老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

球界雑感(1)

2006-10-30 22:04:37 | Weblog
 日本のプロ野球の公式試合が全部終り、後はアジア選手権と日米野球を残すのみとなった。話題は、FAや大学・社会人ドラフト、秋季キャンプ、首脳陣の編成etc...来季を目指して12球団は?・・・というところになる。

 44年ぶりに日本チャンピオンになった日本ハムファイターズはパリーグ終盤戦から勢いに乗って、あれよあれよという間に気が付いたら頂点にいた、と言う感じである。勿論勢いづく前に地力がついていた。特に八木、ダルを中心に若い投手力の充実が結局勢いを呼び込んだと言うべきだろう。

 ホークスは今年もプレーオフに敗れた。1年目、2年目と2位を4.5ゲーム離して1位通過しながら、プレーオフで苦杯を喫した。それでPO制度の改善(1位通過チームに1勝のアドバンテージ)を提案、今季から実施となったが、皮肉にもこの1勝のため、福岡に帰ることも出来ず、敗退する羽目になってしまった。

 ホークスは来季リベンジのため、秋季キャンプの真っ最中、昨年城島、バティスタが抜けてやむを得ず「スモールベースボール」を標榜したが、若手が思ったように伸びず失敗となった。元々王監督はスモールは性に合わない、早速スモールの旗を降ろして再び打力で圧倒するチーム作りを宣言した。1年でころころチーム方針が変わるのはどうかと思うが、間違いを認め、方針変えをするというのだからそれもいいだろう。

 ただ、掛け声だけではチームは変わらない、若手に急に長打力を期待しても無理まこと、それでは今年と変わらない。今年悩んだ3番と6番に長打力のある強打者を揃えること、次第によってはズレータの打順変更があっても構わない。これが、絶対の条件といえる。

 幸い、巨人 小久保のホークス復帰は堅いようだ。怪我が多いことが気がかりだが今のホークスにとっては打って付けの人材だ。これで前述の補強のうち一人は埋まる。後は外国人の助っ人になると思うが、パワフルな外野手を獲得しよう。

 秋山の総合コーチ、新井の打撃コーチには期待出来る。
 これで又、来季が楽しめる。