東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「吉原炎上」

2014年10月05日 09時54分25秒 | 映画の話

映画「吉原炎上(1987年公開)」を観た。

【解説】一晩いくらのこの身体、すっきり抱いて下さいな。江戸から明治の終わりまで、絢爛と花咲いた遊興の場所「吉原」。現代人の興味を惹きつけてやまない、贅をつくした《吉原遊廓》とは、いったい何だったのだろうか。吉原遊廓が最も華やかだった明治末期を舞台に、そこに生きた様々な女たちの姿を華麗な映像美で鮮烈に描き出す。原作:斉藤真一、監督:五社英雄、名取裕子・藤真利子・西川峰子・かたせ梨乃出演。

「女は地獄、男は天国」の吉原遊廓が舞台である。江戸における官許唯一の遊郭として現在の人形町あたりに作られ、1656年に現在の千束に移設された。面積は約2万767坪もあり、一晩で千両(約8000万)以上が動いたらしい。吉原独特の生活・文化・習慣に昔から非常に興味があり、文献やテレビはよく見たものだ。トップクラスの花魁は俳句や和歌の教養に加え、ファッションリーダーとしても君臨したそうだ。とにかく劇中の女優さんたちが惜しげも無くバンバン裸体を披露してくれている。

「吉原の嘘で練り上げられた人形」との台詞があるように女郎たちの哀しい世界が広がるものの、以前訪れたことのある投込寺として知られる「浄閑寺」が台詞で出て来るので、非常に親近感を覚える。ただタイトルに「炎上」とあるので、燃えちゃうんだろうな~と予想しつつ、でも実は炎上するは建物ではなく、女郎たちや男衆だったりして・・・とのうがった予想もしてみたものの、当然のように建物が燃えてしまった。実際、移転後の吉原でも18回も全焼しているそうだ。

それにしても本作品での男女の関係は現在でもたくさん通ずるものがあった。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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