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ケーキ屋さんのお菓子を家庭でも簡単に作れるレシピの提案をしています♪

サクリスタン(Sacristain)*レシピ*

2012年06月02日 04時19分10秒 | 今週のレシピ



今回はパイ菓子の、サクリスタン(Sacristain)を紹介したいと思います。

ケーキ屋さんで売っているのを、見かけたことありますか?

細長いパイ生地をねじって焼いたお菓子です。

このパイのねじれた形が、教会にある燭台の下方に似ていることから
聖具係を意味する「サクリスタン」と名付けられたそうです。




今回は、一般的な折パイではなく「フィユタージュ・ラッピッド」という
作り方を紹介したいと思います。
「ラピッド」とは、フランス語で「速い」と言う意味です。


この作り方は、バターと小麦粉をざっくりと混ぜまとめ、それを折っていくのです。
なので、おうちでも難なく作れます。
一からつく作ったパイ生地は、格別に美味しいですよ!

少し手間ですが、是非作ってみてくださいね☆




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フィユタージュ・ラッピッド(Feuilletage rapide)

(1シート分)
薄力粉・・・・・125g
強力粉・・・・・125g
バター・・・・・225g
冷水・・・・・125g
塩・・・・・5g

強力粉(打ち粉用)・・・・・適量

*仕上げ用(お好みで♪)
ブラウンシュガー
粉チーズ
黒胡椒
アーモンド
煎り胡麻

牛乳



*下準備*
薄力粉と強力粉をふるう。バターは2cmの角切りにする。冷水と塩を合わしておく。
用意できたすべての材料を冷蔵庫でしっかりと冷やしておく。

1.ふるっておいた小麦粉の中に、かたく冷えたバターを入れ全体に小麦粉をまぶす。その中に水と塩を加え、手で全体をざっと混ぜ込み、生地をまとめる。(この時、バターと薄力粉が完全に混ざってなくてもOK)ラップをして、冷蔵庫で30分生地を休ませる。

2.休ませた生地を伸ばして折り込みます。(作業する時は打ち粉をしっかりして下さいね)麺棒を使い正方形(約15cm)にする。幅はそのまま(約15cm)長さは3倍(45cm)の縦長に生地を伸ばす。打ち粉を払い、手前1/3を折りたたむ。次に向こう側の生地をかぶせ、しっかりと重なるように麺棒を転がしながら押さえる。生地を90度回転させ、同様に生地を3倍に伸ばして3つ折にする。3つ折が2回終了した時点で、ビニールで包み、冷蔵庫で30分休ませる。

3.2の工程をさらに2回繰り返す。この時点で合計(3つ折2回)×3回の折込が出来ています。折込が終わり、30分休ませた生地を5mm厚に伸ばし10cm幅に切る。(この時、生地がやわらかければ一度冷蔵庫で冷やしてくださいね)

4.生地の表面に仕上げ用の牛乳を薄く塗り、好みの材料を全面に敷き詰める。
粉チーズと黒胡椒、いり胡麻と塩、ダイスアーモンドとブラウンシュガー、などなど・・・お好みの材料で自分好みのサクリスタンを作ってくださいね☆
ちなみに私はブラウンシュガーをたっぷりと敷き詰めました♪





5.約5mm幅に切り、生地を3周ねじってクッキングシートの上に並べる。



6.200度に温めたオーブンで10分焼き、180度に温度を下げさらに5~10分焼く。サクリスタンの完成です♪




ちなみに、わたしのオススメは粉チーズと黒胡椒のサクリスタン♪
おつまみに最適です(笑)

是非、色々と作って楽しんでくださいね☆


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