smog

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トロフィ

2014-08-27 22:57:33 | Weblog
最近トロフィを家に飾っている人を初めて羨ましいと思った。


今までトロフィなど一度ももらったことのない僕としては、

というか、トロフィに全く興味がなかった僕としては、

そしてもしもらったとしても、それを飾るのなんて、その栄誉をひけらかすようで恥ずかしくて

きっと押入れの隅に置いておくだろうと思っていた僕としては、

誰かの家に飾ってあるトロフィを見ても何とも思わなかったわけだ。


それが、最近うらやましいと思うようになった。

それはトロフィを貰うことがとっても難しいことが分かったから。


こんな「難しい」の一言で済ますと、とても子供っぽくなっちゃうんだけど、

トロフィを貰うためには、

自分が趣味で取り組んでいる範疇を超えて、

苦しい思いもして、弱点を克服して、時間やほかの生活を犠牲にして、

お金を使って、脳みそを使って、汗を流して、

ほかの人を蹴落として、打ち負かして挑まないといけないほど難しいんだなと。


もっというなら、

恋愛に裂く時間も削り、雑誌やテレビを見る時間を削り、

友達と一緒に遊びに行く時間を削り、

お酒やカロリーを削り、

そんな自分の時間のすべてをそれに注ぎ込む情熱と覚悟をもってやらなきゃいけないんだなと。


もっというなら、

それを周囲の人から認めてもらえないかもしれなくて、

あいつはおかしな奴だと後ろ指を指されながらやらなきゃいけないかもしれない。


そこまで苦労して掴んだトロフィは、堂々と飾るに値するわ。

そんな経験をしてみたかった。

どいたま

2014-08-19 23:18:38 | Weblog
「どいたま」が「どういたしまして」の略だと知ったその時から、

どうしても「どいたま」を言いたくなって、

それとなくありがとうと言ってもらえるような、

親切をやってみようと心がけている最近。


親切な気持ちを持って親切をするんじゃなくて、

ただただ「どいたま」の4文字を口から出したいだけだから、

親切の理由が不純な、「モテたい!」とか「よく見られたい!」とかよりも低レベルというか、

親切された側からすれば「ありがとうを返せ」って言われてしまうような、

そんなありがたみのない親切ですが、

でも親切な行動は、動機はどうであれ相手にとっては親切なんだよ。


理由なんてどうでもいいんだ。

モテたいと思って始めたギターで、人を幸せにする歌を作ったりさ、

金持ちになりたいと思って勉強がんばった人がいい就職先についたりさ。


思いをどんな形で行動に移したかで、その人となりが決まる。