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量的緩和解除とは

2006-03-13 01:21:00 | 語る
ご存知ですか?量的緩和解除。こいつのせいで金融関係の人は大騒ぎです。
だいぶ意味不明な言葉ですが、僕なりにまとめてみたいと思います。


今回量的緩和解除を行うのは日本銀行さんなんですが、
この日本銀行はいくつかの方法で金利の決定を行おうとしています。

景気のいい時は利子を上げるように、
景気の悪い時は利子を下げるように誘導するわけです。
(実際金利は需要と供給で決まるものなので、
直接「○%」って決定はできないため誘導です。)

景気が悪い時は金利を下げてお金を借りやすくし、
お金の使い道を貯蓄から消費や投資にまわすわけです。
そして消費や投資が増えると景気はよくなります。


バブルがはじけてから、日銀は金利を下げ続けました。
下げて下げて下げ続けた結果、
これ以上下げられないところまで下げきってしまいました。
「ゼロ金利」ってやつです。
実際定期預金の利率も0.01%とか、
企業への融資金利も異常なほど低い状況になっています。


でもそれでも景気はよくならない。

困った日銀さんは、金融機関へお金をタダで必要以上に貸すことにしました。
金融機関が自由に使えるお金を無理矢理にでも増やして、
もっとお金を使える人が使いやすいようにすることで、
資金需要を増やそうとしたわけです。


金利ではこれ以上の金融緩和ができなくなったので
資金供給量を増やすことで金融緩和をした、
ってことで量的緩和政策と呼ばれているようです。

どこまで正しいかちょっと自身がなくなってきましたが、
ちょっと寝る。

つづきはまた。