春菊のジェノバ風パスタ

野菜室の中で春菊が弱っていた。
すき焼き風煮をして以来、ほうれん草にまぎれ
その存在を隠していたのだ。

鍋もゴマ和えも飽きたし・・・
今日は米を炊く程のおかずも無い。。

そこで考えついたのが！！パスタ！！
何かと茹でて和えるだけのパスタは楽チン！！

春菊をどう使おう？
クセのある葉なので、ジェノバ風にしたらどお？と
自問自答しつつ作業にかかる。

フライパンに湯を沸かし塩を加え軽く春菊をボイル
ざっくり切って、ゆで汁を少し加えとフードミキサーに投入。
松の実なんて常備していないから”白ごま”で代用。
オリーブオイルとパルメザンチーズ、塩、胡椒
ニンニクをうっすら切って投入！
隠し味にアンチョビを入れミックス開始！


程よく混ざった所で、それらしいぞ！と思いつつも味見。
大人味に仕上がった。

これは、これでいけるが・・・

もう少し味の追求をしてみた。

マイルドさと動物性の出汁を足したくて
ツナ缶を少々、えのきのボイルを入れてさらにミキサーで！！

好みの味に仕上がり、後はパスタのみ！
今回は早く茹で上がる細めんのカッペリー二にしました。


春菊の香りは損なわず、チーズのまろみとツナの塩みが絶妙。
ニンニクも後からほのかに追いかけてくる！
麺が細い分ソースによくからみ、クリーム系を思わせるパスタに仕上がりました。

大地の香りと葡萄の甘さが嫌味でない白ワインを合わせ
余り物でも美味しいものは出来る満足感に癒されました。