北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

2017年度はジョウザンシジミを5化まで飼育

2018-06-18 20:46:47 | ジョウザンシジミ
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2017年度はジョウザンシジミを5化まで飼育


2017年はジョウザンシジミを5化まで飼育して打ち止めとしました。


ジョウザンシジミの場合は自然界ではおおむね年一化で場所によっては真夏に少数の2化個体をみます。


飼育すると毎回、蛹の半分ほどが羽化し、ひどいときには殆どが羽化したりして、ついつい交尾させて卵を産ませてしまうとえんえんと飼育が続いてしまうことになります。


エゾキリンソウの花を吸蜜用に利用できる間は一般的に飼育は容易です。


1化個体群は翅表の文様が美しいのですが2化以降は何故か翅表が真っ黒で、どうにもなりません。


珍奇な異常型個体が出ることもまったくありません。


展翅標本をつくる意欲は最初だけに終わります。それでも何となく飼育は続き、例年5化までやってしまうことが多いのです。



なんでそんなアホっぽいことをするのか、かみさんをふくめ、第三者がみるとまったく理解に苦しむと思います。



その理由として、強いて言えば飼育そのものが楽しく、幼虫も羽化した蝶もなんとなくかわいいからでしょうか。



2017-8-13 ジョウザンシジミ4化が羽化しました。





2017-9-4  


ジョウザンシジミ4化を自然交配、産卵させエゾキリンソウを与えて飼育します。




数百匹の幼虫を大型タッパウエア三個で飼育中。


約2時間かけて糞などきれいに掃除して新鮮なエゾキリンソウをのっけて作業終了したところ。







2017-9-17 
 
庭は、はや秋の風情でホウオウシャジン、ヒダカミセバヤ、エゾオヤマノリンドウが咲き、カクトラの大群落が見事です。




ホウオウシャジン。



リンドウ。


カクトラの花。

エゾキリンソウはいつのまにか種を飛ばして葉も固くなり越冬に向かう準備をはじめています。






2017-9-19  

ジョウザンシジミ4化が産卵した卵が孵化しエゾキリンソウを食べて成熟し次々と蛹化しています。




あと2週間ほどすればこれらの蛹からジョウザンシジミ5化が羽化します。




              続く。





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美麗ミヤマカラスアゲハ春型ハンテング

2018-06-12 20:50:26 | ミヤマカラスアゲハ
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美麗ミヤマカラスアゲハ春型ハンテング  

2018-6-1 (金) 雨のち曇 のち晴れ 気温7度C〜16度C


峠の向こうまで行ってまたもどった。






峠付近の林道へ入ってみるとで水たまりにミヤマカラス2♂♂吸水中のをネット。





キアゲハはいつ見てもきれいです。撮影後リリース。







さらに進むと林道は途中で崩壊しており引き返す。


昨年秋の猛烈台風で、林道そのものが川になり林道の土砂が流されてしまっていた。





ミヤマカラスアゲハがよく目につく日だが道沿いに速く飛ぶ個体が多く手がでない。


林道沿いの土場の小規模な水たまりに多数のミヤマカラス♂がきているのに遭遇、採集と撮影を行った。


数十匹の個体が吸水している壮観な光景だが、撮影しようと慎重に接近しても必ず見張り番みたいな蝶がいて、そいつがはではでしく舞い立つ。


続いてほとんどの個体がつられて舞い散ってしまい残った6個体をなんとか撮影できた。



昨年、吸水するミヤマカラスアゲハ20匹ほどにネットをかぶせ一網打尽にしたことがある。


結果は悲惨。ネットの中で多数の蝶が大暴れして、ほとんどが無惨な破損個体になってしまったのだ。


その教訓でミヤマカラスは一匹ずつ、せいぜい3匹くらいまでしか一度にはネットしないことにしている。


その辺を飛び回るミヤマカラスの採集は、まさにスポーツ感覚だ。小気味よくネットに吸い込まれる蝶に快感がはしる。









ネットをすりぬける蝶を見ては野球の空振りの気分。年のせいか動体視力低下に伴い空振りがやたらと多い。



採集したミヤマカラスは手のひら撮影を試みるがこれがまたむずかしい。











陽光のもとでみるミヤマカラス♂は展翅ミイラ標本とは比較にならない美しさで、個体ごとに微妙な変化があり楽しい。







 

続いて入った林道を進むと林道の最奥で林道をふさぐ倒木が放置されている。



その上流では昨年の台風で林道沿いの渓流大氾濫をきたしたためとおもわれる林道崩壊がひどく引き返す。



今回、帰りにとても小規模な崖でジョウザンシジミが発生しているところに寄った。



8♂♂2♀♀採集。♂たちはリリース、2♀♀は採卵用に持ち帰る。



とても小規模な個体群でここのはまだ飼育して検討したことがなかった。



ここではナズナのような崖部の白い小さな花が唯一の吸蜜植物になっていた。

 
この日の採集・観察記録 

エゾヒメギフ1♂B  ミヤマカラス8♂♂1♀ A キアゲハ1♂A エゾスジグロ多数  サカハチチョウ多数  アカマダラ見かけず シータテハ キベリタテハ コヒオドシ 越冬個体多し。  ルリシジミ1♂A ジョウザンシジミ8♂♂2♀♀A-B





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2018-5-30 北海道八雲町でアサギマダラ新鮮個体を確認

2018-06-09 00:14:30 | アサギマダラ
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2018-5-30 北海道八雲町でアサギマダラ新鮮個体を確認


稗田です。


ご無沙汰しています。


さてさて、今年も 2018年5月30日 八雲町の遊楽部川支流砂蘭部川 で、アサギマダラ1頭を確認撮影しました。







羽根は破れていますが、羽化したばかりのように見えました。


 ご報告までに…


ダム建設が河川環境に与える影響や種々の渓流環境につき、長年ご指導いただいている稗田さんから今年も八雲町でアサギマダラを確認したとの情報をいただきました。

アサギマダラは春に南西諸島や九州などで羽化した個体群が初夏にかけて酷暑環境を嫌って北上移動を行いつつ本州各地で繁殖して個体数を増し、しばしば5月中旬からは北海道南西部などでも発見されるようになるが、秋には一斉に南下移動を始めるとされる。近年、各地の同好会などによるアサギマダラのマーキング活動が盛んになり、それにつれて再捕獲数も増え、アサギマダラの移動の状況がいろいろとわかってきました。最近では北海道でも交尾行動や野外での幼虫発見が報告され、繁殖も確認されていますが幼虫の越冬は不可能と考えられています。

アサギマダラに関する情報は今のところいくつあっても重要といった状況なので、もし観察の機会などあれば 南陽堂 あてにメールなどいただければ幸いです。






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北見市郊外、エゾヒメギフチョウの新産地発見

2018-06-07 02:46:11 | エゾヒメギフチョウ
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北見市郊外、エゾヒメギフチョウの新産地発見





2018-6-1 (金) 雨のち曇 のち晴れ 気温7度C〜16度C


近郊の渓流へ春のニジマス釣りと蝶を見に出かけた。


朝は小雨、やがて止んだが空は曇って肌寒い。


蝶はダメな日と思っていたが山に近づくにつれて雲の切れ間から強い日差しが差し始め、陽がさすと一気に気温があがってくる。



山あいのアスファルト道路に沿ってミヤマカラスアゲハ♂が飛びはじめた。


脇道に入ってみると小さな水たまりにミヤマカラス春型♂、キアゲハ春型、多数のエゾスジグロチョウ、サカハチチョウ春型が吸水していた。








撮影しようと慎重に接近するが蝶たちは意外と敏感で次々と舞い立ってしまった。


サカハチチョウやルリシジミなど採集して手のひら撮影。











ここで、木漏れ日の中をちょっと場違いな感じで低く飛翔する蝶を発見。待ちかまえてネットすると思いがけないエゾヒメギフチョウ汚損個体♂であった。





近くに小規模なエゾリュウキンカの群落があり、もしやと思っていたのだがここはエゾヒメギフチョウの新産地発見ということになった。



来年は早春にエゾヒメギフ狙いで来てみようと思う。




             次項、 ミヤマカラス春型ハンテング へ続く。



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北見市でチャマダラセセリと遊ぶ

2018-05-31 20:26:16 | チャマダラセセリ
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北見市でチャマダラセセリと遊ぶ

20XX-5-23 (日)  晴れ 25度C

あまり天気がよいので北見市郊外のチャマダラセセリポイントへ撮影にゆく。




天気は最高であった。


ここはチャマダラセセリの発生時期は、他の場所とくらべてやや遅くなる。


この日採集ないし撮影した蝶たちは以下のとおり。



チャマダラセセリ4ex A-A/ 他にも4頭観察。
ミヤマセセリ 12♂♂ A
ツマキチョウ 2♂♂1♀A
エゾスジグロチョウ 多い
エゾヒメシロチョウ 18♂♂2♀♀ A-A/が
コツバメ 3♂♂ A
ツバメシジミ 1♂ 他に2♂♂1♀観察
アカマダラ 2♂♂ A なぜか少ない
クジャクチョウ コヒオドシ シータテハ ボロ越冬個体散見



デジカメ写真かなりよく撮れた。








チャマダラセセリは最初の右手に砂防ダムのあるところが撮影に向いていた。










キジムシロに訪れたときは吸蜜時間はわずか数秒。


キジムシロの花にきたチャマダラセセリ。すぐ飛び立つ。


タンポポでは10秒間吸蜜するのでタンポポにきたときが撮影しやすい。





チャマダラセセリは林道片側が日当たりのよい斜面になって、キジムシロやキンミズヒキが多い環境を好むようだ。




ただ風は嫌いで側溝の中のタンポポなど、あまり風の強くない場所で吸蜜するものが多い。


ゲート付近の河原でセリ、ニリンソウを摘んだ。



夜、久しぶりに映画トロイを見た。おもしろかった。ブラピ主演で古代ギリシャの物語だが登場人物の名前がほとんどモルフォやアゲハチョウの名前ばかりで苦笑した。(ギリシャ神話の登場者たちの名前の多くが蝶の学名になっているのです。)





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