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トラフシジミが羽根を斜めに倒して陽光を直角に受ける行動。
2015-5-30(土) 曇り 一時晴れ 強風
午前11時。北見市の自宅を出発。我が家から車で20分ほどの私のお気に入りの蝶のポイントへでかけた。
強風で曇り空で寒い天気だが、さきほどから時々青空がのぞいて、日が一瞬さすときぐんと気温が上がるのを感じたからだ。このような時は蝶の撮影のチャンスだ。
すぐ現地につき川沿いの林道へ入った。入ってしばらくゆくと 小川が橋の無い林道を横切る良ポイントが2箇所あり、そのあたりは種々の広葉樹も適度に生育して蝶には なかなか良い場所だ。
そのあたりに着く頃には雲が切れ急に青空が広がって強烈な日差しが照りつけはじめた。まずミヤマカラスアゲハ2♂♂がやってきて吸水開始。
やがて、どこからともなく蝶たちが現れて花に吸蜜、ないし地面で吸水、吸汁を開始していた。
蝶たちも久しぶりの陽光で、まだ体温の上昇もさほどではない。そのせいで、あまり敏感な状態ではないため撮影しようと超接近しても大丈夫。撮影には最適な一瞬である。
最近滅多にみかけなくなったトラフシジミ春型♂も5頭ほど確認、地面で吸水中のところをなんとか撮影できた。
うち、1頭の変わった興味深い行動を撮影できた。なんとか早く体温を上げようとしてか、陽光を羽根に直角に受けようと羽根をぐーっと強く傾ける行動を撮影できた。
地面に対して最大45度ほどの角度になるまで思い切り羽根を傾け、そのまま1分ほど吸水を続けてぱっと飛び立っていった。
私はトラフシジミのこんな羽根傾け行動を見たのは初めてであったが、感激のあまりおもわず おーっすごい と叫んでしまった。
おまけに写真もなんとかそれらしく撮影できていて、大満足の撮影行であった。
このあとしばらくするとまた雲が広がって陽光をさえぎり、急速に気温が下がり始め、蝶たちの乱舞も終わった。
虫屋サロン(2015年 6月19日)の報告
ブログを楽しみに拝見させていただいております。
エゾシロチョウが庭で観察でき、新知見がタイムリーに掲載されているのは素晴らしと思います。
遅くなりましたが、サロンの報告を書きました。
森 一弘
虫屋サロン(2015年 6月19日)の報告
毎月、第3金曜日に開催されています恒例のサロンの報告をいたします。
今回は、インド料理店「モハンディッシュ」で開かれて、東京在住の高木先生らも含めて14名の参加でした。
話題は、ヒメギフチョウ、チャ マダラセセリの発生は早く個体数も多かったものの
その後は、ミヤマカラスアゲハ、リンゴシジミ等、各種の個体数が少ない事でした。
又、ミスジチョウ、オオイチモンジの北海道での初見記録が更新されました。
2015-4-26 北海道 北見市にて
7月の虫屋サロンご案内
会員以外の方でも歓迎いたします。皆様の参加をお待ちしております。
日時:7月17日(金) 19~21時頃
場所:満とり
札幌市中央区大通西8丁目
電話:011-231-3054
申込は、前日までに下記にお願いいたします。
〒060-0808
札幌市北区北8条西5丁目
北海道昆虫同好会 事務局 高木秀了
電話 011-716-7537 FAX 011-716-5562
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