酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

サッカーの話・・・

2006-02-09 20:27:40 | 日々徒然
チョット前の話ですが高校サッカー選手権で「野州高校」が優勝しました。
いわいるダークホース的な存在で尚且つドリブルやパスを多用した
サッカーが脚光を浴び決勝戦で強豪を破っての優勝でした。
実際は多彩な攻撃よりもしっかりとした守備があったからこその
優勝だと私は思っております。
そしてなにより注目を集めたのが監督(ちょっと色男)の指導方法でした。
自由、自主性など今までの学校スポーツの指導現場ではありえないような
言葉の数々が監督の口から発せられました。
そして優勝です・・

私は小、中、高校とサッカー部に在籍していました(万年補欠・・)
向き不向きというものがあって私は「不向き」のほうでしたが・・・。
同じ部に所属をしていた「向き」の方の友人の何人かは
地元の小学校などで「指導者」をしてがんばっております。
その中の一人と先日話をしていたらこんな事を言ってました。
「野州の優勝でやりにくくなった」と・・・。

小学校の指導者とはいえしっかりと指導方法などの研修も受けて
指導にあたっているとの事・・・。
長年の積み重ねで構築された指導方法は日本人的な指導方法らしく
わかりやすく言えば「トルシエ」的といったところでしょうか。
特に基礎も何も無い小学生ともなればそんな指導の色が
より一層強くなるのもなんとなくわかる気がします。
そんな姿勢で教えているさなかの「野州の優勝」です。
教えている生徒はともかく「父兄」の目が??的に見られがちに
なってきたそうです。

今後高校サッカーも「指導的」な高校と「自主性的」な高校が
混在していけば更なるレベルUPになるのではないかと思います。
指導者の皆さん、今後の発展の為にもがんばってください。

74年にクライフ率いるオランダが「トータルフットボール」をひっさげて
W杯で世界をあっと言わせ、世界的なサッカーがこれを機に転換していったように
今回の「野州の優勝」も高校サッカーや日本サッカーの良い方向に転換して
いってくれればと思います。
日本にとって「真」のW杯出場の年ですし・・・。

と、今回長々とサッカーの事を書いたかというと・・・

2月7日サッカージャーナリストの「富樫洋一」氏が急死されました。
<こちら>アフリカ選手権の取材中に風邪を悪化させてのことだそうです。
W杯開催を目前での訃報に残念でなりません。
氏の長年培ったものを今の日本代表にぶつけていただきたかったです。
重ね重ね残念です・・・。

追悼の意をこめて駄文ながらサッカーのことを長々と綴らせていただきました。

ご冥福をお祈りいたします・・合掌・・・