東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング 吉祥寺にアンテナショップ!ユニークな戦略の高知県

2008-03-22 09:35:09 | 吉祥寺・中央線・下北沢
  東京タウンウォッチング 吉祥寺にアンテナショップ!ユニークな戦略の高知県

 吉祥寺の発展しつつある中道通りに、高知屋というなにやら人目を引く店を発見!聞くと、高知県のアンテナショップらしい。扱っているのは、「文旦」など高知県の(旬)の特産品で、まるで八百屋さんのような店構え。アンテナショップというより、情報発信ショップのような役割と見た。
 地方の県が特産品を販売する県の情報発信ショップを出す場合、銀座、原宿、新宿などを狙うのが常識だが、あえて吉祥寺の将来性を買って、それもはずれの中道通りに出店するという戦略ならば、なかなかの見識と言えそうだ(*「街調査」によると、住みたい街№1というデータもある)。このショップが採算的にも成功するようなら先見性があったというべきでしょう。
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東京タウンウォッチング 吉祥寺井の頭公園自然林を臨む人気スポット

2008-03-21 10:16:36 | 吉祥寺・中央線・下北沢
  東京タウンウォッチング 吉祥寺シリーズ・井の頭公園自然林を臨む人気スポット

 池のほとりにあるカフェ、自然林を臨む風景がなかなか良い。自然の中に溶け込んでいる雰囲気もあり、なかなかの人気スポットらしい。
 ゆったりと午後のひととき、ジョージ・マダム達がティータイムのお喋りを楽しむに相応しい。
 猫がゆったり寝そべっていたり、スローな語り口の会話でこそ癒されるというもの。早口や一方通行で話されると、癒しどころか返って疲れる。KY(空気が読めない)なんて、野暮というものです(*タウンウォッチング仲間のお喋りから、そんなこと感じちゃいました)。 
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「KY式日本語」流行る!?

2008-03-20 17:09:28 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー
  「KY式日本語」流行る!?
 
  「KY式日本語」ローマ字略語がなぜ流行るのか という本があるのだそうだ。色んな研究分野?があるものだと変に感心する。400語も紹介していると言うから驚く。
 喜多桐スズメさん(イラストレーター)が紹介している最低限の略語を(覚えておく)と使えるかも…。
○KY=空気が読めない ○AB=甘いモノは別腹 ○SS=正直しんどい ○ZZ==ズラずれる ○JJ==上下ジャージ ○NHK==年中ヒョウ柄キャミソール
…笑えるというより、不思議な感じ、妙~な気分ですな。
いかにも、最近の安っぽいクイズ番組に出てきそうな感じもしますが…。若者との格差?が開くばかり…恐れ入りました




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KYな首相!? 孤独の迷走劇 

2008-03-19 16:28:41 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー
  KYな首相!? 孤独の迷走劇

  今朝のサンケイ新聞トップ記事は日銀総裁問題。トップ見出しは、(日銀総裁 空席へ)…と先ずは、真っ当に捉え、サブ見出しにひとひねり効かせている。サブ見出しの(空気読み違えた首相)は、イマドキ風に言えば(KYな首相 孤独の迷走劇)とでもなるであろうか。KYとは、若者に流行する横文字の頭をとってみた言い方。翻訳すると、(空気が読めない)人…という具合に使うらしい。
 KYではさすがに使えないが、民主党の(空気が読めない)で、根回しせず独走してしまった失態を皮肉ったもの。

 この「KY」が今年の流行語になる予感…!? (空気が読める)域に達すれば、もてなしに通ずる気配りができるし、あいつ(空気が読めない)なあ…と使われると、カンが鈍い、気が利かない…とマイナスイメージに取られる。若者の間では、後者の意味で使われているらしいが、流行語に掛けたらしい見出しのセンスに、キャッチコピーのコツを学ぶ思いがして、取り上げてみた。
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東京タウンウォッチング メンチカツにも行列するか!?(吉祥寺)

2008-03-18 21:42:55 | 吉祥寺・中央線・下北沢
  東京タウンウォッチング メンチカツにも行列するか!?(吉祥寺)

  昨日取り上げた吉祥寺小ざさのとなり、ここにも行列店舗がありました。
「メンチカツ」がお目当てらしい。店名は覚えませんでした。その心は(メンチカツ)は、行列までして買う品物なのか!?…という偏見?があるからかも知れません。
 近くには、「えびすだこ」というたこ焼きの行列店も見かけた。辛抱強く行列するのを得意技?とするのは女性のようだ。ただし、食べ物かな!?
 まてよ、徹夜で並ぶのは若い男性も得意のようでもある。あれは、苦労して手に入れたというある種の達成感もあるに違いない。
 思わず脱線しましたが、「どんな商品に並ぶのか」「行列の心理学」という研究もありそうだが…。 (-_-;)
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東京タウンウォッチング 売り切り商法は金の卵!?(吉祥寺小ざさ)

2008-03-17 21:06:09 | 吉祥寺・中央線・下北沢
  東京タウンウォッチング 売り切り商法は金の卵!?(吉祥寺小ざさ)

  再び吉祥寺レポート。吉祥寺の「小ざさ」といえば、朝早く行列しないと買えない「羊羹」の神話を生み出した繁盛店として有名。「イムスクラブ」タウンウォッチングでは、11時集合で一番に近い時間に行ったが、勿論無理だった。今では、並ぶための(整理券)まで発行して、不満を和らげているようだ。
 こざさは、吉祥寺の駅前で元闇市だった処が今は、「ハモニカ横丁」と言っている一郭にある。僅か3坪くらいの売店だけ?という狭さだが、一日中行列が絶えない。「羊羹のこざさ」で売り出して、大半の売上は最中が稼ぎ出している様に見える。坪効率から言えば、全国でも有数の売上になりそうな感じ。
 そこで、(売り切り商法)は、打ち出の小槌のような(金の卵)になりうるか?答は、YESではないかと思う。売り切り商法を取っている例は良くあるが、お客の側には(無い物ねだり効果)、お店側には(ウリ逃し)をもたらす。
 言い換えれば、ブランドイメージを高める戦略としてあえて限定数を設定するか、売れるだけ造るという売上優先主義、或いは、品切れを起こさない事がお客ニーズに応えることという考え方をするか…要は、経営者の考え方、大げさに言えば哲学によると言えるのではないか。
 ブランド重視派の私なら、、極めて魅力的に映るマーケティングの手法だが…。
 ※この所訪問者(アクセス)が、コンスタントに100人前後あります。更にステップupを目指して、投稿を続けたいと思っております。
(※併せて、お店や飲食店の道場的切磋琢磨を目指したり、新製品・新メニューを発信する「東京名店塾」ブログもご愛読お願いします)
 

 
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ミッドタウン「THE COVER NIPPON」のレシート活用法

2008-03-16 13:24:40 | ミニ経営戦略・戦術論
  ミッドタウン「THE COVER NIPPON」のレシート活用法

  レシートに情報を書き込む手法は、スーパー、コンビニなどでも良く見られるやり方、効果の程は解らないがアイデアではある。
 レシートを領収証として扱うことも多いのではないかと思う。一方、印字がかすれて良く読めないレシートを平気で発行する店に当たることも結構ある。経営者がインク代をけちっているのか、明快なレシートを必要とするお客がいる事を知らない無神経さに、腹立たしい思いもすることがある。
 レシートの使い方次第で、好感の持てる店の印象、引いてはショップブランドイメージにもプラスになる。そんなメッセージを大事にしている感じを受けたのが、ミッドタウン内の「THE COVER NIPPON」という店のレシート。
 この店は、国産の製品の良さにこだわり、全国から普通に売られている色々な品物を集め、「ニッポン」を再発見しよう…という試みでNPO法人が始めたもの。
 レシートには、
~「THE COVER」とは、いわば「のし紙」。千円の贈り物でも一万円の贈り物でも暖かく包み込む「のし紙」のように産地やメーカーの区別なく商品を扱い、皆様を心からお迎えするショップを目指します」~
 …とあります。
どうです!? お店の思想、考え方を伝える立派なメッセージになっていると思いませんか? 世の中、偽装や食中毒事件が頻発、みんなが不信感、疑心暗鬼に陥っている。裏返せば、(信頼出来る)商品や店を求めている。
 「東京名店塾」のメンバーも、いかにお客様の信頼を裏切らないか、社会的責任ということを改めて意識して欲しい。

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HERS続 これからの10年、どうしますか?

2008-03-15 22:34:54 | ミニ経営戦略・戦術論
  HERS続 これからの10年、どうしますか?

机上の想像ばかりではいかんと思い、読んでみました。
 特集の「これからの10年、どうしますか?」が何と言っても焦点。「どう生きますか?}では、シリアス(真面目)に過ぎる。肩肘張らず、「どうしますか?」と話しかける感じが良いのだろう。
 PARTが4つに分かれていて、実在の50代女性達を登場させて、ライフスタイルと価値観をドッキングさせてリアリティがある。

PART①「私を楽しませてくれそうなこと」では、独学で和菓子屋を始めた人(54歳)、まつげのプライベートサロン(54歳)経営
PART②「これからの10年の楽しみで、ファッションも変わります」では、プリザーブドフラワー(ドライフラワーの様な!?)のアトリエとスクール(51歳)(*画像)の方の“気持ちいいスタイル”への価値観の変化、泳ぎを始めて服も仲間も変わった方(50歳)、別荘で始めた暮らしで“着飾る為だけの服”は要らなくなったという方(49歳)
PART③「マイスペース」つまりは住まいでは、自宅の中にギャラリーを作った例、リビングの小物にこだわる例、茶室を造った例、キッチンにこだわった例、
PART④「高めたいのは“女の濃度”」というテーマでは、“女”であることを意識する大切さを取り上げている。
 いずれも活き活きとした女性の実例を挙げて、女性ならあこがれる(趣味、仕事)、(ファッション)(住まいの空間)、(女)の生き方を、切って見せている。しっかり子育てを済ませ、仕事も暮らしも、しなやかにこなしている一流の現代的女性達で、美人揃いと来ている。
 男性として、個人的に興味を引いたのは、“女の濃度”で、女を意識する大切さとして、『膝頭を揃える、手先の動きなどの所作に、女のエレガンスを感じさせる』ことに繋がるという(*頷けますねえ)。この方は、自分の脚を綺麗に見せてくれるスカートの丈の長さにこだわり抜いているそうです。いや、ごもっとも!綺麗な脚をしています。
  ざっと読んでみた感じでは、男の私にも面白い内容、というよりこんな素晴らしい女性には、そうそうご縁がないなあ…というのが率直な感想。しかし、世の子育てを終わった女性達が、これからの10年をどうするか? (自分探し)に悩む事も多いに違いない。登場した女性達はほんの一握り、大多数は趣味の世界に生き甲斐を見つけるのじゃないか。
どこまで、この雑誌が売れるのか、そこに答がありそうだ。
 ※追記 イメージキャラクターとして、カバー写真と巻頭記事に取り上げたのは原田美恵子さんでした。
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HERS創刊 50代の女性は輝くか!?

2008-03-14 23:05:11 | ミニ経営戦略・戦術論
  HERS創刊 50代の女性は輝くか!?

  光文社が50代の女性に的を絞り、新聞各紙に全1ページを使って、「HERS」創刊を大々的に告知、PRした。ここにきて、雑誌社がターゲットにする女性読者の年代が段々上がってくるようだ。マガジンハウスでは、「クロワッサンPremium」、集英社では、「エクラ」を既に創刊している。
  50代の女性といえば、青春の頃には 自立した仕事、職場を持ちにくかった世代であろう。今、子育ても終わり、フト自分を見つめ直した時、自由で経済的にも恵まれたイマドキの若い女性達を見るにつけ、悔しい思いがする事は容易に想像出来る。
 そんな女性達へ(自由に羽ばたけ)、(自分らしく生きよ)…とけしかける。スターの追っかけオバタリアンとも、グルメ、旅行にうつつを抜かすオバサンとも勿論違う、(おとなの女)のイメージである。
 
  HERSのコピーから拾ってみる。
『あらためて「個人」にもどる覚悟ができた女性たちへ。これからも気持ちよく、ときめいて暮らしましょう。2008年3月12日、いよいよ創刊です』
  帯に当たるキャッチコピーでは、『自信もある。自由もある、女性たちへ』…と、持ち上げ、
  創刊号の見出しでは、『これからの10年、どうしますか?』…と迫る。
…ザッとこんな調子である。

テーマは、(大人の女は、いま、何を知りたいか?)で、ミーハーではなく、さりとて婦人公論の良妻賢母イメージとも違う、また、現代のキャリアウーマンではない(新しい大人の女)のライフスタイルを提示してみようという試みであろうか!?
 表紙の大目次を見ると、メイクとヘア、ファッション(スーツ)、ジュエリー、食(旬野菜)、旅(海外)などで、恋や男友達など危ないテーマは無く、ジックリ読み解いてみないとコクが見えてこないが、果たして50代の女性が輝くか…売れ行きが興味深い。(^^;)


 

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東京タウンウォッチング 餅のどら焼きは新需要層を切り拓いた!?

2008-03-13 22:32:00 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー
東京タウンウォッチング 餅のどら焼きは新需要層を切り拓いた!?

このところ商品のネーミングやキャッチコピーに興味が沸いて、菓子売り場などへ行くと目に付くようになってきた。カテゴリーも、「新製品・商品ネーミング・キャッチコピー」と少し幅を広げました。
 さて、今日取り上げるのは、東京幡ヶ谷の菓子屋さんで、伝統派の私に「どら焼き」の文字が目に入り、つい買ってみたもの。名付けて、「餅のどら焼き」(画像)…皮に餅が使ってあり、「モチモチ」という触感で、味は悪くはない。…しかし、伝統派にとっては、昔ながらの「うさぎや」流どら焼きがやっぱり良いねえ。
 しかし、定番となっている伝統商品を一ひねりして、新しい皮を開発して「新しいどら焼き」を創造するのが、新製品開発では次のヒットを生み出すコツでもある。どうやらこのメーカーの看板商品らしい。包装も、歌舞伎に出てきそうな縦縞模様、クラシックでモダンな感じが、餅×あんこの組み合わせに似合っている。30代~40代位の新しい需要層を開拓したと言えそうだ。

  「ヒット商品の舞台裏」という記事で、バナナの(完熟)ならぬ「甘塾王」。甘さとコク、モチモチっとした食感が受けているという。なかなか売れず苦戦していたが、社内公募で名前を一新した。昭和40年代頃バナナは高級品、懐かしい世代に向けて漢字を使い、バナナの王様と味を連想させる絶妙なネーミングで、知名度も飛躍的にup、ヒットに繋がった。偶然だが、ここでも(モチモチ感)が出てくるとは、幅広い世代に「もち」はウケル!? (^o^)

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