北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

シロオビヒメヒカゲ♀の興味深い観察

2018-06-26 02:44:19 | シロオビヒメヒカゲ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村



シロオビヒメヒカゲ♀の興味深い観察

2018-6-24(日)  晴れたり曇ったり のち雨

午前11時。不安定な天候。北見市郊外。


たまたま車をとめたら一匹のシロオビヒメヒカゲ♀を見つけた。


かっては無尽蔵に見られたシロオビヒメヒカゲだが何故か最近道東ではは激減しており撮影の好機はあまり多くない。


変な飛び方をしており、せわしなく低く飛び、ストンと草の中にもぐり込む。




よく見ると草はこの蝶の食草リシリスゲが群落をつくったところで、枯れ草の中にもぐり込み産卵しているように見える。








しばらくあちこち草の中にもぐり込むことを繰り返し、産卵で疲れたのかフキの葉上で一休み。 





今度はイネ科の植物の穂にとまった。 


とても小さいイネ科植物の花にストローをのばすが花が小さく蜜量は多くないようですぐ飛び立つ。 









今度はヨモギに葉に止まりストローを出す。





やっぱり止めてストローを引っ込めたところ。後翅白帯の幅が広い道東亜種、どちらかというとphotogenic な蝶だと思います。







葉裏にストローを伸ばし小水滴で水を吸っているところ。
 



あまりしつこく小型デジカメで接近し続けられ、とうとう頭にきたようで飛び去ってしまいました。



今年初見のクロヒカゲが日溜まりに止まっていました。 




このあと喜々として、森を抜け急斜面を降りてニジマス釣りのポイントへと向かいました。


渓流竿三本を入れたナップザックを車に置き忘れたことも知らずに。




にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村

ジョウザンシジミ5化が羽化

2018-06-22 20:55:39 | ジョウザンシジミ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村




ジョウザンシジミ5化が羽化

2017-9-25 (月) 曇

夜、ジョウザンシジミの5化が羽化していた。 











この日は一気に9頭が羽化していたが部屋に放したり、指にとまらせたりしてデジカメで撮影した。







裏面はまさにジョウザンシジミそのものだが、翅表は真っ黒。





ただ真っ黒と表現するのは正しくないかも知れない。


正確には暗青黒色ともいえる微妙なビロード状の色調で後翅亜外縁には輪状紋がはっきり出ている。



上翅表面も単純に真っ黒ではなくしばしば微妙な青色鱗粉が種々の程度に発現して、まさに見ようによってはとても美しい。







特にジョウザンシジミ春型しかみたことがない人には、かなり新鮮に見えるのではなかろうか。





この個体はストローを伸ばして私の指の汗を吸い始めた。いつまでも吸っている。




2017年度のジョウザンシジミの飼育はこの5化個体群の羽化をもって終了としました。







にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村

2017年度はジョウザンシジミを5化まで飼育

2018-06-18 20:46:47 | ジョウザンシジミ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村


2017年度はジョウザンシジミを5化まで飼育


2017年はジョウザンシジミを5化まで飼育して打ち止めとしました。


ジョウザンシジミの場合は自然界ではおおむね年一化で場所によっては真夏に少数の2化個体をみます。


飼育すると毎回、蛹の半分ほどが羽化し、ひどいときには殆どが羽化したりして、ついつい交尾させて卵を産ませてしまうとえんえんと飼育が続いてしまうことになります。


エゾキリンソウの花を吸蜜用に利用できる間は一般的に飼育は容易です。


1化個体群は翅表の文様が美しいのですが2化以降は何故か翅表が真っ黒で、どうにもなりません。


珍奇な異常型個体が出ることもまったくありません。


展翅標本をつくる意欲は最初だけに終わります。それでも何となく飼育は続き、例年5化までやってしまうことが多いのです。



なんでそんなアホっぽいことをするのか、かみさんをふくめ、第三者がみるとまったく理解に苦しむと思います。



その理由として、強いて言えば飼育そのものが楽しく、幼虫も羽化した蝶もなんとなくかわいいからでしょうか。



2017-8-13 ジョウザンシジミ4化が羽化しました。





2017-9-4  


ジョウザンシジミ4化を自然交配、産卵させエゾキリンソウを与えて飼育します。




数百匹の幼虫を大型タッパウエア三個で飼育中。


約2時間かけて糞などきれいに掃除して新鮮なエゾキリンソウをのっけて作業終了したところ。







2017-9-17 
 
庭は、はや秋の風情でホウオウシャジン、ヒダカミセバヤ、エゾオヤマノリンドウが咲き、カクトラの大群落が見事です。




ホウオウシャジン。



リンドウ。


カクトラの花。

エゾキリンソウはいつのまにか種を飛ばして葉も固くなり越冬に向かう準備をはじめています。






2017-9-19  

ジョウザンシジミ4化が産卵した卵が孵化しエゾキリンソウを食べて成熟し次々と蛹化しています。




あと2週間ほどすればこれらの蛹からジョウザンシジミ5化が羽化します。




              続く。





にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村

美麗ミヤマカラスアゲハ春型ハンテング

2018-06-12 20:50:26 | ミヤマカラスアゲハ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村


美麗ミヤマカラスアゲハ春型ハンテング  

2018-6-1 (金) 雨のち曇 のち晴れ 気温7度C〜16度C


峠の向こうまで行ってまたもどった。






峠付近の林道へ入ってみるとで水たまりにミヤマカラス2♂♂吸水中のをネット。





キアゲハはいつ見てもきれいです。撮影後リリース。







さらに進むと林道は途中で崩壊しており引き返す。


昨年秋の猛烈台風で、林道そのものが川になり林道の土砂が流されてしまっていた。





ミヤマカラスアゲハがよく目につく日だが道沿いに速く飛ぶ個体が多く手がでない。


林道沿いの土場の小規模な水たまりに多数のミヤマカラス♂がきているのに遭遇、採集と撮影を行った。


数十匹の個体が吸水している壮観な光景だが、撮影しようと慎重に接近しても必ず見張り番みたいな蝶がいて、そいつがはではでしく舞い立つ。


続いてほとんどの個体がつられて舞い散ってしまい残った6個体をなんとか撮影できた。



昨年、吸水するミヤマカラスアゲハ20匹ほどにネットをかぶせ一網打尽にしたことがある。


結果は悲惨。ネットの中で多数の蝶が大暴れして、ほとんどが無惨な破損個体になってしまったのだ。


その教訓でミヤマカラスは一匹ずつ、せいぜい3匹くらいまでしか一度にはネットしないことにしている。


その辺を飛び回るミヤマカラスの採集は、まさにスポーツ感覚だ。小気味よくネットに吸い込まれる蝶に快感がはしる。









ネットをすりぬける蝶を見ては野球の空振りの気分。年のせいか動体視力低下に伴い空振りがやたらと多い。



採集したミヤマカラスは手のひら撮影を試みるがこれがまたむずかしい。











陽光のもとでみるミヤマカラス♂は展翅ミイラ標本とは比較にならない美しさで、個体ごとに微妙な変化があり楽しい。







 

続いて入った林道を進むと林道の最奥で林道をふさぐ倒木が放置されている。



その上流では昨年の台風で林道沿いの渓流大氾濫をきたしたためとおもわれる林道崩壊がひどく引き返す。



今回、帰りにとても小規模な崖でジョウザンシジミが発生しているところに寄った。



8♂♂2♀♀採集。♂たちはリリース、2♀♀は採卵用に持ち帰る。



とても小規模な個体群でここのはまだ飼育して検討したことがなかった。



ここではナズナのような崖部の白い小さな花が唯一の吸蜜植物になっていた。

 
この日の採集・観察記録 

エゾヒメギフ1♂B  ミヤマカラス8♂♂1♀ A キアゲハ1♂A エゾスジグロ多数  サカハチチョウ多数  アカマダラ見かけず シータテハ キベリタテハ コヒオドシ 越冬個体多し。  ルリシジミ1♂A ジョウザンシジミ8♂♂2♀♀A-B





にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村

2018-5-30 北海道八雲町でアサギマダラ新鮮個体を確認

2018-06-09 00:14:30 | アサギマダラ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村



2018-5-30 北海道八雲町でアサギマダラ新鮮個体を確認


稗田です。


ご無沙汰しています。


さてさて、今年も 2018年5月30日 八雲町の遊楽部川支流砂蘭部川 で、アサギマダラ1頭を確認撮影しました。







羽根は破れていますが、羽化したばかりのように見えました。


 ご報告までに…


ダム建設が河川環境に与える影響や種々の渓流環境につき、長年ご指導いただいている稗田さんから今年も八雲町でアサギマダラを確認したとの情報をいただきました。

アサギマダラは春に南西諸島や九州などで羽化した個体群が初夏にかけて酷暑環境を嫌って北上移動を行いつつ本州各地で繁殖して個体数を増し、しばしば5月中旬からは北海道南西部などでも発見されるようになるが、秋には一斉に南下移動を始めるとされる。近年、各地の同好会などによるアサギマダラのマーキング活動が盛んになり、それにつれて再捕獲数も増え、アサギマダラの移動の状況がいろいろとわかってきました。最近では北海道でも交尾行動や野外での幼虫発見が報告され、繁殖も確認されていますが幼虫の越冬は不可能と考えられています。

アサギマダラに関する情報は今のところいくつあっても重要といった状況なので、もし観察の機会などあれば 南陽堂 あてにメールなどいただければ幸いです。






にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村