なにげない毎日が風のように過ぎてゆく

いくつになってもときめきたい。
60代の自分に乾杯です!!
どうかごゆっくりしてって下さいね。

ちょっとだけいい話しっぽい

2018年06月17日 16時21分50秒 | 伯母ネタ

お通夜のときのこと。

一人で相手の陣地へ踏み込んでいくかのような
心細い気持ちで向かいました。
早めに行ったんだけど、私以外の外からの人は私が最後だった
みたいな感じだった。弟と納棺は遠慮しましょうと
打ち合わせていたので、、、、、正直いつ行ったらいいのか
分かりませんでした。

2階に誘導されていくと、みなさんお揃いだったのか
イスに座ってなにやらしゃべっていて、私は奥の座敷に。
女性が三人お茶を飲んでて、手前のいとこが(いつも会っていたいとこ)
振り向いて、3秒くらい間があって私だって認識をしたようだった。

 

どういう間だったんだろうか・・・・・

痩せてスッキリしていたので分からなかったのかな。




他の2人の方の1人の方は顔をじっと見ていたら分かった。
何十年ぶりなんだろうか。分からない。
もう一人のほうが親しげに話しかけてきてくれて
「誰なんだろう、、、、」と一生懸命に思い出そうとしても分からない。

子供のころの話とか聞いてきたり住所とか、、、、
親戚の人かなと思うしかなくって、、、もやもやしていた。
けど、本当に昔の懐かしい思い出の話しをしてくれて
『覚えてる?忘れちゃった?!』
確認してきて、覚えていないようなリアクションの私に
寂しそうな表情をしていた。

何かの瞬間に思い出すことが出来ました!!!!

「あああああああああ・・・・」

心の中で叫んでいた。いとこaちゃんだった。
私よりもいくつか下です。


こんなにキレイになったんだね~~~~~。
子供の頃はおじさんに似ていたのかな。大人になったら
叔母さんの方だったりして、、、、、心の優しいとこはおじさんかも。

 

 

このaちゃん親子の存在にものすごく助けられました!!
私のことを温かくやさしく迎えてくれた。お茶らけたaちゃんの母に
気を楽にさせてもらったの。隣同士に腰掛けたのね。
腕をつかんできて、
『yoshiちゃんが伯母さんのことをよく見てくれたから
伯母さん、喜んでいたよ。聞いてるよ。』
大きめな声で最初に言ってきてくれました。

「叔母さん、そんなこと言ったら泣けてきちゃうよ」
『そうかー?』

ドキドキしてしまう。妙に私に親しげに接してくれて
何年も会っていなかったのに、、、、、、、叔母や叔父からすると
子供の頃の思い出が残っているから会わない月日は
そんなに重要ではないんでしょうか。
ほんとにありがたかった。

 

お通夜の全てが終わって、最後に伯母の顔を見てから
帰ろうと並んでいたら、さっきのaちゃんのお父さん(叔父)が
大きな普通の声だったんでしょうけど、、、

『yoshiありがとうよ。おばさん喜んでたよ。yoshiが一番
伯母さんのことよく面倒を見てくれていたんじゃねん。』
「そんなことな、そんなことない」と取り繕う私だ。
それでも叔父は、
『なかなか出来ることじゃねぇ!!』
と一生懸命労ってくださった。ありがたかった。

なんとなく肩身の狭い気のしていた私の肩身を
広げて下さったのだよ。



私が伯母のことを心にかけていたなんて
実家の弟もお嫁さんもそんなことは
初めて聞いたんじゃないかなー。



なんか嬉しかったですよ。嬉しかった。








 

このときはまだ香典の中身を入れ忘れていたことを
知る由もない。気がつくのは翌日の朝9時。
数日後に届けることになります。
慎重な私がこんなこと、、、信じられなかった。

『家族いないんだから香典はいらないかなね』と
伯母は私にも言ってくれていたし、叔父さんにも言って
いたんだそうです。葬儀の費用は生前に伯母から実家の
甥に渡してあったから。
入れ忘れたのって意味がありそうだよねーーー。

 

 

ちょうど今日で七日目。
なんか元気が出ません。
空元気を出していることには違いないです。

「今日も元気に空元気!!!」

 


いまは心の片隅に伯母がいるような気がする。

少しずつだんだんとそんな気持ちも浄化していくんでしょうかね。

伯母のカテゴリーに59個の記事が入っていて
こんなに書いたんだ、、、と読み返してます。

では、、、、おしまい。

 

前の記事とかぶっている内容だったらごめんなさい。


 

 

 

コメント (4)
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