孫たちと楽しいエゾヒメギフチョウハンテング。
202X-5-9 (土) 晴れ 24℃
朝、孫長男君と孫三女君がやってきて、早春恒例のエゾヒメギフチョウ採集に行きたいという。エゾヒメギフチョウ発生を知らせる表示植物、庭のタッタソウが満開なので、おそらくこのチョウは最盛期だと判断されます。
さっそく、北見市郊外のエゾヒメギフチョウ発生地へ向かった。
林道は春満開で、気温が上がってくるとあちこちの沢筋から流れるようにエゾヒメギフチョウが林道に出てくる。
孫たちはエゾヒメギフチョウ採集をスポーツ感覚で楽しんでいる。キャッキャ奇声を上げながら走り回って低く飛ぶエゾヒメギフチョウを追い回して楽しんでいる。
この時期、エゾヒメギフチョウの主たる吸蜜植物はフキノトウの花で、エゾエンゴサクの花にも吸蜜するが、ここではエゾエンゴサクはとても少ない。
11時30分頃から風が出てきて、チョウたちは高く飛ぶようになり目につく数も少なくなってきた。
北見市のチョウ採り名人として有名な F氏がやってきてしばらく談笑。
F氏は、北見市のとある場所にエゾヒメギフチョウ発生地を作りたいとのことで、今回採集した交尾済みの生きたメス5匹をあげた。
最終的に孫長男君は エゾヒメギフチョウ8オス1メス、孫三女君は19オスを、私は20オス 4メスを採集。 チョウたちは殺さず生きたまま三角紙に入れて、戦果確認の後、全てリリースしました。
長年の採集調査で北見市界隈のエゾヒメギフチョウ標本は大量にあるので、この発生地では毎年エゾヒメギフチョウハンテングを恒例行事として楽しむだけのことが多くなっています。昼食を食べた後、引き上げることにしました。
広大な牧草地が続き、いかにも北海道といった風景です。
早春の気持ちの良い一日、孫たちとエゾヒメギフチョウハンテングを楽しみました。
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