地震の日の来客

そういえば、

地震の当日の夜8時頃、

停電していて真っ暗な部屋にろうそくを付けて、

カップラーメンを食べながら

ラジオを聞いて被害の大きさを知り始めていた頃、

自宅のチャイムがなりました。

恐る恐るドアを開けると、暗闇に男性の姿。


誰かと思うと佐川急便。

「19時以降の受け取り希望とありましたので。」

だってさ。

彼はプロだ。

地震

地震は確かに大変だけど、

こんなに大変だった！って書いても、その何百倍も大変な人が大勢いるから書きにくいし、

ちょっとでも変なこと書くと不謹慎な気がするし、

難しいなー。今回。




『避難所に避難している方へのインタビュー(妄想)』

私たちはたくさんの物を失いました。
住む家も、車も、ベッドも、携帯電話も、メガネも、アルバムも、全部なくなりました。

友人も親戚も失いました。

連絡先も失ったので誰とも連絡を取ることができません。


ですが、私たちには命があります。

助かった命を大切にしたいと思っています。

それでも今、その命がいつなくなるか分かりません。

自分の力だけでは、自分の命を守ることさえできません。

皆さまの力なしでは生きていくことができません。

助けてください。