今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ロックオペラ モーツァルト ルージュバージョン

2013-02-11 22:52:07 | 中川晃教
Photo


2月10日(日) ロックオペラ モーツァルト ルージュバージョン
プレビュー公演に行ってきました。

モーツァルト 中川晃教
サリエリ   山本耕史
コンスタンツェ 秋元才加
運命/酒場の主人  鶴見辰吾
レオポルド  高橋ジョージ



重厚でゴージャス感漂う舞台セット
お洒落で可愛くてフランスのエスプリを感じる素敵な衣装
ロックというより、ポップスのような判りやすい音楽
それが、モーツァルトのシンフォニーやオペラの楽曲と
シンクロする迫力

素晴らしかったです。
プレビュー含めたった9日間の公演だなんて!
酷すぎる!!

最低1ヶ月間くらいの公演期間にしてもらって、インディゴとルージュと両バージョンを堪能したい…
プレビュー見たその日から、再演希望です(爆)

晃教くんのモーツァルトは、80年代のプリンスを彷彿とさせる感じでした。
ちょっと膨らました感じのヘアスタイル、デコラティブな衣装。特に結婚式の
白い衣装なんか、レースといい、上着の感じといい、プリンスそのまんまって感じで
個人的にかなりツボでした。
歌はもう縦横無尽というか、余裕で歌ってた感じ。

ストーリー的には、東宝のM!よりは、映画アマデウスに近いかな。
サリエリとの対決、対峙がメインでもあるので、書簡集から脚本起こした
M!とは視点が違います。
もっと、サリエリとのやりとり場面があるかと思ってたのですが、最後は意外にあっさり
してたような気もします。

そのサリエリ役は山本耕史さん。
しっかりとした安定感。
クールで落ち着いた、それでいて冷静な中にも音楽家としての
プライド、モーツァルトへの対抗心が見え隠れする…
そんな感情の変化をコントロールしてる感じがとっても良かったです。
サリエリは一部はほとんど見せ場がないけれど、
二幕の「殺しのシンフォニー」とか、超カッコいい!
盆に乗った斜めった舞台が回る、その上で歌うところが凄い。

インディゴバージョンではアッキーがこれを歌うんだ、と思ったら
それだけで心臓バクバク。
早く観たいなあ。私は金曜日までのお楽しみです。

コンスタンツェの秋元才加さん。
一途にヴォルフを思う気持ちが伝わってくる。
歌い方もポップス調の曲に合ってる感じで良かったです。

アロイジア役のAKANE LIVさん
見目麗しく、声も良く通って、良かったです。

あと、歌姫の北原瑠美さん。素晴らしい声でした。
北原さんの歌うアリアとミュージカルの曲が重なるところがあったと思うんですけど
とっても良かったです。


最初にも書いたけれど、たった9日間の公演なんて、もったいなさ過ぎる。
衣装もとっても素敵で、薔薇の花がいっぱい付いたドレスとか、見てるだけで
幸せな気分になりました。
衣装担当は外国の人かなと思ったら、なんと、宝塚の有村淳先生でした。わお!

次回は金曜日、インディゴバージョン。
楽しみです!




































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