インターネットのデータのやり取りをする速さは、通信速度で表されます。通信の速さは、水道管の大きさだと思えば良いです。水道管が太ければ、たくさんの水を流せるように、通信速度が速ければ、多くのデータを速く伝送できます。
なお、通信速度は、一秒間にどのくらいの量のデータを回線などが伝えることができるのかを示した数値です。単位としては、基本は「bps」で、多くの場合「Mbps」が使われます。
bps=bit per second ・・・・1秒間に伝送されるビット数
Mbps(megabit per second)は、100万bps(=1000kbps)で、1秒間に100万(=10の6乗)ビットのデータを送れることを表します。
文字を通信する場合、どの程度、一秒間に送れるか考えてみます。1ビット(1 bit)とは、コンピュータのデータの最小単位で、英数字は8ビットで表現され、これを1バイト(8ビット)と呼びます。日本語は文字数が多いので、ひとつの文字を2バイトで表現します。
1Mbpsという速度は、以下の速さになり、何と、一秒間に数万文字と言う情報を送信することができます。
1Mbps
= 1秒間に、約12万文字の英文字を送信する速度
= 1秒間に、約6万文字の日本語を送信する速度
なお、ADSLのように、伝送速度は上り、下り、で表されることがあります。
上り・・・自分のパソコンからインターネットへの方向
下り・・・インターネットから自分のパソコンへの方向
という意味であり、通常は、インターネットから自分のパソコンへの方向、つまり下りのデータ量が圧倒的に多いので、下りのデータ速度が速いのが普通です。
このことを娘たちに話したら、論理派の次女が、
「(次女)難しいことは分からないけど、インターネットのホームページで動画や映画をスムーズにみようとしたら、通信速度が大きいほうがいいんだね。その通信速度の速さの単位がMbps」
と納得した様子。感性派の長女はパソコンをさわりながら、
「(長女)でも、この前、通信速度を上げたのに、私のパソコンでホームページを見るスピードはそれほど速くならなかったけど、それは何故?、」
「(私)通信速度はパソコンにデータが来るときの速さを速くしただけで、パソコンの処理が遅いと、ホームページを表示するスピードはそれほど変わらないよ」
「(次女)なるほど、通信速度も大事だけど、パソコンの処理も速くないといけないんだね」
■ブロードバンド
ブロードバンドは直訳すると「広帯域」を意味しますが、一般的には「インターネットの高速通信」という意味で用いられています。もともとはデータ転送に使う周波数帯域の幅が広いことを意味します。
では、どの程度の速度がブロードバンドかというと、明確な定義はありませんが、光ファイバー(FTTH)やADSL、ケーブルテレビ(CATV)などのサービスのことを、一般的にはブロードバンドと呼んでいます。
(注)回線速度で512Kbps以上がブロードバンドと言う場合もあります。
ブロードバンドの接続方式として、現状は下記の3つがあります。
(1) 光ファイバー(FTTH)
ブロードバンドの本命の方式。光ファイバーは透明な繊維(ファイバー)を使って光で信号を送る。従来の電話線に比べて、大量の信号を高速で送ることができます。下り上りともに100Mbpsの高速通信が可能です。
(2) ADSL(非対称デジタル加入者伝送方式)
ADSLとは、従来のアナログ電話回線を利用してインターネットに接続する方式。速度は下り1~50Mbps、上り1~5Mbpsの速度です。既存の電話回線を使えるので、コストが非常に安いというメリットがある反面、電話局からの距離が離れると通信速度が落ちるというデメリットがあります。
(3) CATV(ケーブルテレビ)
CATV回線を通じてインターネットに接続する方式。通信速度、接続料金などのサービス内容は、各地のケーブルテレビ会社により様々です。
そういえば、我が家は、ADSL 10Mなんですが、最近、光ファイバーの申し込みの案内が二社からきたそうです。それを聞いた論理派の次女と、感性派の長女が話してました。
「(次女)光ファイバーに変えたら、10Mから100Mに速くなるんでしょう。そうなると、10倍速くなるよね、そしたら、映画とか音楽のビデオとか、良く見えるようになるよね」
「(長女)映画だったら映画館のほうが面白いし、音楽でもDVDを見たほうが迫力があるよ。わざわざ、インターネットで見なくてもね~」
我が家も、そろそろADSLから光ファイバーに変えようと思うのですが、もうしばらくはADSLで我慢しようと思います。
《補足》「ギャランティ型」、「ベストエフォート型」
「ギャランティ型」とは、英語の「保証」を表わす「Guaranty」を意味。ギャランティ型の通信は、通信速度や、サービスの品質(QoS)が保証されるものを言います。
「ベストエフォート型」は品質非保証型サービスとも言います。最大限の通信速度としては数値が決められているがレートが保証されるわけではないというタイプのサービスです。
なお、通信速度は、一秒間にどのくらいの量のデータを回線などが伝えることができるのかを示した数値です。単位としては、基本は「bps」で、多くの場合「Mbps」が使われます。
bps=bit per second ・・・・1秒間に伝送されるビット数
Mbps(megabit per second)は、100万bps(=1000kbps)で、1秒間に100万(=10の6乗)ビットのデータを送れることを表します。
文字を通信する場合、どの程度、一秒間に送れるか考えてみます。1ビット(1 bit)とは、コンピュータのデータの最小単位で、英数字は8ビットで表現され、これを1バイト(8ビット)と呼びます。日本語は文字数が多いので、ひとつの文字を2バイトで表現します。
1Mbpsという速度は、以下の速さになり、何と、一秒間に数万文字と言う情報を送信することができます。
1Mbps
= 1秒間に、約12万文字の英文字を送信する速度
= 1秒間に、約6万文字の日本語を送信する速度
なお、ADSLのように、伝送速度は上り、下り、で表されることがあります。
上り・・・自分のパソコンからインターネットへの方向
下り・・・インターネットから自分のパソコンへの方向
という意味であり、通常は、インターネットから自分のパソコンへの方向、つまり下りのデータ量が圧倒的に多いので、下りのデータ速度が速いのが普通です。
このことを娘たちに話したら、論理派の次女が、
「(次女)難しいことは分からないけど、インターネットのホームページで動画や映画をスムーズにみようとしたら、通信速度が大きいほうがいいんだね。その通信速度の速さの単位がMbps」
と納得した様子。感性派の長女はパソコンをさわりながら、
「(長女)でも、この前、通信速度を上げたのに、私のパソコンでホームページを見るスピードはそれほど速くならなかったけど、それは何故?、」
「(私)通信速度はパソコンにデータが来るときの速さを速くしただけで、パソコンの処理が遅いと、ホームページを表示するスピードはそれほど変わらないよ」
「(次女)なるほど、通信速度も大事だけど、パソコンの処理も速くないといけないんだね」
■ブロードバンド
ブロードバンドは直訳すると「広帯域」を意味しますが、一般的には「インターネットの高速通信」という意味で用いられています。もともとはデータ転送に使う周波数帯域の幅が広いことを意味します。
では、どの程度の速度がブロードバンドかというと、明確な定義はありませんが、光ファイバー(FTTH)やADSL、ケーブルテレビ(CATV)などのサービスのことを、一般的にはブロードバンドと呼んでいます。
(注)回線速度で512Kbps以上がブロードバンドと言う場合もあります。
ブロードバンドの接続方式として、現状は下記の3つがあります。
(1) 光ファイバー(FTTH)
ブロードバンドの本命の方式。光ファイバーは透明な繊維(ファイバー)を使って光で信号を送る。従来の電話線に比べて、大量の信号を高速で送ることができます。下り上りともに100Mbpsの高速通信が可能です。
(2) ADSL(非対称デジタル加入者伝送方式)
ADSLとは、従来のアナログ電話回線を利用してインターネットに接続する方式。速度は下り1~50Mbps、上り1~5Mbpsの速度です。既存の電話回線を使えるので、コストが非常に安いというメリットがある反面、電話局からの距離が離れると通信速度が落ちるというデメリットがあります。
(3) CATV(ケーブルテレビ)
CATV回線を通じてインターネットに接続する方式。通信速度、接続料金などのサービス内容は、各地のケーブルテレビ会社により様々です。
そういえば、我が家は、ADSL 10Mなんですが、最近、光ファイバーの申し込みの案内が二社からきたそうです。それを聞いた論理派の次女と、感性派の長女が話してました。
「(次女)光ファイバーに変えたら、10Mから100Mに速くなるんでしょう。そうなると、10倍速くなるよね、そしたら、映画とか音楽のビデオとか、良く見えるようになるよね」
「(長女)映画だったら映画館のほうが面白いし、音楽でもDVDを見たほうが迫力があるよ。わざわざ、インターネットで見なくてもね~」
我が家も、そろそろADSLから光ファイバーに変えようと思うのですが、もうしばらくはADSLで我慢しようと思います。
《補足》「ギャランティ型」、「ベストエフォート型」
「ギャランティ型」とは、英語の「保証」を表わす「Guaranty」を意味。ギャランティ型の通信は、通信速度や、サービスの品質(QoS)が保証されるものを言います。
「ベストエフォート型」は品質非保証型サービスとも言います。最大限の通信速度としては数値が決められているがレートが保証されるわけではないというタイプのサービスです。