龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

新人田口貫太騎手には儲けさせてもらう(予定)

2023-03-03 12:36:35 | horse racing
中央競馬の現場の人事面における「新年」があけた3月。明日以降新人騎手や新規開業の調教師がデビューするわけだが、先月引退騎手と引退調教師がらみの馬券をさんざん買って、とてつもないマイナス計上を強いられたので、それを今後返してもらわねばなるまい。

目立つメインレースではほぼ引退の際の恒例のヤリがなく(南井調教師がメイショウさんの馬でやった際に少し取った程度。それも引退間際ではなく1月末に)、いまはほぼ手を出すこともないメイン以外で「お約束」があったにしても、メインレースで「風物詩」が見られなかったのは、今回引退した面々多くに、後継の存在が控えているからなのかもしれない。

既に次世代が調教師を開業しているケース、子供が調教助手となり調教師試験も何度か受けていて、いずれは合格の順番が回ってきそうなところに位置しているケースもおそらくあったりするのだろう。今回1名のみだった引退騎手の場合は、調教師になることが既に決定していたわけで・・・。

いつまでも酷い目にあったことを引きずっていても仕方ないから、新人騎手と新規開業の調教師をこの際だからといろいろチェックしてみた。

するとジョッキーとトレーナーともに岐阜県出身者が1名いるのが目に入った。

岐阜といえば、岐阜県出身の元テレビ東京アナウンサーが、中山競馬場の本年一発目のゲスト(中山金杯当日)に招集されたことから始まって、翌週はフジテレビの競馬番組に2週続けて呼ばれたりと、妙に胴元さんがプッシュしていたのが気になっていた。

その後も、TV番組で岐阜県出身者の特集が組まれたり、旅番組でも岐阜絡みがなんだか随分多く放送されているのも意識させられてきている。

そして今回の岐阜県出身の新人ジョッキーは、両親とも笠松競馬の騎手だったとのこと(現在調教師の父親だけでなく母親も騎手経歴あり)。

この経歴を目にしたときに、ここまでの流れがこの新人ジョッキーに収斂するのではないか?と根拠もなく感じたのであった。何せ父親だけでなく母親からも騎手経歴を引き継いでいるなんて、エピソードとして最強である。

地方騎手出身者の中央侵略が始まって久しい。やがて地方騎手血統の子供がJRAの競馬学校に入り、卒業して中央の騎手となる流れが完全に出来てきて、しかも存在感を発揮している。その尖兵だった川田JKは去年初めて中央のリーディングを獲得していることからも、機は熟した・・・と言えるのかもしれぬ。

佐賀競馬血統=川田、鮫島駿他
兵庫競馬血統=岩田親子、小牧親子、柴山、永島
笠松競馬血統=田口(新人)

勢力を着々と揃えている他地域に比べて、中京圏はまだ手薄。そこでテレビ東京のウイニング競馬のゲストとしては常連さんの名古屋競馬の宮下瞳騎手の息子さんに、胴元さんはとっくに白羽の矢をたてているんだろう。たぶん。

10年後には、笠松&名古屋の地方血統の騎手が、中央を席巻していても不思議じゃない。なにせ父母両方からの騎手経歴を引き継いでいるこの全能感がポジティブに働いたら最強でしょう。そういう役を担わせるのもお茶の子さいさいですわな。

ということで、中京圏の地方勢力の戦力を整備する必要性を考えるなら、今回デビューの田口貫太ジョッキーは、かなりやらしてもらえる可能性を備えていそうであり、或いは2月1ヶ月の大負けをこの先取り返してたっぷり贖ってもらえる存在かも?

地方系かよ・・・と冷めた目で見るのではなく、アンカツにしろ岩田にしろ、中央移籍前年までの段階では超絶儲けさせてくれたありがたい存在だったわけで、過剰人気が集中するようになって旨味皆無となる前に、しっかり美味しい馬券にありつけるよう注意を払うとしますかね。

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