最近、猛威をふるっている”Gumblar(ガンブラー)攻撃”対策も含め、インターネットを安全に利用するにはウイルス対策ソフトだけでは不十分です。ぜひ、WindowsなどのOS、ブラウザ、FlashPlayer、Adobe Readerなどのパソコンソフトを最新版にしましょう。
なお、今回は、パソコンソフトを利用する場合に知っておきたい用語も紹介します。パソコンソフトに関する記事を読む場合の参考にしてください。
最近は、パソコンの「ソフトウェアの不具合」を狙った攻撃の危険が増大しています。ホームページを見ただけでウイルスなどの危険にあわせる”Gumblar(ガンブラー)攻撃”も、パソコンソフトの不具合を狙っています。
**以下の説明から、ソフトウェアを略して”ソフト”と表現します。
以前は、パソコンをインターネットの危険などから守るには、ウイルス対策ソフトを使っていれば安全でしたが、ここ数年のインターネットの危険な動きをみていると、ウイルス対策ソフトだけでは安全ではないようです。
例えば、ウイルスの攻撃に”ゼロディ攻撃”というのがあります。ソフト不具合が修正される前に、その不具合を攻撃されることです。
最近では、ウイルス対策ソフトが対策する前に、パソコンソフトの不具合をねらい、新種のウイルスに感染する危険性が高くなっています、今後は、気をつけて、パソコンソフトを最新版にしましょう。
では、何故、パソコンソフトの不具合が危険なのでしょうか?それは、家の防犯を考えるとよく分かります。家に不正侵入する泥棒が、無防備な所から侵入するようなものです。
どんなソフトウェアでも不具合があります、実は、ソフトウェアは多くの人が作る、手作りの製品です。どんなソフトウェアでも100%完全に正しく動くとは限りません(手作りですから仕方がありませんが)。
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■ パソコンソフトを利用する場合に知っておきたい用語
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パソコンソフトを利用する場合に知っておくと便利な用語を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
(1) バージョン・・・ソフトが修正される毎に付けられる番号です。このバージョンという番号が大きいほど、ソフトが最新版になります。ブラウザのIEのバージョンは大きく、IE6→IE7→IE8と変わっていますが、”IE×の数字の所がバージョン番号”です。
(2) バージョン番号の付け方・・・ソフトの修正は、機能アップなどの大きい修正から、小さな改善まで様々です。そのため、バージョン番号は通常「x.yz」(大きな変更はXの所が変わります)で付けられます。例えば、”Adobe Readerの最新版はバージョン9.3”というように使います。
(3)バージョンアップ・・・ソフトを最新版に変更することです。なお、「アップデート」とも言われます。
(4) パッチ・・・ソフトを修正する内容、または修正すること。
(5) 脆弱性(ぜいじゃくせい)・・・脆弱性はソフトの弱い所、つまり不具合を”脆弱性”と言います。なお、”脆弱性”以外に、”セキュリティホール”と言われることもあります。セキュリティホール、直訳すると”安全の穴”で、不具合のことです。
(6) JavaScript・・・Javascriptはプログラミング言語で、Javascriptを使うことで、ブラウザの表示や動画・PDFの表示内容を動的に変更したり、フォームに入力した値をチェックしたり、時刻を表示したりできます。最近は、このJavascriptの機能を使ったウイルス感染の危険性が増大しています。
(7)ゼロディ攻撃・・・ソフトにある不完全な箇所(セキュリティ・ホール)を、修正情報が提供される前に、攻撃する不正プログラムが現れることです。不具合な箇所の修正方法が発表されたら、即適用することが大事です。
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■ 最新版にする必要があるソフトとは
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家の防犯で考えると、ウイルス対策ソフトは家を守る門番の役目、しかし、この門番も完璧ではありません。家の門番の目をすり抜けて家に侵入する不審者を防ぐためには、家のどこからでも侵入できないよう防御することが必要です。
パソコンの中には、多くのソフトがあります。パソコンソフトの多くは、インターネットと深く関わっており、これらのソフトを最新版にして、不正侵入ができないようにすることが必要です。
なお、パソコンソフトの中で、インターネットに深く関係しており、ぜひとも最新版にしたいソフトには以下があります。
基本的には、パソコンソフトの全てを最新版にしたいですが、少なくとも下記のソフトは最新版にして下さい。
(1) WindowsなどのOS(基本ソフト)・・・インターネットとパソコン間の通信をする
(2) IE、Firefoxなどのブラウザ・・・ホームページを見る
(3) FlashPlayerなどの動画再生ソフト・・・動画サイトの動画やWebサービスに必要なソフト
(4) Adobe Reader、AcrobatなどのPDF閲覧ソフト・・・インターネットでよく使われるPDF文書を見る
(5) Media Player、QuickTime、Realaudioなどのマルチメディア再生ソフト・・・インターネットの動画や音声を再生する
(6) JRE(Java Runtime Environment)・・・Javaプログラムを実行するために必要なソフト
*なお、もう一つ大事なのは、使っていないパソコンソフトがあれば、それは早いうちに削除しましょう。使っていないソフトは、日頃使っていないので、古いバージョンの場合が多く、ここから不正侵入される危険があります。
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■ パソコンソフトを最新版にする方法
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少なくとも最新版にしたい次のソフトの方法を紹介します。
(1) Windows、ブラウザIEなどのマイクロソフト製ソフト
(2) Firefoxなどのマイクロソフト製以外のブラウザ
(3) 動画再生ソフト「FlashPlayer」
(4) PDF閲覧ソフト「Adobe Reader」、「Acrobat」
*QuickTime、Realaudioなどのマルチメディア再生ソフト、JRE(Java Runtime Environment)も最新版にして下さい。
なお、これ以外にも、最新版にすべきソフトがあるかもしれません。一度、自分が使っているソフトのバージョンを確認してみてください。また、もし、長い間使っていないソフトがあれば、思い切って削除しましょう。
参考情報:
セキュリティ通信|トピックス 「ガンブラー」「サイト改ざん」めぐる基本のQ&A ~ 何が起きている? 対策は? So-net セキュリティ
http://www.so-net.ne.jp/security/news/newstopics_201001.html
★★ Windows、ブラウザIEなどのマイクロソフト製ソフトを最新版にする ★★
下記の情報をもとに紹介します(Windows XPの例)。
参考情報:
Windows Update | コラム | インターネット・セキュリティ・ナレッジ
http://is702.jp/column/541/partner/12_t/
(1) パソコンの画面左下の「スタート」をクリック
(2) 「すべてのプログラム」をクリック
(3) 「Windows Update」をクリック
(4) マイクロソフトのホームページに接続されるので「高速」をクリック
(5) アップデート(バージョンアップ)が必要なソフトを調べてくれるので、更新プログラムをダウンロード
なお、通常、マイクロソフト製のソフトは自動的に更新されるように設定されていますが、本当にそうなっているか、下記手順で確認し、「Microsoft の自動アップデート機能」を有効にしましょう。
(1) パソコンの画面左下の「スタート」をクリック
(2) 「マイコンピュータ」を右クリック
(3) 「プロパティ」をクリック
(4) 上部タブ「自動更新」をクリック、「自動(推奨)」を選ぶ
★★ Firefoxなどのマイクロソフト製以外のブラウザを最新版にする ★★
ブラウザソフトは通常、自動で最新版に更新されますので大丈夫ですが、一度確認しておきましょう。
★★ 動画再生ソフト「FlashPlayer」を最新版にする ★★
動きのあるホームページや、YouTubeなどの動画サイトで動画を楽しむ場合に、必ず動くのが「FlashPlayer」というソフトです。
「FlashPlayer」の古いバージョン(不具合があるもの)を使っていると・・・・動画のコンテンツに危険なソフトが埋め込まれており、「FlashPlayer」が動いたときにウイルスなどの危険なソフトが実行され被害に会います。
なお、大事なことがあります、それは、FlashPlayerを最新版にする場合、ブラウザ毎に最新版にすることです。
ブラウザIE用のFlash Playerと、それ以外のブラウザ用のFlashPlayerがあります。以下の方法で、IE用とIE以外の二つのFlash Playerを最新版にしてください。
(1) ブラウザでFlash Playerのバージョンチェックを実施する
下記のURLをブラウザで見ると、自動的にバージョンチェックが実行されます。
Flash Playerのバージョンチェック
http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/ts/documents/tn_15507.htm
(2) 最新版でなければ、最新版をインストールする。
Adobe - Adobe Flash Player
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
*”無料のMcAfee Security Scan Plus (オプション)”が同時インストールなって
いますが、通常は、このチェックを外し、インストールしない方が良いと思います。
★★ PDF閲覧ソフト「Adobe Reader」、「Acrobat」を最新版にしてJavaScriptを無効にする ★★
Adobe Reader、Acrobatを起動し、「ヘルプ」メニューの「アップデートの有無をチェック」から更新することができます。
また、Adobe Readerの場合は、次の URL から、最新版をダウンロードしてもよいです。
http://get.adobe.com/jp/reader/
なお、Adobe Reader、Acrobatの場合、最新版にするのに加え、JavaScriptを無効にすることが必要です。
(1) ADOBE READERやACROBATのメニューバーから「編集」→「環境設定」を選択
(2) メニュー左側の「分類」で「JavaScript」を選ぶ
(3) 「JavaScript」項目中の「Acrobat JavaScriptを使用」のチェックを外した後、「OK」ボタンを押す *初期設定では「Acrobat JavaScriptを使用」がチェックされています
なお、これ以外に、「不審なPDFファイルを開かない」ことも大事です。
参考情報:
Adobe Readerを最新版にする | コラム | インターネット・セキュリティ・ナレッジ
http://is702.jp/column/678/partner/101_g/
■ ≪補足≫ '09年12月~'10年1月の重要なパソコンソフトの修正発表
2010/01/21 マイクロソフト、IEの修正パッチを緊急リリースへ - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100121/343578/
2009/12/9 Flash Playerの最新バージョン公開、深刻な脆弱性を修正 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091209_334535.html
2010/01/14 ADOBE READERとACROBATの新版公開、「ガンブラー」悪用の脆弱性を修正 -ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100114/343183/
2010/01/25 RealPlayerの修正済み脆弱性11件公表、ユーザーはバージョン確認を
http://www.so-net.ne.jp/security/news/view.cgi?type=2&no=2131
なお、今回は、パソコンソフトを利用する場合に知っておきたい用語も紹介します。パソコンソフトに関する記事を読む場合の参考にしてください。
最近は、パソコンの「ソフトウェアの不具合」を狙った攻撃の危険が増大しています。ホームページを見ただけでウイルスなどの危険にあわせる”Gumblar(ガンブラー)攻撃”も、パソコンソフトの不具合を狙っています。
**以下の説明から、ソフトウェアを略して”ソフト”と表現します。
以前は、パソコンをインターネットの危険などから守るには、ウイルス対策ソフトを使っていれば安全でしたが、ここ数年のインターネットの危険な動きをみていると、ウイルス対策ソフトだけでは安全ではないようです。
例えば、ウイルスの攻撃に”ゼロディ攻撃”というのがあります。ソフト不具合が修正される前に、その不具合を攻撃されることです。
最近では、ウイルス対策ソフトが対策する前に、パソコンソフトの不具合をねらい、新種のウイルスに感染する危険性が高くなっています、今後は、気をつけて、パソコンソフトを最新版にしましょう。
では、何故、パソコンソフトの不具合が危険なのでしょうか?それは、家の防犯を考えるとよく分かります。家に不正侵入する泥棒が、無防備な所から侵入するようなものです。
どんなソフトウェアでも不具合があります、実は、ソフトウェアは多くの人が作る、手作りの製品です。どんなソフトウェアでも100%完全に正しく動くとは限りません(手作りですから仕方がありませんが)。
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■ パソコンソフトを利用する場合に知っておきたい用語
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パソコンソフトを利用する場合に知っておくと便利な用語を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
(1) バージョン・・・ソフトが修正される毎に付けられる番号です。このバージョンという番号が大きいほど、ソフトが最新版になります。ブラウザのIEのバージョンは大きく、IE6→IE7→IE8と変わっていますが、”IE×の数字の所がバージョン番号”です。
(2) バージョン番号の付け方・・・ソフトの修正は、機能アップなどの大きい修正から、小さな改善まで様々です。そのため、バージョン番号は通常「x.yz」(大きな変更はXの所が変わります)で付けられます。例えば、”Adobe Readerの最新版はバージョン9.3”というように使います。
(3)バージョンアップ・・・ソフトを最新版に変更することです。なお、「アップデート」とも言われます。
(4) パッチ・・・ソフトを修正する内容、または修正すること。
(5) 脆弱性(ぜいじゃくせい)・・・脆弱性はソフトの弱い所、つまり不具合を”脆弱性”と言います。なお、”脆弱性”以外に、”セキュリティホール”と言われることもあります。セキュリティホール、直訳すると”安全の穴”で、不具合のことです。
(6) JavaScript・・・Javascriptはプログラミング言語で、Javascriptを使うことで、ブラウザの表示や動画・PDFの表示内容を動的に変更したり、フォームに入力した値をチェックしたり、時刻を表示したりできます。最近は、このJavascriptの機能を使ったウイルス感染の危険性が増大しています。
(7)ゼロディ攻撃・・・ソフトにある不完全な箇所(セキュリティ・ホール)を、修正情報が提供される前に、攻撃する不正プログラムが現れることです。不具合な箇所の修正方法が発表されたら、即適用することが大事です。
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■ 最新版にする必要があるソフトとは
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家の防犯で考えると、ウイルス対策ソフトは家を守る門番の役目、しかし、この門番も完璧ではありません。家の門番の目をすり抜けて家に侵入する不審者を防ぐためには、家のどこからでも侵入できないよう防御することが必要です。
パソコンの中には、多くのソフトがあります。パソコンソフトの多くは、インターネットと深く関わっており、これらのソフトを最新版にして、不正侵入ができないようにすることが必要です。
なお、パソコンソフトの中で、インターネットに深く関係しており、ぜひとも最新版にしたいソフトには以下があります。
基本的には、パソコンソフトの全てを最新版にしたいですが、少なくとも下記のソフトは最新版にして下さい。
(1) WindowsなどのOS(基本ソフト)・・・インターネットとパソコン間の通信をする
(2) IE、Firefoxなどのブラウザ・・・ホームページを見る
(3) FlashPlayerなどの動画再生ソフト・・・動画サイトの動画やWebサービスに必要なソフト
(4) Adobe Reader、AcrobatなどのPDF閲覧ソフト・・・インターネットでよく使われるPDF文書を見る
(5) Media Player、QuickTime、Realaudioなどのマルチメディア再生ソフト・・・インターネットの動画や音声を再生する
(6) JRE(Java Runtime Environment)・・・Javaプログラムを実行するために必要なソフト
*なお、もう一つ大事なのは、使っていないパソコンソフトがあれば、それは早いうちに削除しましょう。使っていないソフトは、日頃使っていないので、古いバージョンの場合が多く、ここから不正侵入される危険があります。
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■ パソコンソフトを最新版にする方法
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少なくとも最新版にしたい次のソフトの方法を紹介します。
(1) Windows、ブラウザIEなどのマイクロソフト製ソフト
(2) Firefoxなどのマイクロソフト製以外のブラウザ
(3) 動画再生ソフト「FlashPlayer」
(4) PDF閲覧ソフト「Adobe Reader」、「Acrobat」
*QuickTime、Realaudioなどのマルチメディア再生ソフト、JRE(Java Runtime Environment)も最新版にして下さい。
なお、これ以外にも、最新版にすべきソフトがあるかもしれません。一度、自分が使っているソフトのバージョンを確認してみてください。また、もし、長い間使っていないソフトがあれば、思い切って削除しましょう。
参考情報:
セキュリティ通信|トピックス 「ガンブラー」「サイト改ざん」めぐる基本のQ&A ~ 何が起きている? 対策は? So-net セキュリティ
http://www.so-net.ne.jp/security/news/newstopics_201001.html
★★ Windows、ブラウザIEなどのマイクロソフト製ソフトを最新版にする ★★
下記の情報をもとに紹介します(Windows XPの例)。
参考情報:
Windows Update | コラム | インターネット・セキュリティ・ナレッジ
http://is702.jp/column/541/partner/12_t/
(1) パソコンの画面左下の「スタート」をクリック
(2) 「すべてのプログラム」をクリック
(3) 「Windows Update」をクリック
(4) マイクロソフトのホームページに接続されるので「高速」をクリック
(5) アップデート(バージョンアップ)が必要なソフトを調べてくれるので、更新プログラムをダウンロード
なお、通常、マイクロソフト製のソフトは自動的に更新されるように設定されていますが、本当にそうなっているか、下記手順で確認し、「Microsoft の自動アップデート機能」を有効にしましょう。
(1) パソコンの画面左下の「スタート」をクリック
(2) 「マイコンピュータ」を右クリック
(3) 「プロパティ」をクリック
(4) 上部タブ「自動更新」をクリック、「自動(推奨)」を選ぶ
★★ Firefoxなどのマイクロソフト製以外のブラウザを最新版にする ★★
ブラウザソフトは通常、自動で最新版に更新されますので大丈夫ですが、一度確認しておきましょう。
★★ 動画再生ソフト「FlashPlayer」を最新版にする ★★
動きのあるホームページや、YouTubeなどの動画サイトで動画を楽しむ場合に、必ず動くのが「FlashPlayer」というソフトです。
「FlashPlayer」の古いバージョン(不具合があるもの)を使っていると・・・・動画のコンテンツに危険なソフトが埋め込まれており、「FlashPlayer」が動いたときにウイルスなどの危険なソフトが実行され被害に会います。
なお、大事なことがあります、それは、FlashPlayerを最新版にする場合、ブラウザ毎に最新版にすることです。
ブラウザIE用のFlash Playerと、それ以外のブラウザ用のFlashPlayerがあります。以下の方法で、IE用とIE以外の二つのFlash Playerを最新版にしてください。
(1) ブラウザでFlash Playerのバージョンチェックを実施する
下記のURLをブラウザで見ると、自動的にバージョンチェックが実行されます。
Flash Playerのバージョンチェック
http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/ts/documents/tn_15507.htm
(2) 最新版でなければ、最新版をインストールする。
Adobe - Adobe Flash Player
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
*”無料のMcAfee Security Scan Plus (オプション)”が同時インストールなって
いますが、通常は、このチェックを外し、インストールしない方が良いと思います。
★★ PDF閲覧ソフト「Adobe Reader」、「Acrobat」を最新版にしてJavaScriptを無効にする ★★
Adobe Reader、Acrobatを起動し、「ヘルプ」メニューの「アップデートの有無をチェック」から更新することができます。
また、Adobe Readerの場合は、次の URL から、最新版をダウンロードしてもよいです。
http://get.adobe.com/jp/reader/
なお、Adobe Reader、Acrobatの場合、最新版にするのに加え、JavaScriptを無効にすることが必要です。
(1) ADOBE READERやACROBATのメニューバーから「編集」→「環境設定」を選択
(2) メニュー左側の「分類」で「JavaScript」を選ぶ
(3) 「JavaScript」項目中の「Acrobat JavaScriptを使用」のチェックを外した後、「OK」ボタンを押す *初期設定では「Acrobat JavaScriptを使用」がチェックされています
なお、これ以外に、「不審なPDFファイルを開かない」ことも大事です。
参考情報:
Adobe Readerを最新版にする | コラム | インターネット・セキュリティ・ナレッジ
http://is702.jp/column/678/partner/101_g/
■ ≪補足≫ '09年12月~'10年1月の重要なパソコンソフトの修正発表
2010/01/21 マイクロソフト、IEの修正パッチを緊急リリースへ - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100121/343578/
2009/12/9 Flash Playerの最新バージョン公開、深刻な脆弱性を修正 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091209_334535.html
2010/01/14 ADOBE READERとACROBATの新版公開、「ガンブラー」悪用の脆弱性を修正 -ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100114/343183/
2010/01/25 RealPlayerの修正済み脆弱性11件公表、ユーザーはバージョン確認を
http://www.so-net.ne.jp/security/news/view.cgi?type=2&no=2131