の方法はいかになっています。
通話料金 ・・・使う時間によって課金される
データ通信料金・・・送受信されたデータ量(パケット数)で課金
(注)データ通信料金=”パケット料金”
通常の音声通話は、電話をかけた時には空きの通信回線を探し、その回線を占有して使います。そのため、「音声通話は通話時間」で料金が決まります。
しかし、メール、インターネットなどのデータ通信は、パケット通信で、データを小さく分割し、複数の人が一つの回線を利用します。そのため、「データ通信は、通話時間ではなく、やり取りしたデータ量」、つまり、送られたパケットの個数に応じた料金がかかります。
なお文字情報はデータ量は少ないですが、音楽、画像関係はデータ量が多く、その分パケット料金も高くなるので注意が必要です。
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■ 携帯電話のパケット通信料金の高額利用の防止策(総務省(報道資料))
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総務省が、パケット通信料金が高額となる原因をあげ、思いがけず高額な請求を受けることにならないよう、注意を呼びかけています。なかなか良く纏まった内容なので、パケット通信料金に不安な方、関心のある方は、ぜひ参照下さい。
参考情報:2008.5.30
携帯電話のパケット通信料金の高額利用の防止策(総務省(報道資料))
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080530_16.html
なお、この総務省の内容から、「パケット通信料金が思いがけず高額となる理由」のところを、少し説明を加え、以下に紹介します。
■ パケット通信料金が思いがけず高額となる理由について
(1) データ量が大きいサービスの利用や、パソコンのホームページの閲覧
インターネット利用等のパケット通信サービスには、通信時間単位ではなく、情報量(パケットの数)で課金。データ量が大きい音楽や動画、ゲームソフト等をダウンロードしたり、パソコン向けのホームページを閲覧した場合には、パケット通信量が多くなり、パケット通信料金が思いがけず高額になる可能性がある。
(2) パケット通信料金の定額制の対象外となるインターネット接続などの利用
パケット通信料金を定額制にしていても、パソコン等に携帯電話端末を接続してインターネット接続を行う場合、また海外で利用する場合などパケット通信料金については、定額制の対象外となるものがあります。
(3) 通信速度が速いサービス・端末の利用
携帯電話端末の高度化によって、より高速な通信が可能となっています。このことより、一定時間に多くのデータをやり取りすることが可能になり、思いがけず高額になるので注意が必要です。時間当たりのパケット通信量は多くなり、短時間の利用でもパケット通信料金が高額となります。