Yori氏のグッタリブログ_| ̄|○

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2007-2008NBAのシーズンが終わりました

2008-06-18 21:53:50 | インポート
今日、ボストン・セルティックスがロサンゼルス・レイカーズを下し、
みごと2007-2008シーズンのNBAを制覇しました。
22年ぶり17度目の栄冠だったそうです。

テレビでケビン・ガーネットが歓喜の涙を流しているのを観て
本当におめでとうと思いました。
そして僕がファンであるグラント・ヒルがオーランド時代にHCをつとめていたのが
今回セルティックスを優勝へ導いたHCであるドック・リバースであります。
だからドック・リバースにもおめでとうと言ってあげたいです。

ボストンセルティックスといえば1980年代は
名門中の名門のチームでありました。
ラリー・バード、 ロバート・パリッシュ、 ケビン・マクヘイルなど
名プレイヤーが揃い、強豪チームでありました。
そんな時代のライバルチームといえば
今回もファイナルの対戦相手でもあるロサンゼルス・レイカーズです。
その時代のレイカーズはマジック・ジョンソン、 カリーム・アブドゥル=ジャバー、
ジェイムス・ウォージーなどこれまた名選手揃いで強豪でありました。

昨年のボストンセルティックスといえば
30チーム中最下位という過去の栄光を失ってしまったチームになってしまったのです。
そしてチームは昨年オフに大変革をすることになります。

その大改革とはNBAの大スターであったウルブスのケビン・ガーネットと
NBAを代表する3ポイントシューター レイ・アレンを
獲得することに成功したのです。
ここで大きかったのがセルティックスのエースである
ポール・ピアースを失うことなく獲得できたことです。
これでビッグ3と呼ばれる3人が揃うことになったのです。

スタープレイヤーが3人揃うということはとても難しいことではありますが、
実はそんなに珍しいことではありません。
ここ数年の強豪チームであるサンアントニオ・スパーズも
ティム・ダンカン、トニー・パーカー、エマヌエル・ジノビリと
3人のスター選手を擁しています。
ただ、ビッグスターを3人呼び寄せることができても
3人ともに活躍できるようなチームを作ることができるのはなかなかありません。
今年のセルティックスが素晴らしかったのが
3人ともに個性を殺すことなく、3人とも活躍できるような
チーム戦術を確立することができたところです。

ドック・リバースはこのチームを最初に指導するときに
まずはディフェンスから作っていったそうです。
チームディフェンスさえ確立させ、さらにオフェンスは
チームでの綿密性と個性を生かした素晴らしいオフェンスを作り上げました。

結果、今シーズンは66勝16敗という驚異的なシーズン成績をあげて
今日の試合も131-92という記録的な大差でチャンピオンを獲得できたわけです。
セルティックスにとっては素晴らしいシーズンだったでしょう。

今回ボストン・セルティックスがNBAを制覇し、
去年は松坂大輔などを擁するボストン・レッドソックスが
MLBを制覇したということで
ボストンはいま最もスポーツが熱い街なんでしょうね。