パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

abbreviation:省略語

2005-11-22 22:20:12 | ロースクール
 「CDMでCERを得るには、まずPDDを作ってDOEのヴァリデーションを受けることが必要です」なんてニコヤカに説明されても、「分かった」と思う人はあまり/ほとんどいないと思うのですが、やたらと頭文字でabbreviation(省略語)を作りたがるのは、どうも習性のようです。
・NAAQS達成地域ではPSDを、未達成地域ではRFPをSIPに含め、それぞれ通常のNSPSに代わってBACT、LAER&RACTを適用します
・このFEISは、DEIS後の新知見を含んでおらず、SEISが必要かもしれない
などと言ってみても、結局それだけではサッパリ説明にならないわけで(当地のネイティブスピーカーも文句を言ってます)。
 短くした業界用語を使いたがる気持ちはよく分かるし、漢字(表意文字)と違ったアルファベット(表音文字)の欠点といえばそれまでですが。「特管産廃」とあったら何となくコイツはやばそうだと分かるじゃないですか。昔の直属の上司が「アルファベット3文字はWTO以外許さん」と敵意を燃やしていたのを思い出してしまいます。

 ちなみに、重要人物を指すVIPが、"Very Important Person"の略だと知ったときは「そんなもんだったんかい」とパンダさんと一緒に思い切り突っ込んでしまいました 急に大して重要でなく思えちゃいますね