なにげない毎日が風のように過ぎてゆく

いくつになってもときめきたい。
60代の自分に乾杯です!!
どうかごゆっくりしてって下さいね。

年を取った伯母とあとをゆく私かな

2015年11月01日 17時06分20秒 | 伯母ネタ

今日は日曜日だった。
もう晩御飯を作る時間になってます。
ご飯を炊いています。
おでんと大根の皮のきんぴらと・・・・


今朝は6時48分まで
目覚まし時計のタイマーを止めながら、
朝寝が出来た。早起きがいない休日の朝は本当に嬉しい。

あ!!自分にも大きな用事がなかった場合ですけど。
決まった時間に出なくてもいいだけで、
気持ちが安らぐ気がしますよね。

 

伯母の家に行ってきました。
電話は2回くらい入れたけど、丁度一週間ぶりに家へ行ってきた。
伯母の顔を見に行ってきた。笑顔はあった。でも、
しょぼくれ気味で生命力を感じなかった。
一口で言うと、、、、

元気がなかった。

なんとなくお茶を飲み。
とくに話もないんだけど、私の体重を気にかけてくれたり
知人の就職の話しもしたり、、、病気の話や便秘の話。
ぼうっとしている時間が経った。
帰ろうかなって思ったけど、ここは辛抱強く耐えた。

コタツに入って、温かくなってきて・・でも温かくないのだ。
見たら、畳の上にコタツをつけていた
これじゃあ、全然だよ」

コタツマットを押入れから出して敷いてあげたら
とたんに温かさが強くなったので喜んでくれた。
たいしたことはないんだけど、ちょっとした行動が面倒になったり
出来なかったりしてくるようだ。



うどんを作った。

 

何も食べたくないって言っているのに
目の前のおせんべいを食べようとし始めたからだ。
時間は2時。
この状況なら食べそうだったのだ。

 

 

やわらかく煮た白菜。
下地と一緒に煮込んだしゃぶしゃぶ用の肉。

醤油とみりん、出汁のもとで下地を何とか作りました。
これなら、ぎりぎりセーフかな。。。くらいまでの味に仕上げた。

そのとき伯母のほうを見たら、こたつで座椅子に座って
背もたれにもたれていて、上を向いて寝てました。

びっくりするくらいのものすごい顔をして寝ていたんだけど、、、
大きく口を開けた、この世のものとは思えないような人間の顔だった。
悲しくなった。起きている伯母とは別人だった。
そういえば、去年も一回だけ見た。
あのときは自分のベッドに寝ていてさ。
息をしているのか確認したくなったほどだった。

 


年を取るってこういうことなんだよな。
誰もが通る道筋だ。今を大事にしてあげたいです。

 

「うどんができたよーー」



わざと起こしてみた。

『あなたが作ってくれている間、私、寝ていたのよ』とにっこりの伯母。

「ほうーー』ってうなずく感じで答えました。

『あなたも食べるんでしょ?!』「じゃちょっとだけ」
『なーに猫のえさみたいなの食べてんのー』と伯母。
自分のお肉を私のうどんのどんぶりに分けてくれた。
伯母節が出てきたら大丈夫。



『おいしいーー!!』

『めんつゆを使ったの?』

「ううん。めんつゆなかったから、醤油とみりんと出しで作った。」

『え~~~??』

『本当に美味しいわ。。お腹にしみこむわ。びっくりしてるわ、きっとお腹が』

良かった。喜んでくれた。
ずっと作ってあげたかったんだけど、叔母のご機嫌もあるからね。
体調とかね。。今日はなりゆきで流れに任せてくれた。


今日はうどんで泣かれたよ。
何度も泣かれてしまいましたよ。
私にうどんを作ってもらうとは思わなかった、とか。
2度目なんだけどね。



かけのうどんは自分が好きなので作るほうなんで
作りやすかったのと、少人数の分だから慣れないキッチンでも大丈夫。
創意工夫だ。


本当に作ってあげられて良かったよ。

 

どうか伯母からの電話が私のヒマなときに来ますように。。

 

 


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