東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

昭和54年7月1日生まれ

2009年12月07日 09時14分12秒 | 音楽の話
先日の新聞に「ウォークマン発売秘話」が掲載されていた。

1979年(昭和54年)7月1日にソニーから発売されたウォークマン。説明するまでも無く「録音機能なし」「スピーカーなし」でステレオサウンドを小型ヘッドホンで聴く画期的な商品だった。しかし当時ソニー社内では否定的な意見が多く、宣伝費は数十万円ほどと乏しく、大学高校へ出向いたり、繁華街の道行く人に視聴したりした結果、発売1ヶ月後に突然売れ始めたとの事。

記事を読みながら当時中学生だった頃を振り返る。私も初代ウォークマンに飛びついた者のひとりだった。電気屋さんには在庫切れ状態が続き、数ヶ月待った記憶がある。そしてようやく手にしたウォークマンは本当に愛おしかったものだ。ちょっとした外出にもウォークマンをぶら下げて出掛けたものだ。

この記事には当時のユーザーたちの話が掲載されていた。

「街の景色がまるで映画の中の風景のように見え、びっくりするくらい綺麗に見えた」
「LPレコードから好きな曲を録音したマイテープを聴きながら歩くと、街は自分好みの風景に変わった」

そうそうわかるわかる・・・確かにそうだった。見慣れた景色の中でまるでプロモーションビデオの登場人物になった気分が味わえたものだ。何度も何度もお気に入りテープを作ったものだ。

そして現在MP3、i-potへと軽量化され、大容量の録音が可能になり、ウォークマンはその使命を終えたが、音楽を手軽に「外出」させた功績は計り知れない。

有限会社やな瀬不動産
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