悠子のお宅日記

オタク主婦・悠子の一喜一憂たれ流し日記。只今絶賛子育て中~

「功名が辻」第39回 怪物・秀吉死す!

2006-10-03 17:35:44 | テレビ話
今週の「功名が辻」
なんだかとってももの哀しい話でございました…

悲劇のプリンス・秀頼の元服シーンから始まった今回、
秀吉が先週からたった一週間でものすごく老けておりました。
立ち上がったとたん失禁しちゃった時には
一豊様並に私もショックでした…

気になってwikipediaで調べてみたら秀吉は享年62歳。
現代ならまだまだこれから!な年齢ですが、
「人間50年」の当時にしてみたらけっこうなお年ですね。
でも全盛期を見ているだけに、あの老い方はかなり切ないです…

所で、ツンデレ姫から悪の女王様へ成長した淀、
久々に飛ばしてましたねぇ!
老いてなお色気を見せる秀吉を「口が臭い」と一蹴!
その発言にショックを受けて倒れる秀吉。
やっぱり年を取ると免疫力が低下して
体臭や口臭がきつくなったりしますわね。
ある意味それは「死の匂い」なのかもしれません…

そしてついに死の床に着いた秀吉。
ここでなぜか千代が看病に召還されてますが、
もうこのあたりをツッコむことはしますまい…

「おかか、信長様が迎えに来た」と死に怯える秀吉を
「お前様」と優しく抱きしめる北政所。
秀吉は淀に溺れおかしくなってから、一度は「あの人はもうだめだ」と
見限るような発言までしていた北政所だけど、
死の淵に立って昔の秀吉と寧々に戻れたんだなぁ、と思いました。

しかし、そんな夫婦の思いなどどこ吹く風の淀ちゃんは
病床の秀吉に呪いの言葉を吐きかけます。
で、あれはやっぱりお市様、っつーか大地真央のモノマネなんですかね!
すごいシリアスなシーンなのに、それが気になって仕方がありませんでした☆

かくして、ザラキ並に効果抜群だった呪いの言葉に
ついに秀吉はあの世へと旅立たれてしまいました…合掌。
で、最期の時に何故千代がいたのかと(以下省略)

この秀吉の死の直後のくだりは同じ司馬作品の「関が原」でも
読んだのですが、悪趣味なまでに金ピカだった晩年と比べ
あまりに地味な最期に非常に哀しくなりました…

一方、三成から秀吉の死を知らされた家康。
「長かった…!」と着ていた着物が脱げてもかまわずに
泣き笑う姿にぞくっとしてしまいました。
いやしかしすっごい太鼓腹でしたね~!
あの腹の中は権謀術数でいっぱいなんだろうなぁ!

来週からはこの大狸・家康と義の人・三成の対立の始まりです。
楽しみですねぇ~!

…って、肝心の主役夫婦の事を書くの忘れました。
千代、今更「側室を持て」って遅すぎるよ…!

そして選んだ娘が「美女」ではなく「気立ての良い娘」
というのがなんだかなぁ!
目的達成の為にはムチムチプリンなお色気娘の方が
いいと思うんだけど…どうなんでしょう?

まぁ、二人の事を想像して「いや~!!」と木の棒でぺしぺししたり、
連れて帰って来たのを見てぶっ倒れるくらいだから、
実際どうこうしちゃってたら、千代死んでしまいそうだ…

しかし、あんな大人しげな娘っ子に「お種を下さりませ!」
って言わせるなんてどんなプレイだよ!まだ8時台だよ!
と、違う方向で大興奮してしまいました。ぎゃふん。

そうやって考えると、失禁・言葉責め(?)・褌一丁と
NHKの限界に挑戦した画期的な回でありました。



【今週の三成】
秀吉の死に際しずっと涙目だった三成に
激しく萌えました…(萌えって言うな!)
三成は本当に秀吉大好きっ子だったのね…
秀吉の亡骸を見送るシーンは一緒になって涙ぐみました…

【今週のスペシャルゲスト】
唐沢利家再登場!…ってあれだけぇ?!
地味すぎてビックリしました。また出るのかなぁ?

【今週の六平太】
…いた?
私としたことが珍しく彼の出番チェックを怠りました。
それくらい濃かったなぁ!今回は。