やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】11 ~⑶水田稲作の伝来  各社ばらばら! <その1 実物コピー>~

2016年11月26日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

 水田稲作(水稲)の伝来について<ウィキペディア:稲作(2016.11.26現在)>にはこう書いてある。

・「稲作の起源は2012年現在、考古学的な調査と野生イネの約350系統のDNA解析の結果、約1万年前の中国長江流域の湖南省周辺地域が稲作の起源と考えられている。」

・「イネ(水稲および陸稲)の日本本土への伝来に関しては、『朝鮮半島経由説』、『江南説(直接ルート)』『南方経由説』の3説がある。」

 

 ≪教科書には諸説公平に紹介してあるだろう≫と思ったら大まちがい・・・シェア順に掲載する。

※以後、教科書の実物(教育出版はh28使用本、それ以外はh27の採択審査用見本本)コピーの赤下線は松永が付け加えたもの。

【東京書籍】

 

【帝国書院】

【教育出版】

【日本文教】

【育鵬社】

【清水書院】

【学び舎】

【自由社】

 

 

 同じようなもんじゃない? と思われた日本人は、もしかして、この数十年の≪中共と朝鮮半島国家が仕掛けつづけている熾烈な歴史認識の争い≫≪目的達成のためには手段を選ばない(=ねつ造し、嘘をつき、騙す)情報戦争≫の、長期的な危険性(=日本(人)の価値低下)に気づいておられないのではないかと…

※水田稲作文化は、神道や皇室などと共に、(人類文明のなかで独自性を保ち続けていると認められている8つほどの文明のなかの)「日本文明」の中核文化の一つです。

~次回、この項のまとめと考察~

<全リンク⇒へ> <水稲11121314151617(この項完)>