ガンバレ健太!

手の離れた息子に叱咤されてるダメ親父の日記

熱い男

2011年08月04日 20時46分42秒 | 野球
裏のおっさんは慶応まで出て、子供に野球を教えている奇特で熱い男(笑)。
学生時代は高橋由伸ともチームメイトだったようで、実力は折り紙つきだが、
それだけでは弱小校を甲子園に連れて行くことはできないはずだ。

一般的に言われる野球理論や情熱だけでなく、生徒との信頼関係や独自の指導法もあるのではないか?

健太が少年野球チームに入っていた時は、私はよくチームの指導方針に疑問を持っていた。
たとえば、練習試合でも下位打線に出すサインはいつも「待て!(振るな)」だった。
どうせ打てないのだから四球狙いで2ストライクとられるまではバットを振るなというものだった。

打つのが下手なのだから下位打線なのであって、その下手クソにバットを振るチャンスを1回しか与えないとは
打てない者を身内がもっと打てなく足を引っ張っているようなものだ。
少年野球の経験者なら分かると思うが、低学年になればなるほどストライクゾーンがバカ広い。

ボールと思って見逃せば「ストライク」と言われ、監督コーチから「何で振らんのや」と責められ
振れば振ったで「何でそんなボール球振るんや」とこれまた叱られるのだ。

そもそも練習試合で1度も振らず四球で塁に出ることにどれほどの価値や意味があるだろうか?
下手な下位打線には初球から自分の好きな球をドンドン振らせる事。
3回振れば1回ぐらいは当たるかもしれないし、当たればそれで嬉しいし
それがヒットにでもなれば、もっともっと野球が楽しく好きになる。

将棋もそうだけれど、親や指導者が一番大事なことは「もっともっと好きにさせてあげること」。
自分も含めてだけれど、子供の足を引っ張る親や指導者は結構いるように思う(汗)。

初球からクソボールを空振りする子に

「いいぞ!ナイススイングや!」

と言えるような熱い男にならなあかんな。




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2 コメント

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Unknown (とよさと)
2011-08-05 00:01:02
その熱い監督の率いるチームと1回戦で当たる事になったようですね。
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とよさとさん (健太父)
2011-08-05 06:43:22
お手柔らかに願います(笑)
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