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「独創性」を考える

2005-09-24 21:37:06 | 語る
独創性がある人。
僕がちょっとあこがれる人です。
独創性ってのは何も知識がない状況で新しいものを考え出すこと。
かなと思うんですが、

僕は今まで自分で考えることを今まであまりしてこなかった。

考える代わりに、
誰か知識がある人に頼ったり、
情報を手に入れるために本やネットで調べたりしてたわけですよ。


たとえばレポートなんかでも、
誰かが書いた論文を適当に修正しただけで提出してみたり、
ネットでそれっぽい文献見つけてきて、つなげてみたり。
そんなことばっかりしてた。


まああまり僕が
独創っていう言葉を信用していないことも影響していると思うんです。

僕が考えに考えてひらめいたことでも、
きっともっと前に
誰か頭のいい人がどこかで思いついていて、
その何十年も後に僕が考えて導き出した答えなんて
意味がないと思ってたんです。

それなら自分で考える前に
その人から教えてもらったほうが早いや。
自分で考える必要性なんてないや。
っていう横着な発想が根本に張ってたんですね。

学校なんてそういう昔の人が考えてきたものを
手っ取り早く教えてくれる所っていう感覚もあったし。


「さあみんなで考えよう!」
って先生が言ってみんなが考えてる状況でも

「どうせあとで先生が答え教えてくれるんでしょ。」
って思ってた僕は、考える意欲なんてものは無いのですよ。


問題の解き方や、単語とか年号とか
教えてもらったのを覚えておけばテストの点数なんて結構取れるし。


でも考えた後に正解を教えてもらわないと、
自分の力にならないのかなーとも思うんです。

世の中正解なんてはっきりわかんないから、
正解を出すことはあまり重要じゃないけど、
正解に近づくために考えることはやたらいっぱいしなきゃいけない。

独創性からとんだなー。