吉ヶ平ブログ

人に感謝自然に感謝・人を愛し自然を愛し・人に育てられ自然を育てる

八十里越え走破~8

2012-09-24 22:35:51 | 八十里越え


ようやく空堀茶屋跡です16:00を回ってしまいました、ここらでお茶でもといいたいところですが・・・急がねば



道端に咲く素敵な花ですこの時期くる事がないので初めて見る花です、天ぷらにして食べようとみんなが

言ってます、その正体は後ほど



ようやく空堀に到着です急げ急げ、ここから先はそんなに道も痛んでいませんもうすぐです



御所平の巨大ブナです、チョット見るだけですね



桜の窟です、以仁王逃亡の往時を偲んでいる場合ではありません



ようやく刀賭けの正面にまいりました、もうすぐです



道端のブナの倒木にキノコが旨そうなんです・・・確かに腹も減っていますが先を・・・

調査隊としてはやはり気になりますね



頭上を見上げればキノコがびっしりと

後でわかったのですがブナハリタケでした100g=¥500もする高級きのこでした



そんなこんなでようやく予定の殿様清水に到着しました、16:40です暗くならないうちに夕飯とお泊りの準備です

清水の水量が少ないのが気になります



お湯を沸かして~それにしても置いてきたパイナップルの缶詰が・・・



粟ヶ岳が夕焼けに染まってきました、暗闇がすぐそこまできています



夕飯のメニューは朝買ったおにぎり、カップ麺、魚肉ソーセージ少し寂しいですが荷物軽減作です

頑張って少なくしてもリュックはずっしりと肩に食い込んできます

食べちゃえば明日は軽くなる予定ですね・・・・



まだ明るいようですがカメラの露出を全開にあけています、もうすぐ18:00になります

殿様清水での水割りは格別の旨さです、9時間歩いた疲れも吹き飛びます。

辛かった一日の出来事が嘘のように夜が更けてゆきます~♪

八十里越え走破~7

2012-09-23 19:45:01 | 八十里越え


高清水沢が見えてきましたいままでは蒼い森をゆっくり進んだ中にあった沢が完全に崩壊しています

中央に見られる白い塊は雪です、雪の上に土砂が堆積しています

雪が積もった後に土砂が載ってしまったのか右側はその雪が解けて崩れた跡なんです



いよいよ崩落現場が目の前に現れてきました、前の景色見ている場合ではありません

踏み跡もない斜面を落ちないように進むだけです



高清水沢崩落現場です、間違いなくこの景色は深層崩壊です

ブルドーザーとダンプが土を運んだら何年かかるんでしょうか

手前の木々はだるま落とし状態でうまい具合に着地したんでしょうね、大きく育ってほしいです。



できそこないのミッキーみたいな足跡はカモシカ君です、近くに棲む動物達も驚いたでしょうね

崩落したときは凄い地響き地鳴りがしたんでしょうね



目の前に雪が埋もれていました、手前の若木は雪が消えてから出てきたんですね

ウドも出ていました新芽はカモシカ君にすっかり食べられていました



土砂が下流部に流れた跡です、この先がどうなっているのか行ってみたいのですが時間が・・・



ようやく崩落現場から出られそうです、目の前の崖を上がらないとダメみたいです

わずかな区間ですが30分もかかりました、朝から8時間歩いていますそろそろ膝が限界です。


八十里越え走破~6

2012-09-22 20:40:21 | 八十里越え


ブナ林の先に見えたものはブナ沢を堰き止めた池でした道がそこでぷっつりと途絶えていました




堰止湖上流の林はそんなに痛んでいません沢に大量の水が流れ込み崩れた土砂で堰き止められたんでしょうか

予定ではこのあたり周辺を時間をかけてみてみたいのですが



堰止湖の下流には大量の石が・・・土石流がもたらした石の山なんでしょうか?

色々と調べたいのですがいかんせん時間が、この先の高清水沢の崩落現場を無事乗り切れるのか

15:15ですあと二時間以内に宿営地につかないと大変です。



現地調査の前に帰れる道を探すことです、ブナ沢の場所を表す木の支柱がありましたが跡形もありません

その先の地形は以前と変わっていませんのでとりあえずそこを越えてと思いましたが崖で行けません



高捲きした山の上には崩落しそうな地表が現れています、ここから水がしみこむとまた崩落するんでしょうね



目の前には大きな森は無くなり崩落現場が目線に入ってきます

高清水沢です、上流部には荒れた大地が見え隠れします




八十里越え走破~5

2012-09-21 22:41:58 | 八十里越え


火薬跡を後にしてブナ坂をゆっくり下ってゆくとブナの巨木が見えてきます



誰も整備などしていないのですが下草がほとんど生えていません、綺麗なものです



道幅も広く歩きやすいです、こんな道がづ~っとつづくといいですね



ブナ沢の支流です、小さな岩魚が泳いでいます、源流域にはちゃんと生命が育まれています。



沢山のブナ林を見てきましたが、ここが一番ですねなってたって人があまりこない最高です。



刀掛けがまじかになってきました、もうすぐブナ沢です

15:05になりました、予定ではいまごろ調査を終えて殿様清水に着く頃ですが・・・

八十里越え走破~4

2012-09-20 23:53:00 | 八十里越え


289号線工事用道路(現289号線)中央の白いところが8号トンネルです

みなれた景色です、まだ越後にいるんだな~と



東斜面にくると素敵な景色が目の前に正面左側の尖がった山は鞍掛山です

その右の低いところが鞍掛越えです

右のギザギザの山は刀掛です、素敵な山ですこれから何度も出てきます



ようやく火薬跡です、行く手を妨げる巨大な岩を火薬で吹き飛ばしたそうです



ここだけ岩場なんです、ここで重大なことに気がつきました

岩をはう綺麗な蔓はなんと山の植物で非常に危険なツタウルシです。

脇を通り抜けるに体に触れます。一大事です。

なぜかこの二人はかぶれたことが無いそうです、以前は私もかぶれませんでしたが

30歳なかばからかぶれます。

二人は楽しそうに根を切っていました・・・ご苦労さまでした。



ここでもう14:20分です、あとはブナ沢まで下りですが

ブナ沢の悲劇が待ってます。