吉ヶ平ブログ

人に感謝自然に感謝・人を愛し自然を愛し・人に育てられ自然を育てる

裏八十里part2・新潟偏8

2017-07-24 22:42:17 | 裏八十里


いきなりの直登です

左側の沢から上がるような道形も見られますがその先が

たんなる地滑り跡か

豪雪地にありがちな枝という枝がこちらにせまり

人の侵入を妨げます



叶津川源流方向です

この先に中の又山があります

いつかはそこへ、本当の裏八十里があるはずです



歩いてきた方を眺めています

こうしている間も二人はドンドン先に行きます

記憶と記録を残すのが仕事なもので



少し立ち止まると・・・見えなくなります

先ほどまでは涼しかったのですが・・・汗が噴いてきます



二人の意見はこの尾根から沢に降りて次の尾根に登ると

道形もわからないので降りやすい所を探して降りますが

危ない危ない



まだ歩き始めて30分ほどですが疲れる疲れる

このまま幻の鉱山道を探しながら藪に埋もれて行くのか



この沢を登るか(もしかするとルートが見えてくる?)

それとも一度下り再度上り口を捜すか悩むところです



先に進みましょう新たな尾根に取り付いて

まだまだ始まったばかりです、二人の野生の感を信じましょう


裏八十里part2・新潟偏7

2017-07-23 22:11:40 | 裏八十里


この沢を登って行けば五平小屋に着くはずと

でも今回の鉱山道を行かねば、でもその道がどこにあるのか

山岳地図などを見ると「コウクリ坂」と言う沢を登るようになっているが



現実は違うようで、語り継がれた話にもそのような沢を道としたとは・・・

高桑信一氏が書かれた「古道巡礼」でも「コウクリ坂」をルートとしている

(越後と会津を繋ぐ道としては間違っていないと思うが鉱山道ではないと・・・)

高桑氏は全国の道なき道を歩かれている凄い方です



今回のこの調査も高桑氏の「古道巡礼」を何度も読み参考にさせていただきました。

本の中で「コウクリ坂」の名称の由来はと・・・悩んでおられましたが

私も気になっていましたが・・・わかってしまいました・・・内緒ですが

秋のフォーラムに発表しましょうか



閑話休題

そろそろ沢から藪に入りますか

二人とも事前調査?でここら辺から尾根に登るのではと

気があった二人の意見でここから藪へ

只見の山師は手ぬぐいを縫い合わせた物を頭から被りダニ対策です

そういえば山に行くたびにダニ食われるモテモテ兄貴が身近にいましたが

山のダニではなく本寺のダニに・・・・・・・・・・・・・・・・・・



泥炭の上を歩きながら山への入り口を探しますが・・・



オイラははぐれないようにひたすら後を追うだけです

7:10過去最高の藪が始まりました

裏八十里part2・新潟偏6

2017-07-22 21:58:38 | 裏八十里


なんと1時間半で鉱山跡に着きました

予定では3時間以上かかるかなと

あくまでも前回の沢歩きが参考でしたので



今回の裏八十里の調査目的は

会津の鉱山と八十里の関係性です




江戸時代から始まり大正時代に終わった鉱山

越後と会津を結ぶ鉱山道その痕跡を求めて

少しでもその時代に触れることができればと歩き始めました



鉱山そのものの調査ではないので

ここら辺はさらっと流しますね



振り返り眺める尾根は越後に繋がります

大正時代はこの尾根を越え奥沢~丸倉鉱山~八十里へと

ここは秋にでも歩いて見ますか



さてさてこれより先は我々の知識と経験が及びつかない道?

なのか、それとも・・・




裏八十里part2・新潟偏5

2017-07-21 20:26:10 | 裏八十里


前回下見に来たときは一面雪原でしたが今は・・・

とても歩けるような状況ではない

膝上まであった氷のような水は



小さいほうの足跡は只見のH谷部さんで、違います

森の熊ですね、歩き始めた頃から私たちの前を歩いています

やばいな



珍しい景色です

上はヤチアザミと水芭蕉でして

その下は泥炭でしょうか

スコッチウィスキーでも作りますか



お花の中をルンルンですね



なにやら石組みが見つかりました

富貴平鉱山跡に到着です

6:30








裏八十里part2・新潟偏4

2017-07-20 20:40:43 | 裏八十里


もう少しで滝場に到着ですが

前回苦労して降りました雪渓ですが・・・



簡単に越えそうですが・・・

足場がない手がかからない・・・

お尻を押してなんとか上がりましたが・・・

オイラのお尻を押す人がいない・・・



滝場に着きました

巨石が凄いです



来た方向を見ますと

頑張って来たなと

まだ入り口ですが



吉沢の出会いを過ぎ

いよいよ富貴平の入り口に到着です



この奥地に富貴平鉱山があります

6;00