mama 横田裕子 ☆ 食品館 写真館 ☆ 

・戯言・適当レシピ・育児記・バイク雑誌の締め切りに追われる話しなど

LISA LOEB & NINE STORIES [Tails]

2006年05月18日 | 音楽の処方箋
めがねが知的な風貌を印象付ける彼女”リサ ローブ”
小鳥のようにかわいらしい声、日曜の朝柔らかな日差しが差し込み爽やかな風を吹かせるようなアコースティックギター。

そんなリサが奏でる都会のおとぎ話。
94’全米No1シングル《ステイ》
イーサン・ホーク主演映画 [リアリティ・バイツ]のサントラ収録が切欠。

この[テイルズ](アルバム名)

全14曲入り *日本版のみボーナス・トラック

1曲目の始まり。。”It’s OVER”
リサを象徴する爽やかなギターと声から始まる。。

かわいらしい声とは裏腹に、アルバムの一番最初は・・・
あなたのお金を盗んだのです”。。。
その後ひたすら謝って、弁解して・・結果・・終わってしまう。

正直びっくりしました。。

メロディーだけ聴いて自分の歌のイメージを作ってしまうから・・
歌詞を見てから”こんなこと歌っていたんだ。。”

自分が彼女だと思い込んでいて、彼の家に行ったら違う女性ものの下着が干してあったような”あれっ?”というショック感とでもいいましょうか・・・

大きな勘違いです。

ソンナコンナありながら、このアルバムは
時に激しく、時に繊細に揺れ動く感情をシンプルかつ爽やかな歌声で描き出されています。
男性では見えない女性の心の扉を垣間見られるかもしれません。

離婚の危機を迎えているある人に聞かせたい一枚です。。
お互いが見えなくなっているからこそ、考え直してほしいものです。
女性のわがままや、あまのじゃくな部分少しは判るかな??

今日もおせっかいな音楽の処方箋でした。