smog

スモグって読んでください。
音楽、酒、友、犬、映画、スノボ
経済、社会、
幅広く幅広く。

トランヴェール( 新幹線なう)

2011-09-29 20:37:14 | Weblog
東京へ出張。そういや一人で東京出張は初めて。

一人で新幹線に乗って東京駅のホームから新幹線が動きだすと、

なぜだか毎回泣きそうになるなー。

僕にとって新幹線は、別れを連想させるものなんです。

大学を卒業して山形に帰るときのことを必ず思い出してしまう。すごく寂しかった。

その新幹線は、故郷に帰るときのほっこり感じゃなくて、

都会に出るときの希望に満ちた感じでもなくて、

夢に敗れて田舎に戻る感じでもなくて、

うーん、卒業式から帰る帰り道のような切ない感じに近いやね。


未だにはっきり思い出せる。

あの時山形に帰る決断をしたことを後悔はしてないけど、

ホントに良かったのかなって未練はいまだに全部は拭えない。


よく、何かを得るためには、何かを犠牲にしなきゃいけないなんて言うけど、

まあ、それは例えば、モテキで彼女候補が何人かいるときに彼女を一人に決めるのと同じで、

家を建てるときに長期のローンを組むのと同じで、

やっぱり今の生活を変えようとするとそれなりの代償が伴うもんです。


犠牲とか代償が大きい決断はすごく難しくて酷で辛い。。


特にさ、自分の進路を決めるときって、成果は見えずらいくせに、犠牲の方ははっきり見えちゃうから、

悩んで悩んでいくら正しいと信じた決断でも、消化できなくて胃もたれするんだよねー。

新しい土地でどんな生活があるか想像するのは難しいけど、

友人や彼女や先輩後輩に会えなくなっちゃうという現実は目の前にあったわけで。。


やっぱりあの時の俺の決断は自分のキャパを越えてたよなー。酷すぎる。まだ吐き気がする。

七年酔いか、、、
(二日酔いが七年続いてるって意味ね。)


でも世の中の多くの人が、大学卒業のときは同じ経験してるのかもな。

誰でも同じか。

そろそろ着くじゃないか。

浸るの終わり。