老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

エースが連敗止めた、チェスト!

2009-09-13 19:04:17 | ソフトバンクホークス
 さすがエース、エースが連敗を止めた。(ハムもエースが連敗を止めた・・苦笑)

初回、1死後肩の定まらない内に高須に四球、何を血迷うたか首位打者鉄平が送りバント・・結果的にはこれが奏功して山崎の安打で先行される。
 セギノール二ゴロでチェンジ、この瞬間今日の試合は勝ち、と確信した。

 何故って・・・「スミイチ」は杉内得意のパターン、いつも2回から素晴らしいピッティングをするから・・・

 ところが2回ヒット四球でランナーを出し、オヤ・・?と思っていたら、ここは併殺で切り抜ける。

 「2回まで三振がとれなかったので、ボールが走っていないなあ~と思っていたが、3回から走りだしたので自分の投球ができた・・・・」(お立ち台で杉内)

 その通り、3回からは完璧な投球、最終回鉄平の2塁打、山崎敬遠気味の四球出すまでは一人ノランナーも出さない。最後はセギノールを三ゴロ、オーティズのところへ飛んだので一瞬冷や~としたがしっかり捕ってしっかり投げてアウト。

 1点のビハインド、早く追いつきたい気持ちばかり先走ってラズナーを打てない。今日打順が9番に下がった川崎が、3回セフティーバントを決めたのが初ヒット、しかし、本多三振、川崎も盗塁失敗で無為、今日は本多が攻撃面のブレーキになったようだ。

 5回、意外・・と言えば失礼になるが、意外な形で同点に追いついた。伏兵吉川が1号ホームラン内角高めのボールを一振り、レフトスタンドへ放り込んだ。

 1対1、杉内/ラズナーの息詰まるような投手戦が9回まで続く。

 9回表のピンチを脱したホークスがサヨナラ勝利を期して攻撃は松中から・・

 松中、痛む足を引きずって右前安打(代走 辻)、長谷川バントは出来なかったが粘って四球を選ぶ。田上送って2.3塁、吉川の代打に、このところ切り札的働きの多村、しかし、ここは折り込み済みの敬遠で満塁、打席には川崎が・・・

 ここで好投のラズナーに代わって有銘が登板。


   有銘の初球、スライダーを待っていたように左中間にはじき返す

   さようなら~~~

   歓喜の輪の中、川崎の目が潤んでいるようだ。再三のチャンスに凡退していただけに感極まったのだろう。打順を9番に下げられて回ってきたチャンスに最高の働きをしてくれた。 チェスト

 杉内は15勝でトップタイ、完投126球、 3安打、3四球、失点1。
 奪三振114試合連続2けた奪三振は、左腕、パ史上初めての由。

  余談だが、ベンチでの杉内の表情が印象的だった。吉川ホームランの時の喜びよう、田上の大飛球をとられたときの悔しがりよう、9回サードゴロを捌いたオーティズのプレーにも喜びの拍手を送っていた。
 まるで野球少年のように可愛いい顔をして・・・・

 
 
 いよいよ明後日から正念場、大阪→埼玉→福岡移動日休みなしの過酷な9連戦となる。一応順位上はBクラスのチームとの対戦だが、この期に及べばAもBもない、いずれもバッティング上向きの難敵ぞろい、厳しい戦いになるのは必至、9連戦が終わったときにどんな順位になっているだろうか?

 そのあとが日ハム3連戦、首位決戦となるのかどうか?

 最後に笑うのは我がホークスであってほしい,頑張ろう ホークス!!