メンテナンス時代来る!! トヨタ哲学に学ぶ「…頼まれた所だけでなく、クルマの調子を診ます」

　　メンテナンス時代来る!! トヨタ哲学に学ぶ「…頼まれた所だけでなく、クルマの調子を診ます」

　　08/01/26の全国紙に「トヨタ自動車」の広告が載った。
「私たちトヨタのサービスエンジニアは、頼まれた所だけでなく、可能な限り、クルマの調子を診ます。お客さまに、少しでも快適で安全にお乗りいただくために。」という書き出しで始まるコピー。そして、お客様と接した時の逸話へと続いている。
　　各地で起きる橋の老朽化、マンションの寿命、老化するカラダ、縮む人口と経済…あらゆる現象が（モノ消費の拡大）から（長持ちさせる）「メンテナンス」の時代に入っていることを示唆している。
　一方ライフスタイルが変わったり、人と違った自分の個性を出したいトレンドが大きな流れとなっている。
　ここに小回り、目配りの効く、小規模企業にチャンス有り。大手の量産体制にスキ有り、小企業こそ頑張ろう!!
　　
　　売れない日本マーケットの競争環境の中で発想転換し、いち早く後方の＋αのサービス付き修理、メンテナンスに着目し、その姿勢を宣言したのがトヨタの広告である。
※追記　この広告には、見事なオチがある。最後に『お客さまにとって、かけがえのない一台』…泣かせるねえ!!