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北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

孫たちと楽しいエゾヒメギフチョウハンテング。

2025-05-28 15:49:53 | エゾヒメギフチョウ

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孫たちと楽しいエゾヒメギフチョウハンテング。

 

202X-5-9 (土)  晴れ 24℃

 

 

 

朝、孫長男君と孫三女君がやってきて、早春恒例のエゾヒメギフチョウ採集に行きたいという。エゾヒメギフチョウ発生を知らせる表示植物、庭のタッタソウが満開なので、おそらくこのチョウは最盛期だと判断されます。

 

 

さっそく、北見市郊外のエゾヒメギフチョウ発生地へ向かった。

 

林道は春満開で、気温が上がってくるとあちこちの沢筋から流れるようにエゾヒメギフチョウが林道に出てくる。

 

孫たちはエゾヒメギフチョウ採集をスポーツ感覚で楽しんでいる。キャッキャ奇声を上げながら走り回って低く飛ぶエゾヒメギフチョウを追い回して楽しんでいる。

 

 

 

この時期、エゾヒメギフチョウの主たる吸蜜植物はフキノトウの花で、エゾエンゴサクの花にも吸蜜するが、ここではエゾエンゴサクはとても少ない。

 

 

 

 

11時30分頃から風が出てきて、チョウたちは高く飛ぶようになり目につく数も少なくなってきた。

 

 

北見市のチョウ採り名人として有名な F氏がやってきてしばらく談笑。

 

 

 

F氏は、北見市のとある場所にエゾヒメギフチョウ発生地を作りたいとのことで、今回採集した交尾済みの生きたメス5匹をあげた。

 

 

最終的に孫長男君は エゾヒメギフチョウ8オス1メス、孫三女君は19オスを、私は20オス 4メスを採集。 チョウたちは殺さず生きたまま三角紙に入れて、戦果確認の後、全てリリースしました。 

 

 

長年の採集調査で北見市界隈のエゾヒメギフチョウ標本は大量にあるので、この発生地では毎年エゾヒメギフチョウハンテングを恒例行事として楽しむだけのことが多くなっています。昼食を食べた後、引き上げることにしました。

 

 

 

 

広大な牧草地が続き、いかにも北海道といった風景です。

 

 

早春の気持ちの良い一日、孫たちとエゾヒメギフチョウハンテングを楽しみました。

 

 

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ボリビア産オーロラモルフォ、ボリビア奥地の人々など

2025-04-05 16:01:20 | 採集記・旅行・写真

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ボリビア産オーロラモルフォ、ボリビア奥地の人々など

 

 

ボリビア奥地の山岳地帯の風景。

 

 

これは焼畑跡地でしょうか。

 

ボリビア山奥の子供たち。

 

赤ちゃんを背負ったボリビアのお母さんの穏やかな笑顔が印象的です。赤ちゃんもおかあさんにそっくりです。

 

ボリビアの街並み。

 

 

ボリビアの有賀俊司氏。

 

 

 

 

Morpho aurora aurora Westwood,1851

オーロラモルフォは、ボリビアとペルーで見られる新熱帯区の蝶で2亜種 ( Peru亜種とボリビア亜種 ) が記載されています。

 

ボリビア産原名亜種はモルフォとしては別格の淡い独特の色調で美しい。ペルー産亜種は翅表の青色が強く、いわゆるモルフォ的な青い色調。両亜種ともに多産はしないようですがペルー産標本がかなり出回っている一方、我が国でボリビア産オーロラモルフォが紹介されることは極めて稀と思われますがいかがでしょうか。

 

本種の種名に用いられるアウロラ(Aurora)は ローマ神話の 曙 あけぼの の女神。 ばら色の肌、ブロンドの美女とされ、太陽神アポロンの妹。

 

ボリビアの甲虫。

 

 

 

有賀俊司氏にいただいたボリビアの写真はまだありますが、ここでひとまず終了。どなたか有賀さんに続いてボリビアに蝶採りにゆく冒険家はいらっしゃいませんか。

 

 

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ボリビアのMorpho helenor ヘレノールモルフォ、自然、蝶、自動車など

2025-03-27 15:37:52 | 採集記・旅行・写真

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ボリビアのMorpho helenor ヘレノールモルフォ、自然、蝶、自動車など。

 

 

 

 

 

今回のボリビア蝶採集旅行で有賀さんが使用したのはきっとトヨタの中古車でしょうか。ナンバープレートはありません。

 

 

スペアタイヤはツルツル。

 

 

今はいているタイヤはもっとツルツルで日本なら廃棄されるでしょう。

 

 

 

川の風景。水遊びでしょうか。

 

 

 

ボリビアの山と蝶たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはこの地方独特の鳥の巣のようです。

 

 

 

 

Morpho helenor モルフォ ヘレノールは、ヘレノール ブルー モルフォまたはコモン ブルー モルフォとしても知られ、メキシコからアルゼンチンに至る中南米全域で見られる広域分布の蝶とされています。これは、本種とよく似たディダミアモルフォと同じように、いわば種群とでもいうべき概念であり、もしかすると複数の種である可能性もあれば、そうでない可能性もあるグループとされています。今後はDNA解析など再検討が総括的に行われれることが期待されます。これまでに30ほど実に多くの亜種が記載されています。

 

ボリビア産ヘレノールモルフォがわが国で紹介されるのはこれが最初かもしれませんがいかがでしょうか。

 

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ボリビアの犬と蝶。

2025-03-18 16:02:03 | 南米の蝶

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ボリビアの犬と蝶。

 

 

マカロニウェスタンの舞台になりそうな、とあるボリビア田舎町の街並み。未舗装の道路は、付近の自然の豊かさが約束されているようで蝶好きにとって好ましい風景です。

 

 

 

 

学校の風景。白いシャツに黒ズボンが生徒の服装でしょうか。

 

 

 

ここは宿場町 ? 。これは ホテルでしょうか。

 

 

 

村はずれの採集地はいかにも蝶がいそうな環境に見えます。ボリビア、村はずれの蝶たち。

 

 

 

 

 

犬は多いようです。肥満犬はいないようで、どの犬も穏やかな表情をしています。

 

 

 

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ボリビア産ベニオビシロチョウ Pereute callinira callinira  と自然環境

2025-03-10 16:25:59 | 採集記・旅行・写真

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ボリビア産ベニオビシロチョウ Pereute callinira callinira  と自然環境。

 

 

ベニオビシロチョウ Pereute callinira callinira   

 

 

この蝶は南米独特の美しいシロチョウで ペルー、コロンビア、エクアドル、およびボリビアでの記録があるようです。

 

幼虫は Nectandra 属の植物を食べるそうですが詳しい分布や生態についてはあまり知られていないようです。

ボリビアではやや標高の高い熱帯雨林に産するようです。一部のコロンビア産には Pereute callinira sabrina Fruhstorfer, 1907 (Colombia) の亜種名がつけられています。

 

ボリビア産のベニオビシロチョウの写真が本邦で紹介されるのはこれが初めてではないでしょうか。ペルー産に比し赤帯外側の黒色部分が狭いように思われますが亜種区分はどうでしょうか。

 

 

 

 

以下にボリビアの熱帯雨林や里山風の自然、焼畑農業環境の風景や、蝶たちの写真を提示しますが、蝶たちも含めて、ペルーのアンデスアマゾンの風景とよく似ているように見えます。

 

 

遠くに焼畑の煙が見えています。

 

 

 

 

 

 

現地の人たち。大きなナタを持っています。世界の最貧国とされるボリビアですが、ペルーの山奥の人たちとあまり変わりはないように思います。

 

 

 

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