アナログ・・・。

先日、友人宅ヘ遊びに行ったとき友人が購入したという「iPod」を聴かせてもらった。
（もしかしたらiPodじゃなかったかも・・・）
あの小さなものに１０００枚だか１０００曲分のデータが入るとのこと・・。
楽曲自体もＷｅｂ上で購入可能とのこと・・。
聴いてみて音の鮮明さに驚いた・・・。

でも・・・なにか違和感を感じた・・・

音楽って手軽でいいのだろうか？？？

この機械に入っている曲はデータの容量をなるべく少なくして”軽く”する為に
人間の聞き取れない音のデータを削除しているとのこと・・。

でも楽器が出している音の中には人間の聞き取れない音も当然含まれている。
それらすべてが「音」であり、それらすべてが「音楽」だと思う。

アナログ盤の音をよく「暖かい音」と表現されるのはこういった人間の五感では
感じられない何かを第六感の部分で感じ取っているからこそこういった表現が
されるのだと思う。

だからiPodで聴いた楽曲は何故か味気なく違和感を感じた。

そうiPodから流れているものは「音楽」ではなくただの「データ」だ。

私は音楽が大好きだ！ＮＯ Ｍｕｓｉｃ　ＮＯ Life なんだ！！！

だから、「ネット配信のみ」などといっているミュージシャンは信用できない。

ミュージシャンにも生活があるんだから「ネット配信」という販売方法も
してもいいと思う。
でもいくら需要が少なくてもＣＤはちゃんと製作しようよ・・。

こんな事を考えていたら山崎氏のアナログ盤が聴きたくなった。

でもわが家には今プレーヤーがない・・・。