8月10日(土)17時
8月11日(日)17時30分
場所 東京オペラシティ コンサートホール
出演 中川晃教 加藤和樹 伊礼彼方 藤岡正明 田代万里生(11日のみ) イ ソジョン 山野靖博(コーラス)
指揮 井村誠貴
演奏 ブランニューチェンバーオーケストラ
とにかく、声良し、歌良し、そして個性豊かな人が揃ったコンサート
幸せな、正に耳福なコンサートでした。
10日、アッキーの「影を逃れて」が聞けたのが凄く嬉しかった(涙)
蘇りましたよ。M!初演のアッキーが、あの感動、衝撃が。
残念ながら10日だけの曲目だったけど、収録があったのでいつかオンエアされるでしょう。
楽しみにしたいと思います。
伊礼彼方さん
「最後のダンス」が圧巻でした。
山口祐一郎閣下とマテトートを足して2で割ったような感じ。
朗々とした美声、圧倒的なパワー、会場全体を支配するその歌いっぷりに圧倒されました。
そのまま帝劇へGO!みたいな雰囲気(爆)
連日の酷暑、猛暑に勝るとも劣らない熱量で、その中にセクシーさもあり、ひさびさに野獣系というか肉食系のトートを聞いた気がしました。
嫌いじゃありません、私、こういうトート閣下。
青い血というより真っ赤な血が流れてそう。
あと、スペイン語の「スターズ」も良かったです。曲がいいと言葉がわからなくても感動するものですね。
藤岡正明さん
3月のカルッツ川崎でのミュージカル ガラ コンサート」と曲目が被る感じもしたけれど、やはり歌上手いなあと。
「彼を帰して」「神よ、何故?」とかとっても良かったです。
藤岡くんの声は力強さの中に哀愁があると思うんですよね。
ちょっとアウトローな感じが魅力です。
「労働者」ってご本人は言っているけど(笑)いやいや私は知っている、「不徳の伴侶」のボスウェル伯を。
抑えた感情の中にメアリー・スチュワートに対する激しい感情を持つ貴族ボスウェル卿を。
またああいう役をやって欲しいです。
加藤和樹さん
今回が初めてのミュージカルコンサート、ということで、ちょっと緊張気味?な感じでした。
10日の初っ端「僕こそミュージック」は特に緊張したのではないかなあ。同情しました(笑)
でも、しっかりした歌いぶりでした。
9月 「怪人と探偵」年明け「フランケンシュタイン」で、アッキーと共演が続くので、舞台で観られるのが楽しみです。
田代万里生さん
折り目正しい、そして礼儀正しい端正な歌いぶりです。
加藤さんと一緒に歌った「炎の中へ」も良かったけど、「アンセム」がとても良かったです。
今帝劇でフランツされてますけど、抑えたフランツとは違って、万里生くん本来の明るい歌声が聞けてよかったです。
イ・ソジョンさん
韓国の方で、ブロードウェイでキムをされたそうです。
少しハスキーでとても強い声、「命をあげよう」を歌われたのですが、素晴らしかったです。
パワフルで哀愁があって声がよく伸びる。
アッキーと「愛していればわかりあえる」をデュエットしたんですけど、このために日本語覚えられたんですね。
アッキーM!初演の時の松たか子さんとのデュエット思い出しました。
声のハリの強さが似てる気がして。
2部で「 I Love Piano」を歌われましたが、この曲、ディズニーシーの「ビッグバンドビート」でミニーちゃんが歌ってる曲ですよね。
きちんと歌われているのは初めて聞いたので、とても新鮮でした。セクシーでダイナミックで実力を感じました。
アッキーはカルッツ川崎でもやった、藤岡くんとのグレーテストショーマンの「The Other Side」迫力あって良かったし、「生命創造の歴史が始まる」もダイナミックで声が自在に出てて素晴らしかったです。
ほんとうに皆歌が上手くて素晴らしかった。
こんな豪華なメンツが揃うコンサートなんて早々ないと思いますが、またいつかやって欲しいです。
今回はクラシック用のコンサートホールでしたが、次回あるとすれば会場は普通の会場でお願いしたいと思いました。
生声、生演奏が前提のホールで、今回のような形のコンサートはちょっと無謀な気もする。
単独のコンサートならばなんとかなるかもしれないが、個性豊かな声質の複数の出演者でPAを使用してのコンサートはこのホールにはそぐわない気がしました。
が、しかし、全体的には、実力ある豪華なメンバーでの素晴らしいコンサートでした。
また、いつか会えますように。
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