l'esquisse

アート鑑賞の感想を中心に、日々思ったことをつらつらと。

新年のご挨拶 2011年

2011-01-02 | その他
新年明けましておめでとうございます。

昨年、特に後半は気分もそわそわして何やかやと落ち着かず、右往左往しているうちに年が明けてしまいました。

今年は卯年なんですね~。

古銅兎香炉 (中国 明時代 14-17世紀)



先月出光美術館で購入したポストカード。この兎のように、目を見開き、耳をそばだて、思わず口を半開きにして立ちつくしてしまうような作品に、2011年は出会うことができるでしょうか?

『交趾分銅亀香合』 (銘 萬歳々々 中国 明時代末期 17世紀)



この時観た『茶陶の道 天目と呉州赤絵』展(2010年11月13日(土)-12月23日(日)開催)で気に入った亀もついでに。まぁ「ウサギとカメ」は自戒を込めてというところでもあります。

さて、我が家で購読している読売新聞の元旦のアート特集。読売新聞社主催の今年の主な展覧会が紹介されているのですが、今回1面を飾るのは、今秋開催される「プラド美術館所蔵 ゴヤ~光と影~」で来日するフランシスコ・デ・ゴヤ『着衣のマハ』。私はスペインに行ったことがないので、この余りに有名な作品に東京でお目にかかれるのは嬉しい限り。素描40点が出品されるというのも個人的に期待大です。

「プラド美術館所蔵 ゴヤ~光と影~」
国立西洋美術館 2011年10月22日(土)~2012年1月29日(日)



ページをめくると、西洋美術の三つの展覧会がドン!と紹介されています。

「シュルレアリスム展」
国立新美術館 2011年2月9日(水)~5月9日(月)
公式サイトはこちら

記事によると、「ポンピドゥーセンターが所蔵する絵画、彫刻、写真、映画など約170点に、書籍や雑誌などの資料を加え、運動の全体像をつぶさに紹介する初の展覧会」。確かにダリやマグリットなどの個展なら観たことがあるけど、「シュールレアリスム」という芸術運動を総括的に学べる展覧会というのは私自身観たことがありません。楽しみ♪
 
「フェルメール<地理学者>とオランダ・フランドル絵画展」
Bunkamura ザ・ミュージアム 2011年3月3日(木)~5月22日(日)

こちらは、「ドイツのフランクフルトにあるシュテーデル美術館の改築に伴い、同館が誇る17世紀オランダ・フランドルの絵画コレクションから、厳選した95点を紹介」とのこと。フェルメールも去ることながら、私のようなオランダ・フランドル絵画好きにはテンションの上がる展覧会ではないでしょうか。

「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」
国立新美術館 2011年6月8日(水)~9月5日(月)

こちらも美術館の改修工事を機に実現した展覧会。印象派、後期印象派の絵画作品から、日本初公開の約50点を含む80数点が来日だそうです。中でもモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなどの34点は同館の心臓部と称される名品とのこと。夏休みとも重なってかなり混みそうだなぁ。。。



そして最後の締めは、東寺の国宝、持国天立像(839年)の猛々しいお姿。

「空海と密教美術展」
東京国立博物館 平成館 2011年7月20日(水)~9月25日(日)

展示物の大半が国宝、重要文化財というとてつもない展覧会のようです。



勿論上記以外にも沢山あり、今年も時間のやり繰りに四苦八苦しそうな予感。

末尾になりましたが、ご縁があって拙ブログをご訪問下さった皆さまにとって、今年も佳き1年となりますように!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます (ふみ)
2011-01-04 12:23:46
あけましておめでとうございます!

家も読売新聞です、今年も色々な展覧会があって楽しみですね!
たくさん見に行けますように。
今年もよろしくお願いします(^-^)
返信する
明けましておめでとうございます (YC)
2011-01-09 11:26:46
明けましておめでとうございます!

地元の配達所から読売新聞社主催の展覧会の招待券プレゼントのチラシが
たまに入ってくるのですが(応募するとほとんど当たる)、このところ
減っているように思います。

いずれにせよ、今年もいろいろ観られそうですね。

こちらこそ、本年もどうぞ宜しくお願い致します
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