まな板の上の鯉

ああああ、ついに来週帝王切開手術です。
逆子は結局直りません…。鍼灸の効果も見られませんでした…

ここ数日は最終準備の忙しさと、
人生初手術＆入院のプレッシャーにぐるぐるしてました。

いやほら、よくさ、難しい手術を前にビビる子供を勇気付ける為に
野球選手が「次の試合で僕がホームランを打ったら君も手術を受けるんだ！」
って、本当にホームラン打っちゃうって美しいお話があるじゃないですか？

２、３日前まで
「誰でもいいから私の為にホームラン打ってくれ」
と真剣に考えてました。いや、本当に。

普通分娩に対しては、全くと言っていいほど恐怖心がなく、
夫に「お産は女の仕事じゃい！男はすっこんでろい！」と
男らしく立会いを拒否してたんですが、
いざ、帝王切開！となると急に恐くなって
「あなた、側にいてずっと手を握ってて…」と
女々しく泣きつく今日この頃。（ちなみに夫は爽やかに拒否）

なんで帝王切開が嫌かというと、
単に「手術が恐い」という気持ちのほかに、
私の母が２回帝王切開でお産していて、親戚の伯母さんに
「母親が帝王切開で産んだから　その子供も普通のお産できないんだね」
と言われてすごく悔しかったから…というのと、
今、うちの父が仕事で手術予定日の２日後じゃないと帰って来られないからです。

うちの父は船乗りで、私と弟が生まれる時に立ち会えませんでした。
しかも、二十数年前に自分の母親が死んだ時も海の上、
今も入院中の祖父の最期も見とれるかどうかわからないと言っています。
その上、どうやらこの春からら東京に単身赴任するのがほぼ確定…

そんな父ですから、せめて孫が生まれる瞬間ぐらいは
同じ病院の屋根の下にいさせてあげたかったなぁ…
普通分娩だったらそれが可能だったのになぁ…
（手術は３８週目以内にやる方針で今の日程でもギリギリなのです）

などと、考えながら、家で一人でめそめそしていたら
中の人が、私を元気付けようとしているのか、
狭くなったお腹の中でまだでんぐり返りしようとして
頑張ってるのか、どこどこぐにぐにと蹴ったり動いたり。
あまりに激しい動きに、横にならなきゃ辛いくらいです。

逆子が直らないと聞くたびに
「そんなにお前は母さんの産道を通りたくないのか～！」
と、早くも親子の確執が生まれそうな勢いでしたが、
そういえば、私、子供の頃から運動神経が悪くて、
特にマット運動がすごく苦手だったんですよね…
そんな私の子供が上手くでんぐり返しできるわけ無いじゃん…

それでもまだお腹の中で頑張ってるのかと思うと
私もめそめそしている場合ではないのかな、と、
この子が元気に出てくればいいや、と、
まな板の上の鯉の気分になりつつあります。

ああ、でも、誰かホームラン打ってくれませんかね…？

「エラいところに嫁いでしまった！」第２話

「エラいところに嫁いでしまった！」第２話、見ました～

今回はお葬式。

やはり、しきたりだらけのお葬式を
仕切る事になっちゃった磯次郎＆君子夫婦。
「任せてよ！」と安請け合いしちゃう磯次郎を見て
「またこの無責任夫は～！！」とＴＶの前で大笑いしました。

でも、この旦那様のいい所は奥様にきちんと
「ありがとう」といえる事。
「君ちゃんがいてくれて良かった」
なんてことを言われたら、怒ってても許しちゃいますよね～

これが言えない男性が多いから世の奥さんは怒るんだよね。
ちなみにうちの実家の父がそういう人で、
母がことあるごとにブチ切れてます。
（幸い、うちの夫はその辺はきちんと言葉にしてくれます）


しかし、田舎のお葬式って本当に面倒なんですよねぇ…
うちの両親の実家は老人人口の多いド田舎で、
町に葬儀屋が無いから町内会のお歴々が仕切る事になるし、
葬式くらいしかイベントが無いから人がやたら集まるんですよ。

昨年末、父方の祖父が一時危篤状態に陥った時、
都会育ちの夫に「うちの田舎の葬式」についてレクチャーしたら
「なんて面倒くさいんだ！」と驚いておりました。


来週は「女正月」…
どんな「しきたり」に振り回されるのか楽しみだなぁ！

臨月です

健診やら入院の準備やら鍼灸院への通院やらで
ばたばたしており、しばしネット落ちしておりました。

はっ！と気がつけばもう１月も半分終わってるよ…

さて、私の中の人の状態ですが、
現在の予想体重は２７１６グラム。
哀しい事にいまだ逆子が直ってません～
このまま行くと帝王切開確定です。

９ヶ月目の終盤から近所の鍼灸院に通って
逆子治療を受けてるんですが、
相変わらずぐるぐるうにょうにょ動く割に、
頭が下に向きません～

病院の先生曰く、
「この子はきっとこの位置が好きなんですね～」
だってさ！

という訳で、帝王切開の手術日の予約を入れてきました。
出産予定日（４０週０日目）を待たず、
ギリギリ１月中に産んでまいります！

奇跡的に逆子が直ったり、その前に陣痛が来たら
予約キャンセルで日程がずれちゃいますけどね～
ああああ…ドキドキしてきた…！！

エラいところに嫁いでしまった！第１話

久々に大河以外のドラマ感想をば。

「エラいところに嫁いでしまった！」

「功名が辻」で賢妻を演じた仲間由紀恵ちゃんと
現在私の中のキモカッコいい（笑）俳優ナンバー１、
谷原章介氏が夫婦役？！と興味を引かれて視聴。

断れない性格の嫁とその場しのぎ主義の夫と
好意からお節介を焼くお姑さんのお話。
もう、夫と二人腹を抱えて大笑いしながら見ました～

何が面白いって、夫とお姑さんが天然で憎めない！

にこにこ笑いながら「しきたりだから☆」と
わけのわからない風習を押し付けてくるお姑さん。
「がんばって☆」とかばってくれない夫。
これ、故意でやってたら昼メロ並みのいじめだよー！
と、思いつつも、谷原氏と姑役の松坂慶子さんの
天然っぷり（演技？素？）で全部笑いに変換されちゃうのです。

つくづくヘンな風習の無い家に嫁いで良かったなぁ！
と胸を撫で下ろした私。義母もうるさくないしね～

ちなみに、私の周りにはお姑さんを目の仇にする女子が結構いるのですが、
これを見たらお姑さんと上手く付き合えるようになるかも？？
私も、将来うちのせがれにお嫁さんが来る日の事を考えつつ
見続けようかなぁと思っております。

「エライところに嫁いでしまった！」公式ＨＰはコチラ

夫婦の問題

昨日と今日とワイドショーではこればっかりですね。

上下切断の男性遺体は都内の３０歳会社員、妻を逮捕(読売新聞) - goo ニュース

「夫婦喧嘩は犬も食わない」なんていいますが、
最近はそうでもない状態のご夫婦が多くなっているようです。

私は、基本的に「喧嘩両成敗」だと思うので、
おの夫婦関係については他人がどうこう言う問題じゃないのかな、と。


でも、このニュースを聞いて思い出したのが
同級生のある男子の言葉の数々。

彼は今、結婚３年目（我が家と同じ）で２歳の息子のパパなのですが、
あちこちで「結婚を後悔している」という発言をしています。

その中で一番酷いなぁ～と思ったのは、
また別の同級生（男）が聞いた言葉なんですが
「俺は息子とブタ一匹を養ってる」
ブタって…奥さんのことのようです…

それまでの「俺はまだ結婚したくなかった」などの発言には
周りも「あらあら」とまだ笑って聞いていましたが、さすがにこれは笑えない～

確かに、既婚者や特定の交際相手がいる者の間で
パートナーに対する愚痴を言い合う図、ってのは良く見られます。
のろけ話を延々されるより盛り上がるのは確かなのよね。

でもさ、せめて「うちの旦那ってばおならばっかりするのよ！」とか
「うちの女房はいびきがすごくて、もう！」とか、笑える話にしようぜ！
笑えない状況になっちゃって、修復不可能ならさっさと別れちまえ！

とか、怒りながらも、我が家だってもうすぐ子供が生まれて
ダーリンとハニーのラブラブスゥイートライフではなくなります。
きっと生活は子供中心になってしまうでしょう。

それでも、数年後夫に「ブタ」呼ばわりされないよう、
ある程度は努力したいと思います。
もちろん、夫にも同じように頑張って欲しいですけどね！