龍体力学覚え書き

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昨年のJRA理事長挨拶を振り返る

2022-01-02 12:38:51 | horse racing
1月5日の金杯デーのレーシングプログラムにJRAの理事長挨拶が毎年掲載される。

去年2021年のその挨拶の文面の中に、競馬の魅力の3つの要素として

「レースの迫力」
「馬の美しさ」
「推理の楽しみ」

と書かれていた(当然胴元さんのサイトにも掲載されている)。

それらを目にした時の第一印象は、「推理の楽しみ」という表現への違和感だったが、昨年12月の地上波の競馬中継に出ている競馬評論家やタレントの出す「予想」のいかがわしいまでの当たりっぷりを見せ付けられて腑に落ちた。

あんな連中でも当たってるんだから、脳があるならもっと当たるように検討し尽くして買えよという一種の射幸心を煽る意味合いとともに、そのレースで誰の予想が当たるかをも予想することも、中央競馬(とくにメインレース界隈)の醍醐味なのだ!と言われた気がして・・・。

誰かの予想が当たるように着順管理されていると「仮定」し、そこまで推理する。これはこれで日本競馬らしいオリジナリティっぽさもありますわな。12月序盤からテレビ東京「ウイニング競馬」出演陣の「ヤリ放題」があいた口が塞がらないほどで、有馬記念の日はたまたまフジテレビの地上波も録画しておいたら、そこでのメイン司会の唐突な3連単2点買いへの豹変(それまであれだけワイドワイド言っておきながら)もやり口としては酷いもんだった。

それをふまえてここ数年メモし続けた地上波の競馬ゲストを振り返ると、ある程度固定されたメンバーの繰り返しが多かったし、その人選にも何らかの意味があったことが当然想像される。ただ単にプロフィールにある数字を利用するだけでは片手落ちとなったということだ。

今年のフジテレビ「みんなのKEIBA」の初回の放送に、今まで呼ばれたことのないゲストの名前が掲載されているし、今年は今年で「新しい風」が吹くのだろう。

誰が出るのかだけでなく、そのゲストがどういう予想の印を出すのかまでチェックしなければいけないとは、レース直前の手間が増えて困るけれども、出演者の出したフリップの通りに着順管理が行われてしまうケースにああも遭遇すると、嫌でもそこへのケアも必要になってくる。買う馬券も増えて、胴元さんも願ったり叶ったりと。

昨年末の「特例」で終わってくれていればどれだけ幸せか・・・。

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