やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【敵論】23 善き日本の敵 ~犯罪者たち (1)~

2012年09月12日 | ~h27 生き方/文明

◆「善き日本」=「善き日本人」が圧倒的多数を占めている日本。◆「善き日本人」=正義感を持ち、自分や家族のためだけでなく、みんなのためにもまじめに働く日本人。◆「日本人」=日本国籍を持つ、「日本民族系日本人」+「他民族・外国系日本人」+「前二者の混血」。
◆善き日本の敵=意図して日本人の身体や財産を害する行為をする者(企画者/指揮者/実行者/悪意のある不作為者)/擬似敵=無自覚の利敵行為者・不作為者。
◆善き日本の味方=善き日本の敵と擬似敵を認識でき、戦う意思のある人々。1.まったき味方 2.ほぼ味方 3.やや味方 4.静かな味方。

善き日本の敵 ~意図して日本人の身体や財産を害する行為をする者~

犯罪者たち
その1

 殺す・傷つける・犯す・盗む・だまし取るなどの、道徳や法に反する犯罪をおかす者たちはすべて、「意図して日本人の身体や財産を害する行為をする者」ですから、善き日本にとって明らかな敵です。
(※というよりも地球上のあらゆる人間社会にとって敵。)

●犯罪はなくならないだろうが、減らすことはできる。

 
《すべての動物に共通する、生きていくための、食欲や性欲などの1次的・本能的欲求》や、《現代人の、「豊かに」生きていくための、「カネ」や「権力」などについての2次的な社会的欲求》がなくならないかぎり、地球上から犯罪がなくなってしまうことはまず考えられません。
 
 というより、例えば、《欲求・目的達成のためには手段を選ばないという「中国共産党文化」に赤く染まっている人々》や、《個人の欲求や自由を最優先に尊重したいという「アメリカ文化」に不用意に染まる人々》が増えていけば、犯罪者を減らすことが難しくなるどころか、下手をすれば増えていくでしょう。

 日本は今でも犯罪発生率の低い国、つまり「治安の良い国」のグループに入っています。

 <参照1 拝金19 犯罪は増えている?その9 ~平成の大山5 平成の一時期増えた理由のまとめ~
 <参照2 拝金20 犯罪は増えている? その10~平成の大山:h15から減り続けているのはなぜ?~
 <参照3 
世界で最も危険な国はどこかがわかるランキング
 <参照4 図録 犯罪率の国際比較

 このように《世界には治安が良い国がある》という事実は、当たり前のことながら、《犯罪(者)は減らすことができる》ということを実証しています。

 では、ここからは治安大国:日本の犯罪者たちについて考えていきます。 

●国家の重要な役割:治安維持

 
犯罪者たちのうち特に、暴力団や犯罪的企業のような犯罪組織は、国家として、消滅させるまで断固として戦わなければいけない犯罪者たちです。

 なぜなら、国民の個人個人の戦いでは、けっして犯罪組織には勝てないからです。
 ですから、国家権力の執行機関として、公安委員会や、検察、警察、裁判所などの組織があるのです。


(1) 暴力団
 

 5年ほど前、治安のよい日本でさらに穏やかな田舎:佐賀県の犯罪状況について1年間調べました。調査方法は、《佐賀新聞で報道されたすべての犯罪記事を調べ、記録する》というもの。
 その結果、その1年間に報道された犯罪の犯人や容疑者の多くが、暴力団員かその準構成員によるものということが分かりました。
 おそらく日本中の田舎は同じ状況でしょう。都市部ではどうなのでしょうか?

 つまり、強大な国家権力を行使して暴力団を無くせば日本の犯罪のかなりの割合を減らすことができるということです。それは当然、犯罪の被害者をかなり減らすことができるということなのです。

 それなのに、日本政府はなぜ、れっきとした社会の敵:暴力団を無くさないのでしょうか?

~次回につづく~ 

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