やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【文殊の会】 大東亜戦争と戦後の状況を考える ~第17回(2012.6.6)の報告 ~

2012年06月08日 | ~h27 その他の記事

■研究課題【歴史・政治】大東亜戦争と戦後の状況
 ※会員の意見等:青字

1 宮崎達三郎氏のお話
 ・講師・・・昭和4(1929)年福岡県生まれ。熊本にあった陸軍幼年学校在学中(16歳時)に終戦。戦後は茨城県で日立製作所勤務。定年後に佐賀県佐賀市に移られ、現在は葉隠研究会や師友会の勉強会で講師をされています。

(1) 広島の原爆死没者慰霊碑の碑文「
安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」について

・米国(進駐軍)は、大東亜戦争(※米呼称:太平洋戦争)についての「東京裁判」において、自国を正当化するために日本を「一方的な侵略者」に仕立て上げた。碑文の「過ち」というのは「日本の侵略戦争」という意味。
 しかし、1952年に占領軍総司令官であったマッカーサーが米国国会で証言したように、大東亜戦争は日本の米国に対する自衛戦争である。
 したがって、あの戦争はやむにやまれぬ戦いであって、決して日本の「過ち」ではない。

・大東亜戦争は、日露戦争と同じように、「欧米の白人」に対する「有色人種の対抗」という側面がある。この戦争の結果、アジアをはじめとする植民地が次々に独立するきっかけになったのは事実。

・東京裁判での「南京虐殺30万」説も、広島・長崎の原爆と東京大空襲などによる死者数につりあうようにするための「嘘」。 

(2) 歴史を学ぶことの大切さについて 
~資料を読み解きながら~

・資料=講演録抜粋「日本はこれでいいのか -若者達に正しい歴史教育をー」英霊にこたえる会中央本部会長 中條高徳

 講演録の小見出し・・・アジアの指導者が学んだ戦前の日本 / 欧米列強のアジア侵略 / 見直すべき日露戦争の意義 / 英米の強い日本への警戒 / 開戦と陛下のご深慮 / 国家異常の際の天皇陛下の機能 / 民族の滅びる三原則 / A級戦犯は絶対に存在しない / 真の歴史教育を若者達へ

※「民族の滅びる三原則」1.理想(夢)を見失った民族。2.価値のすべてを物に置いて、心の価値を見失った民族。3.歴史を忘れた民族。

2 質疑・意見交換など

・歴史に学ぶことは大切・・・最近「高橋是清」についての本を読み痛感した。大事な歴史をちゃんと習っていないと思う。

・終戦直後から、日本人が「鬼畜米英」からころっと変わったようにみえるがその理由は?・・・「公職追放」により、米進駐軍の言うことを聞かない者や不都合なものを徹底して各職場から追放したように、米国の占領政策による言論・思想弾圧が徹底していた。また、「飯が食えればどうでもいい」というような風潮が多少はあった。

・日露戦争後の日米摩擦の始まりは「日本人移民問題」から始まったようだ。歴史的事実をよく調べると、カリフォルニアでの農地開拓などで成功した日本人のまじめさ・勤勉さなどを見て、「排斥運動」が始まったらしい。つまり、《いてもらうと自分たちに不都合だから》ということ。

 このように見ると、その後「日本への石油などの基幹的産業資源の輸出禁止」などの圧迫を加えて「勃発」した「太平洋戦争」の動機・目的がはっきり見えてきた。つまり、《日本がアジアで「大国」になることは、米国にとっては不都合だから、早いうちにたたく》ということにほかならない。

・「歴史を忘れた民族」・・・「大人になるまでに神話を教わらない民族」などとも言われている。
 歴史家:トインビーの知見は勉強する価値がある。

 その他いろいろありますが、省略します。
 

人気ブログランキングへ 参考になりましたらクリックをお願いします! 読んでくださる方の存在が励みです。※コピー、リンクはご自由にどうぞ。