コンピュータ用語学び塾

外国語の基本は英単語、パソコンやインターネットも“コンピュータ用語”が大事ですね。初心者向けに分かりやすく紹介します。

ウイルスとは

2008-03-30 15:26:51 | 安全・安心用語(セキュリティ用語)
ウイルスと言っても人が病気になるウイルスでは無く、コンピュータに病気(トラブル)を発生させるウイルス、つまり不正ソフト(悪玉ソフト)です。

このウイルス、パソコンの動作を異常にしたり、データやプログラムを破壊するなどを目的にしています。

「ウイルス」は、感染の仕方、発症のようすなどが、人に病気を引き起こす生物ウイルスと似て、病原体のように感染することから「ウイルス」と名付けられました。悪意を持った人間が作った不正ソフトです。

この「ウイルス」は、ますます巧妙になっており、メールやホームページから、知らないうちにパソコン等のコンピュータに進入して被害を及ぼします。

良くあるのは、メールの添付ファイルに潜んでいるウイルスです、変なメールの添付ファイルは絶対に実行(クリック)してはいけません。また最近は特定のホームページを見ただけでパソコンがウイルスに感染することも多いようです。

「ウイルス対策」は、コンピュータ社会における最も大事な安全対策です。パソコンには「ウイルス対策ソフト」を必ず搭載しましょう!!

但し、「ウイルス対策ソフト」があると思っても安心してはいけません、最新ウイルスに対応するため、ウイルス定義ファイル(パターンファイル)を常に最新状態にする必要があります。

なお、「ウイルス」を、「(狭義の)ウイルス」、「ワーム」、「トロイの木馬」という3つのタイプに分けて説明することがあります。

・「(狭義の)ウイルス」
 他のソフト・データに寄生し、自分自身を増殖する不正ソフト、

・「ワーム」
 単独で行動するソフトで、ネットワークを介してほかのコンピュータに侵入し、自己複製を行なう不正ソフト。

・「トロイの木馬」
 単独で行動するソフトで、増殖も複製も行わない不正プログラム。有用なプログラムを装ってユーザーにインストールさせ、ユーザーの意図しない不正動作を行なう。

なお、最近では、上記の複合的な機能を持ったウイルスも出現しており、上記の定義も現実的ではないかもしれません。

「ウイルス」、「ワーム」、「トロイの木馬」の言葉が出てきたら、これは「ウイルス」のことで、ウイルス対策が必要だと考えればよいと思います。


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