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セレベス島の美しい蝶類
蝶友の有賀俊司さんから 以前にインドネシアのセレベス島へ蝶採りに行った折りのデジカメ写真が送られてきてあったのを発見しました。とても美しい蝶が多く、蝶マニアでなくとも見とれてしまうのではないかと思い、少しだけブログにアップさせていただきました。
ウスキシロチョウ Catopsillia pomona Fabricius ,
とても個体変異が多くこの個体はとても美しい。
その裏面。
Trimula limniace makassarana リムニアケコモンマダラ
日本にもときどき台風にのってやってきます。
Euploea eupator Hewitson ユーパトールルリマダラ
Eurena alitha C.and R.Felder アリタキチョウ
Euploea leucostictos レウコスティクトスルリマダラ
日本にも時々台風にのって迷蝶として飛来し、リュウキュウルリマダラなどと呼ばれてきました。
南国の強い陽光でぎらりぎらりと青光りします。ここは有名な蝶の採集地でネットを持った現地の人たちも見えます。
Moduza lymire Hewitson リミレチャイロイチモンジ
Cethosia myrina sarnada Fruhstorfer ミリナハレギチョウ
Papilio demolion デモリオンアゲハ
Papilio peranthus Fabricius アオネアゲハ
手のひら写真は美しい。このアゲハチョウは林の縁を蝶道を作って飛んでくるので、採集した蝶を地面におきトラップにして、それに寄ってくるのを採集する。各種の花によく来る。ランタナの花にも飛来する。現地では個体数は多い。日本にもこんな蝶がいるとよいのになあ。
Papilio blumei Boisduval オオルリオビアゲハ
セレベスにゆくと蝶が大型化する。実に見事な蝶です。昔、初めてこの蝶を見たときは感激のあまり声もなかった。セレベスでは開発が面倒な急峻な山地に限って、いまだに原生林が残っておりこんなすごい蝶が奇跡的に残されています。
有賀俊司さんは高校の生物の先生ですが、私が知るかぎり南米の蝶の研究家としては日本一の方です。南米の蝶の採集旅行はいつもかなり過酷な旅になりますので、今回は骨休めにセレベスに遊びにいかれたのだと思います。南米アンデスアマゾンの蝶の写真集、ペルーの蝶類 の共著者です。手のひら写真とは、採集直後の蝶を手で持ち、生きたまま周囲の環境をふくめて手早く撮影したもので、私がペルーの蝶類で初めて取り入れた手法です。従来の蝶乾燥標本ではわからない生の蝶の圧倒的美しさと棲息環境を容易に記録できるため、近年ひろく普及しています。私が行っているオショロコマの水中手持ち撮影法のチョウ版です。
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蝶友の有賀俊司さんから 以前にインドネシアのセレベス島へ蝶採りに行った折りのデジカメ写真が送られてきてあったのを発見しました。とても美しい蝶が多く、蝶マニアでなくとも見とれてしまうのではないかと思い、少しだけブログにアップさせていただきました。
ウスキシロチョウ Catopsillia pomona Fabricius ,
とても個体変異が多くこの個体はとても美しい。
その裏面。
Trimula limniace makassarana リムニアケコモンマダラ
日本にもときどき台風にのってやってきます。
Euploea eupator Hewitson ユーパトールルリマダラ
Eurena alitha C.and R.Felder アリタキチョウ
Euploea leucostictos レウコスティクトスルリマダラ
日本にも時々台風にのって迷蝶として飛来し、リュウキュウルリマダラなどと呼ばれてきました。
南国の強い陽光でぎらりぎらりと青光りします。ここは有名な蝶の採集地でネットを持った現地の人たちも見えます。
Moduza lymire Hewitson リミレチャイロイチモンジ
Cethosia myrina sarnada Fruhstorfer ミリナハレギチョウ
Papilio demolion デモリオンアゲハ
Papilio peranthus Fabricius アオネアゲハ
手のひら写真は美しい。このアゲハチョウは林の縁を蝶道を作って飛んでくるので、採集した蝶を地面におきトラップにして、それに寄ってくるのを採集する。各種の花によく来る。ランタナの花にも飛来する。現地では個体数は多い。日本にもこんな蝶がいるとよいのになあ。
Papilio blumei Boisduval オオルリオビアゲハ
セレベスにゆくと蝶が大型化する。実に見事な蝶です。昔、初めてこの蝶を見たときは感激のあまり声もなかった。セレベスでは開発が面倒な急峻な山地に限って、いまだに原生林が残っておりこんなすごい蝶が奇跡的に残されています。
有賀俊司さんは高校の生物の先生ですが、私が知るかぎり南米の蝶の研究家としては日本一の方です。南米の蝶の採集旅行はいつもかなり過酷な旅になりますので、今回は骨休めにセレベスに遊びにいかれたのだと思います。南米アンデスアマゾンの蝶の写真集、ペルーの蝶類 の共著者です。手のひら写真とは、採集直後の蝶を手で持ち、生きたまま周囲の環境をふくめて手早く撮影したもので、私がペルーの蝶類で初めて取り入れた手法です。従来の蝶乾燥標本ではわからない生の蝶の圧倒的美しさと棲息環境を容易に記録できるため、近年ひろく普及しています。私が行っているオショロコマの水中手持ち撮影法のチョウ版です。
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