東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

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送料負担の差別化について疑問に突き当たる!?

2008-02-28 23:14:37 | ミニ経営戦略・戦術論
  送料負担の差別化について疑問に突き当たる!?

  「電話又はFAXで注文した場合9.000円以上で送料無料、インターネットで注文した場合6.000円以上で無料」…、これって、納得出来ますか!?
 地方の伝統ある和菓子屋さんの菓子を知人から戴いた。その中に挟まれていたハンドビラの(送料)についてのメッセージ。
 店側の理屈では、(電話やFAXは、応対に手間が掛かり間違いも起きることがあるので、コストとリスクの負担をして欲しい)というものだろうと思うが、お客の立場からに言えば、(電話、FAXでも、インターネットでも同じこと)となる。宿泊の予約では、代理店を通さず直販なので割引されるというのは理解出来る。…が、この送料のケースは、どうも理解出来ないので、取り上げてみた。皆さんはどう感ずるのだろうか!?
 現金購入とクレジットの場合も矛盾を感じている。クレジットは後払いで店にも手数料がかかり、尚かつ入金までの資金が寝るため金利がかかる…にも関わらず、様々な恩典をつけるという理屈が解らない。現金派の私には、即金で支払う人にこそ恩典やサービスがあるのが本筋だと思うが、米国の住宅ローン証券化など、信用経済という魔物は様々な矛盾を抱えながら膨らんでいくのが現実なのであろう。
コメント (2)
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