蓮心堂〜セルフメンテナンスを心がける大人の為の隠れ家的な中医学サロン〜

「健康は美の大前提」 
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晴れた秋の朝のお粥

2020-10-07 | 積み重ねる養生
秋に多いお粥の朝食。

お粥は脾を労わり健やかにしてくれるので私にとっては「薬の代わり」でもあります。

美味しいし簡単だし、シャトルシェフのおかげでながら調理もできるので負担無く続けられています。


先日は日差しが強くなりそうな予報だったので昆布だしではなくトマトジュースを使いました。

トマトは日焼け予防にも日焼け後の対処にも使える便利な存在。季節に関係なく摂取する数少ない食材です。

とは言え、もうトマトの季節は終わりなので旬のトマトから作られたジュースを用いていますけどね。

秋は空気も体も乾燥しているので夏よりも日焼けしやすい環境なので、日焼け止めをなるべく使いたくない私にとって体の中からの日焼け対策は重要です。



朝食はしっかり食べたい派の人も、軽く済ませたい人も、どちらの要求も満たすことができるお粥。

お粥自体は消化によいので昼食までにお腹がすいてしまうだろうけど、油脂分と食物繊維を足せば腹持ちがよくなりますよ。

体に優しいお粥とは言え腹八分目を超えて満腹… になってしまうと負担になるのでご注意を。腹持ちをよくするには量ではなく内容で。



秋の特徴を一言で現すと「収」です。

そして、秋は乾燥の季節。

なので、発「散」効果のあるスパイスやネギ、生姜等は控えめにした方がよい季節です。(生姜でポカポカは絶対に×)


また、生の食材や冷えた食材は体内の陽気のエネルギー(熱)を使って消化のお手伝いをする必要があるので、体内の陽気が消費されてしまいます。

そうなったらどうなると思いますか?

陽気には色んな働きがありますが、体内を温めるのもその中の一つなので、冷え性になりやすくなります。

特に朝は体自体が温まっていないので「朝から生ものや冷えたものを食べるのはあまり好ましくない。」と養生学では考えられています。



以上の理由で秋の朝は温かいスープやお粥で物理的に体を温めるのがオススメなのです。

ぜひ1回だけでも試してみて下さい!






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